娘の2分の1成人式に行ってきました。小学校の学校行事で、成人式のちょうど半分、10才を祝うイベントです。
うちの学校の2分の1成人式はPTAも協力して、第一部は小学校の「総合」の授業、第二部はPTAの4年生の学年行事として二部構成で運営されていました。
2分の1成人式、後半の手紙の交換の様子など紹介します。
2分の1成人式 うちの小学校は第2部がPTA行事でした
子供たちの参観日の総合の授業「2分の1成人式」の発表が終わりました。そのまま、トイレ休憩が10分ほどあり、いよいよPTA行事の2分の1成人式です。
第二部
１．初めの言葉（PTA学級委員長より）
２．スライドショー「こんなに成長しました」
３．手紙の交換
子供から保護者へ
保護者から子供へ
４．記念品贈呈
５．終わりの言葉
最初にこのクラスのPTA学級委員長のお父さんから挨拶がありました。
「これからPTA行事の2分の1成人式を始めます。保護者の方々とお子さんで10才の成長を祝い、楽しい会にしたいと思います。みんなの将来の夢を聞いたら、公務員と答える子は一人もいなくて、少し驚きましたが、頼もしかったです。」
確かに「公務員」と答えていたお子さんはいなかったです。確かテレビで最近の小学生の将来なりたい職業の第1位が公務員となっていて、夢がないなぁと話題になっていたのを思い出しました。
2分の1成人式 幼い頃と今の姿の写真がスライドショーで
最近は教室の黒板の横に大型液晶テレビが置いてあります。昔はスライドショーというと、教室を暗くして、ビデオプロジェクターで映画のように白いスクリーンで上映していましたが、時代は変わりましたね。
液晶テレビに子供の1才くらいの写真が映し出されました。けっこう幼い頃の顔と今と変わらない子もいて、
「あ、これ○○君だ！かわいい」とあちこちで声があがります。
小さい頃が数秒、画面に流された後、名前入りで現在の成長した子供たちの写真が登場します。
みんな大きくなって・・どよめきの声がひろがります。
私が少し失敗したなと思ったのは、娘の写真は赤ちゃんの頃も今の写真も縦で用意してしまったところです。
液晶テレビは横型だから、横の写真のほうが大きく見えますね。でもスライドショーなので、音楽入りでアップにしたり写真をアレンジして制作してあったので、それほど気になりませんでしたが。
2分の1成人式 手紙の交換は涙があふれます
そして、2分の1成人式のメインイベント、手紙の交換です。
まずはお子さんが一人一人、保護者の方に手紙を読み上げます。
「小さいときは体が弱かったけど、お母さんのごはんのおかげでこんなに大きくなりました。」
「お父さんは毎日お仕事で遅いけど休みの日はいっぱい遊んでくれてうれしい。」
「私はこの家に生まれてよかったです。」
保護者の皆さんはもう目に涙がうるうるしています。
うちの娘の手紙は
「お母さん、死にそうになりながら、私を産んでくれてありがとう・・」
と始まったので、思わず子供たちから笑い声がおこりました。
（いや、死にそうでなくて、帝王切開だったので、少しタイヘンだっただけなんですが）
子供たち全員の手紙朗読が終わると司会のお父さんが声をかけました。
「保護者の方々、ご自分のお子さんのところに行って、手紙を読んであげてください。」
お母さん、お父さんが一斉に子供の前で手紙を読み始めました。しばらくすると、ハンカチで顔を押さえている親子が続出です。
教室は暖かい涙、涙で、幸せな空気が流れていました。
最後に、担任の先生から、2分の1成人式の記念品が渡されました。私たちの小学校は名前入りの鉛筆でした。
うちの担任は若い女性の先生なのですが
「私は自分にはまだ子供はいませんが、初めて4年生の2分の1成人式を担当させてもらい、子供たちのおうちの人たちへの思い、保護者の方々のお子さんへの思いを聞いて感動しました。この体験を通してもっと子供たちことが理解できたような気がします。」
と、うっすら涙をうかべていたのが印象的でした。
まとめ
2分の1成人式という行事は批判的な意見も世の中にはあるようです。
私はうちの娘の場合はいろいろ他のお子さんのことも知ることができ、楽しかったですし、子供たちのがんばっている姿も見られて感動しました。
皆さんも、お子さんの2分の1成人式という行事がありましたら、積極的に参加した方が、親子の絆が深まりますので、お仕事を調整してでも出席した方が良いと思います。
私の書いた手紙は便せん3枚にもなってしまい、長すぎたな～とか反省してるんですけどね。
2分の1成人式の第一部はこちらから
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