私は自営で自宅を事務所にして、フリーランスで仕事をしています。とはいえ、がんばってはいるのですが、主人の扶養の範囲内で利益が納まっています。
1月の末くらいから取引先から支払い調書が届き始めました。私の確定申告のやり方の最初の感じを紹介します。
フリーランスの確定申告 仕事の内容をファイリング
私の仕事は広告関係の仕事で、できあがったものをインターネット経由でデータ納品しています。
何かを仕入れて販売するとか、飲食業とかではないので、仕事が入った分だけ確定申告して納税している感じです。
主人と結婚し、出産の前後にしばらく仕事は休みました。そのころから主人の扶養に入り、健康保険は主人の会社、国民年金は第3号となりました。
仕事をすると、B5のレポート用紙に鉛筆で内容を書いておきます。このレポート用紙は上にパンチ穴が開いています。打ち合わせや取材したときはその時間なども書きます。車を使った場合は走行距離、高速代金、なども書いておきます。
個人事業者は毎年、1月1日が仕事始まり、12月31日が仕事納めです。1月に入ると確定申告の準備のために、仕事内容のレポート用紙を取引先別にファイリングすることから始まります。
日々の仕分けの計算でわからないことがあると、このファイルで確認します。
私の確定申告は青色申告で複式簿記 元入金を計算しよう
私が会社勤めからフリーランスになってもう20年近くになりますか。(年がバレバレですね。)
最初は仕事がなくてヒマだったので、簿記の専門学校に通って3級を目指しました。
税務署に事業を始める申請書を出しに行ったら、
「簿記を習っているなら、複式簿記で有利な青色申告にしてください。」
とすすめられて今でも青色申告書を作って確定申告をしています。
まずは去年の青色申告書を参考にして、新規の期首(1月1日)の元入金を計算します。
計算式は
元入金+青色申告特別控除前の所得金額+事業主借-事業主貸=
同じ計算になるのですが
元入金+事業主借+当期の利益-事業主貸=
去年の青色申告書の4pに貸借対照表があり、事業主貸は資産、元入金と事業主借は負債・資本の部に金額が載っています。
当期の利益は1pの損益計算書の最後にあります。
青色申告書はプリントアウトして提出、控えも提出した日付のはんこを押してもらっています。
去年の青色申告書から 期首試算表を作ります
そして新しい年度の期首試算表をエクセルで作ります。複式簿記ですので、真ん中に勘定科目、左が借方の金額(現金、普通預金、売掛金、備品など)右が貸方(未払い金、元入金など)の金額です。
売掛金を取引先ごとに去年のデータから出しておき、それぞれの金額は青色申告書から入力します。
こうしておくと、あとからパソコンソフトにデータ入力するとき楽ちんなのです。
元入金が正しければ、左右の合計の数字があうはずです。
ここまで来たら、あとはこの期首試算表の金額をパソコンソフトに入力して準備終了です。
あとがき
私が確定申告に使っているソフトは「やよいの青色申告」です。去年、DVD版の弥生の青色申告15を買いました。
なんやかんやで登録したら、16に無償でバージョンアップでき、確定申告書Bまで今年も作成できそうです。
実はこのソフト、複式簿記を知らない人でも、領収書やレシートを整理して、現金出納帳をメインに入力すれば、青色申告書の損益計算書や貸借対照表ができてしまう優れものらしいのです。
私は複式簿記しかよくわからないので、これのコクヨ版複式簿記の書類で日々の仕分けをしているんですけどね。
またこのソフトの使い具合も記事に書きたいと思います。
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