しょうがは最近、健康食品としてブームですが、「酢しょうが」という食べ物は知っていますか?その名の通り、酢としょうが、蜂蜜をあわせてつけ込んだ食べ物です。
酢しょうがによく似たものに、お寿司やさんに置いてあるガリがありますが、そんなに大量に食べるものではないですよね。
この酢しょうが、なんとなく冷え性やダイエットに効くのではとか思っていたのですが意外な効能があるみたいです。
酢しょうがの効果や作り方、健康に良いおいしいレシピなど調べてみました。
酢しょうがは体に良いというけど どんな効果があるの
酢しょうがは「血管の若返り」に一番効き目があるそうです。
酢しょうがの「酢」の効果は
・お酢のクエン酸やアミノ酸が血液がドロドロになることを防いで血流をよくしてくれます。
・お酢には血液中の中性脂肪を抑える働きがあり、老廃物を除去し血液をサラサラにする効果があります。
酢しょうがの「しょうが」の効果は
・しょうがの辛み成分が抹消の血管を開いて血流をよくする働きがあります。
・生のしょうがのジンゲオールには免疫力を高めたり、コレステロールを下げる効果があります。温めたしょうがのショウガオールは基礎代謝を上げて体を温めます。
この「酢」と「しょうが」のダブル効果で血流を良くして、冷え性改善にも繋がり、肥満の予防や血管の若返りに効果があると言われています。
しょうがの保温作用と酢の血管や血液の状態を良くする作用で健康効果が倍増するのです。
酢しょうがで血管が若返り、血液の状態が良くなることで、冷え性改善や基礎代謝もあがり、ダイエットにもつながるという事なんです。
酢しょうがの作り方は? 一日の摂取量はどれくらい
酢しょうがの材料です。
しょうが・・・100g
黒酢・・・100cc
蜂蜜・・・20g
1.しょうが100gはみじん切りにしてビンに入れる
2.黒酢を100ccビンに入れる
3.蜂蜜20gを入れてよく混ぜる。24時間冷蔵庫に漬けておいてできあがり
けっこう簡単でしょう?私は蜂蜜を計るのがめんどうなので、大さじ1杯は15gということで、ちょい足しして混ぜています。
酢はお好みでリンゴ酢や米酢でも良いのですが、黒酢の方がミネラルやビタミンが豊富で代謝を上げる効果が期待できるようです。
食べ方は、1日、30gの酢しょうがを食事に混ぜて食べるだけです。
目安としては、1日大さじ1杯山盛りで30gになります。これを毎日食べるだけで若返り効果が期待できます。
酢しょうがを効果的に食べるには おいしいレシピはある?
私の1日で酢しょうがの食べ方を紹介しましょう。
まず、朝はパンにコーヒー、ヨーグルトにフルーツという感じなのですが、プレーンヨーグルトには必ず、酢しょうがを小さじ1杯加えていただきます。
お昼がうどんやおそばでしたら、途中で酢しょうがを加えて味の変化を楽しみます。温かく汁気のある食べ物に酢しょうがを加えると、ショウガオールが発生して体がお腹からほかほかしてくる感じがします。
夕ご飯でしたら、サラダに醤油と酢しょうがをかけて、ドレッシング代わりにいただいたり、炒め物や煮物に入れて楽しんだりできます。
大さじ山盛り1杯をいっぺんに食べるのではなく、2回、3回に分けて毎日忘れずに食べた方が健康効果が期待できると思います。
このほか、野菜炒めに一緒に入れて炒めたり、ポタージュスープにちょい足ししたり、酢しょうがで炊き込みご飯の味付けに使ったり、かなり万能な調味料になります。
もちろん、温かいご飯にのせてもよいですし、豚の生姜焼きにちょい足しするとしょうが風味が倍増しておいしくなりますよ。
10日間くらい酢しょうがを続けると、血圧が下がる、血管年齢が若返る、血糖値も下がるなど、うれしい健康効果がでてくるようです。
1ヶ月続ければ、血液をドロドロにする中性脂肪を下げることも期待できるので、より健康になれるのではないでしょうか。
酢しょうがを毎日おいしく食べて代謝をアップ、いきいきと元気が出てくれば、冷え性やダイエット効果も期待できると思います。
あとがき
酢しょうがはおいしいと私は思いますが、酸っぱいのが苦手という方もいますね。その場合は炒めものに一緒に入れるなど、熱を加えて酸味を飛ばして食べてはいかがでしょうか。
あと酢は空腹時に直接、胃に入れるとお腹を荒らします。食事と一緒に混ぜながら食べるのがコツです。
酢しょうががお好みの味でも食べ過ぎはやはり胃腸を刺激してお腹を壊しますので要注意です。
毎日、大さじ1杯、30gの酢しょうがを楽しみながら続けてみましょう。
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