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ジェネリック医薬品はなぜ安い?これからもっと安くなるの?

健康

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具合が悪いときに病院で診察してもらったあと、処方箋をもらって薬局で薬を買う・・というのが主流になっています。

そのときに薬剤師さんから
「この薬は同じ成分のジェネリック薬もありますがどうしますか?」
と聞かれることがあります。

私は安い方がありがたいので、ジェネリック医薬品をお願いしています。

このジェネリック医薬品、日本ではもっとこれから安くなるらしいのです。

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ジェネリック医薬品とはどのような薬なの

ジェネリック医薬品とは先発薬(新薬)の特許が切れた後、同じ有効成分で作られた薬のことをいいます。開発費がかかっていないので、先発薬より安くだせます。

ジェネリック医薬品の「ジェネリック」というカタカナ、これはどういう意味なのか考えたことはあるでしょうか。

これは英語のgenericのカタカナ読みで和訳は「一般的な」という意味です。

欧米では日本よりジェネリック医薬品が普及しています。お医者さんが薬を処方するときにその薬の製品名ではなく、一般的な名前、いわゆるgeneric nameを書くので、後発医薬品をジェネリック医薬品と呼ぶようになりました。

ジェネリック医薬品は新薬とくらべてどれくらい安い?

アレルギー性鼻炎で有名な薬、「アレグラ」という先発薬で紹介しますと

先発薬 アレグラ 71.9円(1錠)

ジェネリック医薬品 フェキソフェナジン 41.4円(1錠)

ジェネリック医薬品はかなりお得感がありますね。

厚生労働省はジェネリック医薬品の値段は先発薬の6割以下の値段にしなければならないと定めています。

これを今後は5割以下にしていく方針が決まっています。先発薬の半額以下にしなければならないというのは利用者側にはうれしいですね。

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ジェネリック医薬品がこれからもっと安くなる?

このように日本政府がジェネリック医薬品を安くして普及させようというのはどのような狙いがあるのでしょうか。

実は少子高齢化で日本の医療費が膨大になってきているため、少しでも医療費を抑制しようとジェネリック医薬品の普及を図っているのです。

2014年の日本の医療費は40兆円を超えています。そのうち医薬品が占める割合は約8兆円、医療費の20%は医薬品が占めています。

海外のジェネリック医薬品の普及率は

フランス 約70%

ドイツ 約82%

アメリカ 約90%

日本 46.9%

アメリカは日本のように医療費が3割負担の健康保険のシステムがなく、自由診療なので患者側はなるべく安いジェネリック医薬品を利用しようということになり、普及が進んでいるというようなお国柄の実態もありますが。

日本政府はジェネリックの普及率を2020年までに80%くらいにしようと目標にしています。そうなると約1.3兆円は医療費を軽減できるからです。

あとがき

ジェネリック医薬品も薬の基本的な成分は先発薬と一緒でも、多少の違いもあるみたいです。

種類も値段も様々で選ぶ方はどうすれば良いのか困ることもありそうですね。

薬が病気にきちんと効いてくれることが一番大事ですが、持病のような長くつきあう病気ですと、当然、薬の値段は気になります。

病気になったときに余計な金銭的な負担が増えないよう、上手にジェネリック医薬品を選んで利用できればと思います。

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