暑くなってスイカがおいしい季節になりました。おいしく食べた後はスイカの皮がたくさん残るなぁ・・と思っていたのですが、ふとスイカの皮で水キムチを作ることを思いつきました。
やってみたら意外と簡単、おいしい水キムチができあがりました。
スイカの皮で水キムチ 材料と基本の漬け床は
キムチと言うと、唐辛子たっぷりの白菜や大根のカクテキなどを想像しますが、水キムチは野菜や果物をお米のとぎ汁とリンゴの甘みで発酵させた、全く辛くないキムチです。
焼き肉屋さんではきゅうりににんじんと大根の千切りをはさんだオイキムチが水キムチで有名ですね。
スイカの皮で、ニンニクを使わないあっさりした水キムチを作ってみました。
材料は
・スイカの皮 350g(皮をむいて300gくらいの量)
・リンゴ 1/2個
・ショウガ ひとかけ
今回はシンプルにスイカの皮だけを使いましたが、量が足りなければ、キュウリや大根など、あっさりした野菜を足しても良いです。
基本の漬け床の材料
水・・・2カップ(400cc)
塩・・・小さじ2
上新粉・・・小さじ1
酢・・・大さじ2(漬け汁が冷めた後入れる)
本来は米のとぎ汁を使っても良いのですが、うちでは無洗米なのでいつも上新粉で作ります。水、塩、上新粉をお鍋で混ぜながら一煮立ちさせて、ガラスかホーローの容器に入れて冷ましておきます。
漬け汁が冷めたら、リンゴを皮ごと刻んだもの、ショウガのみじん切り、酢大さじ2を加えます。今回はメインがスイカの皮なので、酢はワインビネガーを使ってみました。
野菜の時はニンニクを少々いれますが、今回はフルーティな感じを楽しみたいので入れません。これで基本の漬け床のできあがりです。
スイカの皮で水キムチ すぐできるピクルス風の漬け物
スイカは果肉の赤い部分はスプーンで軽くそぎ落とします。緑の外側の皮はむいて短冊切りに。
塩をひとつまみ(小さじ1/2くらい)入れて手で揉み込んで20分くらいおきます。塩でスイカの皮を手でもむことで表面に傷がつき、味をしみこみやすくします。
スイカの皮から出てきた余計な水分は捨ててから、水で洗い流してペーパータオルで水分を拭き取ります。
先ほど作った漬け床にスイカの皮をあわせます。
フタをして夏の暑い時期は常温で3時間!で発酵してきます。これで、できあがりです。簡単ですぐできますね。
ちなみに、春と秋は2日、冬は3日間ほど常温において発酵させましょう。
ちょっとつまみ食いしたら、リンゴとワインビネガーの酸味がさわやかなピクルス風の漬け物ができあがりました。
スイカの皮の水キムチの良い所 安くておいしいローフード
今回はできあがったら、すぐにタッパーに移して冷蔵庫に入れました。発酵をとめておくのと、夏はやはり冷たい水キムチがおいしいです。
ニンニクを使っていないので、キュウリを少し足して、主人のお弁当サラダにもスイカの水キムチを入れてあげました。
水キムチは完成したら冷蔵庫にれて2週間くらいで食べてしまうようにしましょう。
主人はお弁当の最初に野菜サラダや漬け物を食べるようにしています。食事の始めに酵素たっぷりの生野菜やフルーツを食べるのはダイエットや健康のために理にかなったやり方です。
私はなるべくローフード、生の野菜やフルーツを多めにとる食生活を心がけているのですが、水キムチは発酵させているので植物性乳酸菌がたっぷり含まれています。
特に夏は水キムチは短時間で手軽につくれるのでたくさんつくって、毎日食べていただきたい、おすすめできる健康食品だと思います。
スイカの皮の水キムチは、つくってみたら、歯ざわりもサクサクとしてさわやかでおいしかったです。いままで皮をすてていたのがもったいなかったなぁと感じました。
まとめ
夏の水キムチは漬け床ができていれば、3時間で発酵させて完成です。スイカの皮やキュウリなどを使って、毎日たくさん水キムチを食べて、暑い夏を乗り切りましょう。
大根の水キムチの作り方はこちらから
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