今年は梅の塩漬けと赤しそを同時につけるというやり方で簡単な梅干し作りに挑戦してみました。
梅の状態が悪かったのか少しカビが生えたりもしましたが、なんとか天日干しができるまで漕ぎ着けました。
最後の仕上げ、梅干しの天日干しの様子を紹介します。
梅を塩漬けにしてから3週間 天日干しのメリットは
梅を塩漬けにしてから3週間、もう少し赤く染まった方が良いかなとも思いますが、既に2回カビが出ているので、今日から梅の天日干しの作業に入ります。
梅雨明けで天気予報は3日間くらいは雨もなさそうです。
どうして梅干しは天日干しをするのでしょうか。
・梅干しの表面に残っている雑菌を夏の日差しの紫外線で消毒する。
・天日干しで水分が減少し、梅干しの塩分濃度もあがり、賞味期限が長くなる。
・天日で干すことで風味がよくなり、おいしくなる。実際にクエン酸、ビタミン類、食物繊維、カリウムなどが増加する。
実は梅を塩漬けにしただけでも梅漬けとして食べられるのですが、干すことでこれだけの効能が増えるなら絶対天日干しで梅干しにした方がお得です。
7月18日
ベランダで新聞紙の上にざるを置き、トングなどで一粒一粒並べます。ここで雑菌がついては台無しなので、箸やトングで梅をつまみましょう。
赤しそも梅酢を絞ってざるに並べて天日干しします。
赤いもの、まだ黄色いものと少しムラがありますが、いい感じで梅が染まっています。
梅の天日干し 天気の良い日は梅酢も日光消毒
7月19日
今日は朝から快晴で日差しが強いです。こんな日は梅酢も一緒に日光消毒します。樽にラップを貼って必要以上に水分が蒸発しないようにしましょう。2~3時間で十分です。
2日目は気温も30度以上ぐんぐん上がったので大分乾いたようです。
私の梅干しは梅酢に戻してしっとりと仕上げます
7月20日
3日間、天気も良く梅も赤しそもカラカラに乾きました。
この白い粒は塩の結晶です。このままだとずいぶん長持ちする梅干しの完成なのですが、私はしっとりした梅干しが好きなので、梅酢にもどして、しばらく置くことにしました。
7月27日
天日干しの梅干しを梅酢に浸して一週間経ちました。
焼酎で消毒した瓶詰めして完成としようと思います。
1.4kgの梅だったので、山菜ビン3本くらいになりました。梅酢も入れておきます。
まだ塩がとがって酸っぱい梅干しです。このまま半年ほど寝かせるとまろやかでおいしい梅干しになりますよ。
まとめ
天日干しの途中で天気が悪かったら、屋内で休ませましょう。大体3日間くらい干して、梅が縮んで塩が浮いた感じになれば大丈夫です。
梅を干している間は家の中に爽やかな梅の香りが広がって気分が良くなります。
手作りの梅干しは家族の健康を保てる宝物です。おにぎり、お弁当、お料理やおつまみにどんどん活用して楽しんでください。
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