チャーハンはお店で食べるもの・・私はずーっとそう思っていました。残りご飯で自分で作るとどうもベチャベチャでおいしくない、油まみれの混ぜご飯ができてしまうんです。
きっと中華鍋でガス火の大火力がないとできないんだ・・と諦めていたんですが、弱火でおいしくチャーハンがパラパラにできる!というので試しに作ってみました。
チャーハンの低温調理 鮭とレタスのチャーハンに挑戦!
さて今回は冷蔵庫におにぎり用の鮭フレークがあったので、鮭とレタスのチャーハンに挑戦してみます。
材料 1人前
炊いたご飯・・・100g
サラダ油・・・小さじ4杯
卵・・・1個
長ネギ・・・10cmくらい
レタス・・・20g
鮭フレーク・・・30g 大さじ2杯くらい
塩・・・小さじ1/2杯
コショウ、ごま油 少々
レタスは2cm角くらいに刻んでおく、卵も溶いておきましょう。
ネギは私は大きめのみじん切りにしたのですが、ちょっと失敗したなと思いました。低温調理なのでネギの火の通りが悪いので、もっと細かく刻んだ方が早くおいしくできると思います。
サラダ油、ごま油、塩、などの調味料も計っておいて、小皿に用意すると楽ちんです。
チャーハンを弱火で調理するにはご飯に秘密があった!
チャーハンを弱火でもパラパラに仕上げるには・・・ご飯に秘密があったんです。
それはご飯の粘り気をとって、油でコーティングしておくことが大事なんです。
まず、保温ジャーから温かいご飯をよそって、100gを計ります。冷凍ご飯などを使う場合も、レンジ解凍して温めておきます。
ボウルに浅いざるを用意して、温かいご飯を入れて、大さじ3杯の水をかけて、菜箸などでご飯の粘り気をほぐし、サラサラにしておきます。
ご飯がほぐれたら、その上からサラダ油を小さじ2杯入れて菜箸でさっと混ぜ合わせ、ほぐれたご飯に油をコーティングしてまとわせます。
このざるでご飯の処理をする時間は60秒くらいで手早くやりましょう。この一手間で、チャーハンがぐーっとおいしくなりますよ。
チャーハンは弱火でもパラパラになるから焦らずに
・火にかけていないフライパンにサラダ油を小さじ2杯入れてから溶き卵を入れる。そのあと、弱火で点火して(うちの場合はパナソニックのIHなので弱火の「2」で、ずーっと調理しました。)焦げないようにへらでかき回しながら2分ほど加熱する。
・卵が半熟状態になったら、ほぐしたご飯を入れて、へらで混ぜ合わせる。
・ひたすら弱火のままで、ご飯と卵をゴムべらで切りつけるように混ぜていく。
・ご飯と卵が混ざったら、フライパンが一番熱くなる真ん中をあけて、ネギを入れてネギだけよく加熱する。
ネギは写真より、もっと細かく切るか、量を減らした方が良いかも。弱火なんでなかなか火が通らず焦りました。ここで焦って強火にすると、ご飯と卵が焦げてしまいます。
・ネギにある程度火が通ったら、ご飯と全体にさっくり混ぜ合わす。
・再び、フライパンの中心をあけて、鮭フレークとレタス、塩小さじ1/2を投入。こちらはすぐに食べられるので、あたたまったらすぐにご飯と混ぜ合わせる。
・ほぼ,混ざったら、真ん中に穴を開けて、ごま油を2,3適垂らして、強火にする。(IHなんで「5」にしました。)コショーを振って全体で混ぜ合わせる。強火にしてから混ぜるまでは30秒くらいにすること!
これでパラパラの弱火で作ったチャーハンができあがりました。娘に試食してもらったら、
「おいしい!もっとないの?」
とおかわりを要求してきました。(^^;)
まとめ
とりあえず、試しに一人前を作ってみたのですが、うまくいったようです。ご飯に水をかけるのでベチャベチャしないか心配でしたが、油がコーティングされているので時間をかければ、パラパラしていきました。
鮭フレークの代わりに、チャーシューやハムでも大丈夫だと思います。塩の量は鮭フレークの塩分をみて調整してください。
ネギが大きく切りすぎたなと言うところは失敗でした。焦ってちょっと火を強めにしたので、お焦げができてしまいました。
家族のお昼に大量に作るにはむかない方法かもしれませんが、弱火でそんなに急いで調理する必要もないので、フライパンが2つあれば、2人前ずついっぺんに準備して、交互でへらを使って4人分できそうです。
お子さんと二人で並んで調理しても楽しそうですね。
コメント
弱火でチャーハン、間違いなし!
以前は強火でいろいろ工夫してもかなり手早くしないと失敗ばかりでした
具材を別にしないと水分が出る問題もありましたし
日本の粘りのあるごはんは熱が通るとネチャネチャする
弱火で作ると具材そのままでもパラパラで美味しく作れました
スエスカヤさん、コメントありがとうございます。承認遅れてすみませんでした。下ごしらえは必要ですが、低温でチャーハンを炒めると失敗なしでおいしくできますね。