当サイトはアフィリエイト広告を利用しています。

蓄熱暖房機は失敗?東北大震災で電気代値上げ 家計が大ピンチ

家づくり

0004

我が家は平成22年12月に新築して引っ越しました。そのときのメインの暖房器具は蓄熱暖房機です。冬場は暖かく快適なんですが・・・

東北大震災の影響で一昨年から電気代が上がり、家計は大打撃です。

我が家のオール電化と蓄熱暖房機の現状を紹介します。

スポンサードリンク

我が家は寒冷地 深夜電力で蓄熱暖房機をメイン暖房にしました

我が家がすんでいるところはⅢ地域にあたる小雪が降るやや寒い場所です。電力会社は東北電力管内です。

蓄熱暖房機は夜間電力を使用して中のレンガを温めて朝から輻射熱を放射させるという簡単な仕組みの暖房機器です。

主婦の私がアレルギー体質で直接の温風がでる暖房には抵抗があること、メインのリビングは無垢材を使いたかったので、床暖房なしで暖かい暖房機器にしたかったことなどで、蓄熱暖房機をえらびました。

リビングに7kwを1台、玄関廊下に4kwを1台、2階のサンルームに4kwを1台、合計3台の蓄熱暖房機を設置しました。

蓄熱暖房機は良い所もたくさんあるのですが、深夜電力を使っても冬の電気代は高額でした。

原子力発電所が稼働している時は深夜でも電気が余ります。その余った電気を使用してもらうために日本の電力会社は深夜電力を安くするというシステムを作り、エコキュート、蓄熱暖房機、IH調理器などでガスがいらない生活、オール電化を推し進めてきたのです。

蓄熱暖房機はなかでも大量に電気を使います。引っ越してから初めての冬、平成23年1月の電気代は3万円台となり、びっくりしたのを覚えています。

しかしガスも引いていませんし、後は水道代だけ。冬場だけの数ヶ月の我慢だと思っていました。

でも平成23年3月に東北大震災がおき、日本の電力事情は一変します。原子力発電所は危険だと言うことでどこも稼働をストップしてしまいました。

平成25年の7月から電気代は値上げ 27年1月の電気代は恐ろしいことに

東北震災後、関東圏の方々は計画停電で苦労されたかと思います。私の住んでいる地域もやるかもしれないと新聞発表がありましたか、火力発電所などの電力増産で計画停電は免れました。

我が家はオール電化でしたので、もしかしたらと計画停電に備えていましたが、夏前でしたので給湯器やIH調理器のかわりだけ考えておりましたが。

しかし、その後も電力事情は好転せず、東北電力は平成25年7月からの平均11.41%の値上げを経済産業大臣に申請しました。

さてこの値上げが冬場の蓄熱暖房機の利用でどう変わってくるのか・・・

平成26年冬場の1月の電気代は4万円台でした。

電気の使用量のお知らせを見ると平成24年7月までは最後に太陽光発電促進付加金という項目がついていましたが、それ以降は再エネ発電賦課課金という項目に変わっています。

平成26年4月から消費税が8%に上がりました。

平成27年冬、1月の電気代は5万円台に達してしまいました・・・

2015_02_16_580

翌月は蓄熱暖房機の蓄熱量を下げたりして節約し、4万円台にもどしましたが・・。

我が家は11月半ばから蓄熱暖房機を使い始めます。

12月~3月の4ヶ月間は1月をピークに3~4万円台を推移していたのですが、5万円台は問題です。家のローンを冬場は二重に払っているような感覚に陥ります。

夏のエアコンピークでも16000円くらい、エアコンを使わない春、秋は1万円ほどです。

来期の冬はどうやって節約しようか今から考え込んでしまいます。

スポンサードリンク

これから新築する方には蓄熱暖房機はどうなんでしょうか

平成26年の4月から経産省が特定の機器だけに割引してはいけないというお達しもあり、北海道電力、東北電力は深夜電力の夜間蓄熱式機器割引の新規適用は現在停止しています。

同時に個人宅の太陽光発電電力の新規買い取りも中止になっています。

正直、電気代が高額な蓄熱暖房機は今後はやめて欲しいというのが電力会社の本音でしょう。

寒冷地でオール電化で新築するなら、高断熱、高気密の壁材の住宅、暖房は寒冷地仕様のエアコンをメインにして、電気で稼働する床暖房を組み合わせるのが無難でしょう。

今後はエコキュートでお湯を沸かして使う、パネルヒーター等の暖房も普及してくるかもしれません。

エコキュートで給湯すれば夜間電力の契約ができます。

蓄熱暖房機は構造は簡単なのですが、既に先に開発していた北欧やドイツでは暖房には使用していないようです。蓄熱暖房機は電気代のかかる古いタイプの暖房機器なのです。

まとめ

我が家は東北大震災前に蓄熱暖房機を入れたので、今でも蓄熱暖房機の深夜機器割引が3000円くらい適用されて引かれています。しかし、今後新築される方にはそのサービスはありません。

実家などで蓄熱暖房機を使用されていてどうしても使いたい方もいるかと思います。その場合は工務店に設計段階から蓄熱暖房機を使うために効率の良い間取りを考えてもらうことをおすすめします。

我が家は設計の図面が決まってから蓄熱暖房機を決めたので玄関先に1台設置していたり、熱効率が悪いような感じがしています。

しかし電気代に関しては今後、少し希望があります。それは2016年4月から一般家庭でも電力自由化がスタートするからです。

現在の電力会社に新たにライバルが生まれるので、競争で電気代が下がったり、様々なサービスが追加されるなどが考えられます。

今年の冬はなんとか節電して電気代が下がるのをまとうかなと思います。

蓄熱暖房の記事

蓄熱暖房機・・そのメリットとデメリットはどんなもの?

蓄熱暖房はいつから始める?電気代を節約するにはどうすれば?

スポンサードリンク
このエントリーを Google ブックマーク に追加
[`evernote` not found]
LINEで送る

コメント

タイトルとURLをコピーしました