クリスマスやお正月、はたまたお子さんの誕生日のごちそうに思いつく料理にローストビーフがありますね。
ただ、牛のお肉をレア気味に仕上げる火加減が難しそうで、自分で作るのは敬遠してました。薄く切ってパッケージに入っている高価なローストビーフを時々買って食べていたのですが。
オーブンを低温にしてじっくり調理すると私でも失敗なくローストビーフが作ることができました。安価な肉でもおいしいので沢山食べることができ、家族に好評でしたよ。
ローストビーフの肉選び 安いかたまり肉でもおいしく
大型スーパーでアメリカ牛のかたまり肉が売っていました。肩ロースで100g、199円、452gもあります。お値段も消費税込みで899円、リーズナブルです。
ステーキとかだと固そうですが、今回はこれでローストビーフを作ってみようと思います。用意する材料は、牛かたまり肉、塩、サラダ油です。肉とオーブンさえあればいつでも作れます。
道具はオーブン、焼き網とアルミホイルが必要です。
従来のローストビーフを作るやり方だと、かたまり肉を室温に戻し、塩やコショウで味付けした後、表面をフライパンで焼いて保温する・・。
しかし、せっかくのお肉、どのくらい焼けば良いのか、保温の方法はどうすれば良いのか・・。さっぱりわかりませんでした。
火を通しすぎて固くなった牛肉では誰も食べてもらえないかも・・。
しかし、こんな私の不安を解消してくれるローストビーフの作り方があったんです。
ローストビーフは低温でオーブンで焼くと失敗しない
まずは低温料理でもお肉は室温にもどしておきます。オーブンの温度を120度に設定します。
うちのオーブンの最低温度は110度でしたのでかなり早めに暖まります。
オーブンの天板の上に小型の網を載せてその上に牛肉を載せます。網で天板とお肉の間に隙間ができ、ほどよく熱が通ります。この網は100均ショップで購入しましたが、ちゃんと高熱に対応している焼き網を用意しましょう。
そこでサラダ油を肉にたっぷり刷毛で塗りましょう。表も裏も油がしたたるくらい塗っておきます。この油が肉からおいしい肉汁が余分に出ないように守ってくれます。
お肉は452g、まずはこのまま120度で30分焼きます。
ほどよくレアに焼けてますね。ここでお肉をひっくり返してさらに25分焼きましょう。
両面焼き上がったら、表面に塩を小さじ1/2程まぶします。スパイシーなのが好みの方はコショーやハーブソルトなどを利用しても良いでしょう。
ここで肉の量と低温(120度)でオーブンで焼く時間を紹介しておきます。
200g・・20分焼いてひっくり返して更に15分
400g・・30分焼いてひっくり返して更に25分
600g・・40分焼いてひっくり返して更に35分
1kg・・60分焼いてひっくり返して更に55分
ローストビーフの作り方 保温が終わったらできあがり
肉が焼ける時間を見計らってフライパンにサラダ油をしいて、中火で温めておきます。
肉の表面にこれから焼き目をつけるのですが、そのあとすぐにアルミホイルで包んで保存するので、肉の大きさに合わせた皿にアルミホイルを広げておきます。
お肉の表面をトングなどを使ってフライパンで返しながら焼き付けます。時間的には全体で1分もあれば充分です。
焼き付けた肉をアルミホイルで包んで10分から15分保温します。
さて、ここで、できあがりです。どうしても温かいうちに食べたい場合は仕方がないですが、ここですぐスライスするとかなり肉汁がでてしましまいます。常温でかまわないので、1時間くらいは冷ましておいた方がおいしいです。
冷めたところでスライスしてみました。ピンク色のローストビーフ、安いお肉でしたがジューシーでおいしかったです。
まとめ
ローストビーフは最初に高温で肉を焼き付けて、保温や蒸し焼きにするやり方よりも、低温でじっくりオーブン調理してから、フライパンで焼き付けて保温する方が失敗が少ないです。
以前、従来のやり方でローストビーフを作ったときは中まで火が通り過ぎてかなり固い肉の塊ができてしまいました。高めのお肉を買ったのに悔しかったです。
低温調理で上手に牛肉のレアな状態を調理できれば、安いお肉もごちそうに変わりますよ。
コメント
はじめまして
突然ですが今週末はプレミアムフライデーですね。そこで半ドンの意味を検索していたら、ぽちさんのサイトに着きました。
男性なのに女性っぽい内容が多いなぁーなんて勝手に思い込んでましたが、プロフィールをみて女性だと分かり、大変恐縮です。
いろいろと気になる話題を分かりやすく書いてくださっているので楽しく拝見させていただきました。
ありがとうございました