当サイトはアフィリエイト広告を利用しています。

お彼岸とはいつ、どんな意味があるの?墓参りをするのはなぜ

季節の行事

higann01_580
9月に入り秋の風が吹いて心地よい季節になってきました。

お彼岸には春と秋がありますが、毎年同じ日なのでしょうか。

お彼岸の頃に墓参りをするわけも調べてみました。

スポンサードリンク

お彼岸には春と秋があるけれど、いつなんでしょう

秋のお彼岸

9月20日~9月26日までの7日間

9月23日 秋分の日

お彼岸の中日で今年、2015年はシルバーウィークの最終日9月23日の水曜日になります。

春のお彼岸

3月18日~3月25日までの7日間

3月21日 春分の日

2015年の春分の日、3月21日は土曜日で翌日が日曜日だったので2連休になりました。

春分の日、秋分の日を中日にした、前後7日間を彼岸といいます。

中日の祝日となる、春分の日(3月21日頃)秋分の日(9月23日頃)は、その年によって変動があります。

お彼岸の言葉の意味は何?仏教とのつながりは

一般的にはあまり知られていませんが、彼岸に対する言葉で此岸(しがん)という言葉があります。

仏教では

あの世にあたる生死の境の悟りの世界を彼岸(ひがん)西の方角にある

この世にあたる迷いや煩悩の世界を此岸(しがん)東の方角にある

と区別して考えられています。人は亡くなると阿弥陀様のいる西方浄土へ行くというのが彼岸と此岸の考え方なのです。

お彼岸の中日に当たる春分の日、秋分の日は太陽が真東からのぼり、真西に沈みます。

この世にあたる此岸とあの世にあたる彼岸の結びつきが1番強い日でもあります。

日本ではこの日に先祖供養のためにお墓参りをするのが良いとされてきました。

日本の休日を定める法律、祝日法でも

春分の日=自然をたたえ、生物をいつくしむ日

秋分の日=祖先をうやまい、なくなった人々をしのぶ日

このような趣旨が添えられており特に秋分の日はお墓参りをする方が多いのではないのでしょうか。

スポンサードリンク

お彼岸にお墓参りをするのはなぜ お盆との違いは

実は仏教国の中でもお彼岸にお墓参りをする習慣があるのは日本だけなのです。

南方のスリランカでは生きているうちに自分が修行して仏様に近づくのが主流でお彼岸に、ご先祖様を供養する習慣はあまりないのだそうです。

日本は四季がはっきりしている稲作を中心にした農業国です。

春のお彼岸の時期には田植え、秋のお彼岸の時期には稲刈りがあります。

その田植えと収穫の大事な時期にご先祖様にお祈りして守っていただけるよう、お彼岸に墓参りをする風習ができたと言われています。

同じ日本でお墓参りをする日に8月13日のお盆があります。日本では仏教が伝来する前から夏に先祖供養をする墓参りの習慣がありました。

お盆の時期は墓参りだけでなく、ご先祖様が年に一度自宅に帰ってくると言うことでお迎えの支度や送り出す支度もしています。

お彼岸の墓参りは先祖供養とともに、西方の極楽浄土にお祈りをして彼岸に近づき仏教の修行をするという意味合いがあります。

お彼岸に墓参りをきちんとすると、仏様のご加護があると言われています。

あとがき

higan02_580

今年、2015年の秋分の日はシルバーウィークで4連休、お墓参りに行けた方もいるかと思いますが、実家は遠方でそうそう墓参りには行けない方も多いかと思います。

その場合は彼岸は極楽浄土の西方にあるということを思い出してください。

少し高い場所からご先祖様を思い出しながら夕日に向かって手を合わせてお祈りしましょう。

それだけでも魂が浄化され、仏様の功徳を授かることができますよ。

スポンサードリンク
このエントリーを Google ブックマーク に追加
[`evernote` not found]
LINEで送る

コメント

タイトルとURLをコピーしました