うちの主人はおからの煮物が大好きなので、スーパーのお惣菜コーナーで買い置きして、お弁当などに詰めていました。
でも、本当はスーパーのしっとりして具がたくさん入ったおからより、手作りでよく炒ってあるおからが好きなんだそうです。
野菜の五目おからを手作りしてみました。
野菜の五目おからを手作り 材料をそろえて
今回作ってみたおからの材料です。
おから・・・300g スーパーに密封パックのおからが売っていました。
にんじん・・・100g 中1本
ゴボウ・・・100g
ネギ・・・1本
ひじき・・・100g
これで五目おからになりますね。ひじきは今回は缶詰を使いましたが、乾燥ひじきの場合は15g程度を水で20分ほど戻すと100gになります。
乾燥ひじきは水で戻すと約7倍になるようです。
このほかに調味料として、サラダ油、砂糖、醤油、塩を使いました。
ゴボウ、にんじは1cm角の粗みじん切りにします。ネギも同様に大きめに刻みます。
おからは最初に甘みをふくませまて煮込みます
お鍋はテフロン加工の炒め煮できる鍋を用意しました。フライパンや炒め鍋だと炒めているうちにおからが飛びちりやすいので、内側にテフロン加工が施してある普通のお鍋が良いと思います。
鍋にサラダ油大さじ3杯入れて、ゴボウとにんじんを中火でさっと炒めます。
おからとひじきを加えて、ほぐすように炒め合わせます。
全体が合わさって油となじんだら、水カップ2杯と1/2杯加えます。このまま中火で煮立たせて、砂糖大さじ3杯加えて、混ぜながら甘みを含ませます。やや弱火にして時々混ぜ返しながら7分ほど煮込みます。
まだまだ水分が多くて、へらで混ぜていても重くてもったりした感じです。
おいしいおからのために、ひたすら炒っていきます
水と砂糖で煮込んだ後に、醤油大さじ1,塩小さじ1を加えて、後は弱めの中火で、煮込んでいきます。
我が家はガス火ではなく、IHなのですがパナソニックの数値で「3」くらいでこれから45分くらい、おいしいおからにするためにひたすら炒りつけていきましょう。
ずーっとへらを動かす必要はなく、時々焦げないようにへらで鍋底から返していく感じです。5分ごとにタイマー設定したり、他の料理を作りながらの作業が楽ちんです。
かなり水分が抜けて、ふんわりしてきました。これくらいでネギを入れて、同様に10分ほど炒りつけます。
うちのおからは、あっさり仕立てなので、おだしは使いませんが、お好みで椎茸の戻し汁や鰹だしを水と置き換えてもよいでしょう。
おからが軽くなってきてネギにもほどよく火が通りました。今日はこれくらいでできあがりとしましょう。
ご飯にのせても、お弁当のおかずにも最適です。冷めてからも味がしみていて甘みが出てきておいしいです。
まとめ
実はうちの主人はもっとパサパサしたおからが好みなんです。主人の実家、お義母さんは大きな鉄鍋で丁寧に炒りつけてたくさんおからを作っていたそうな。
翌日、残っていたおからをもう30分ほど炒りつけたら、砂場の砂のようにできあがりました。「あ、これがうちの母さんの味だ!おいしい!」と喜んでくれました。
うちの子供もスーパーの惣菜おからはほとんど食べないのですが、私の作ったおからは喜んでパクパク食べてくれるんです。
長時間炒りつけるので一手間かかりますが、手作りおからは家族に好評でした。皆さんも試しに作って見てはいかがでしょうか。
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