健康診断の胃がん検診・・白いどろっとしたバリウムを飲んでグルグル回転させられて、レントゲンを撮るわけですが。
終わった後に下剤を飲んでトイレでバリウムを出すのはご存じですよね。実はその後にすごく困ったことがおきませんでしたか?
次の日くらいの白い○んちが便器の底にこびりついて流れないんですよ!
バリウムがトイレで流れない理由は何なんでしょうか
最近はバリウムの白い固まりがトイレで流れないのはなぜなんでしょうか。
実はあのバリウム、金属が原料なんです。
空っぽにした胃の中にバリウムをいれると、その金属に反応して、何か異物があるとレントゲン撮影をしたときによく写ります。
バリウムの排泄物は、金属が含まれているので重いんです。その上すぐ固まってしまいます。陶器の便器の底にくっついてしまうのです。
昔の和式の水洗トイレでしたらそんなに流れないことはなかったと思うのですが。
最近の家庭用のトイレは節水のためにエコ仕様になっていて流す水の量がかなり少なめです。それもあって、いつまでも白い固まりが水底に見える。
水を流す度に白く濁ってしまう。これから来客がある・・なんて時はすごく困りますよね。
バリウムを流すためにトイレで何をすれば良いの?
それでは家庭のトイレのバリウムを流すためにどうすれば良かったのでしょうか。
・トイレで排泄物を出す前にトイレットペーパーを敷いておく。バリウムが便器の底につく前に流してしまう。出たと同時くらいに水を流す。
これはけっこうタイミングが難しいかもしれません。下痢気味でお腹が痛いとパニックになることもあるし。
トイレットペーパーもあまり大量におくと、今度は詰まってしまう原因になります。
今度はもう、しっかりと便器の底にバリウムがついてしまった場合は。
・使い捨ての手袋をはめて割り箸でを使って、便器の底から白い固まりを浮かせる。崩せるようなら割り箸でつつく。
・お風呂の残り湯か、40度くらいの温水をバケツに用意して、一気に流す。1回で流れなかったら3~5回繰り返してみる。
これで、なんとかガンコな固まりともお別れできると思います。
そもそもバリウムを飲んでからどうすれば良かったのか
バリウムは揺さぶっていないとどんどん固まってしまいます。検査が終了したら、すぐに下剤を飲み、水を多めに飲みましょう。水を飲むことでバリウムを薄めることもできます。少なくとも500CC は水を飲んで欲しいです。
下剤が早めに効くタイプの方でしたら、検査した場所から動かず、トイレにすぐ入れるようにしておきます。
私は早くバリウムを出したいので、下剤を2倍量もらっています。5~6時間ほど間隔をあければ、もう一度下剤を飲んでも良いそうです。
ちょっと真夜中に下痢のため腹痛があったりしますが、柔らかい状態になっているので、トイレで流れないということはないです。
バリウムを飲んだ後は大型スーパーやデパートなどトイレがたくさんあるところで過ごすのはどうでしょうか。たくさんの方が利用するトイレは詰まると大変なので水量は多めで安心です。
検査の前日は早めの夕食、当然アルコールも飲んでいないかと思いますが、検査の後もアルコールは飲まないようにしましょう。アルコールはバリウムを固くしてしまうようです。
まとめ
バリウムによる胃がん検診はポピュラーで安いですが、つらいことも多いです。
胃がん検診にはもうひとつ、胃カメラという方法があります。こちらもつらさがありますし、費用も高いですが、バリウムは飲まないですみます。
どちらを選ぶにせよ、健康診断はしっかりやっておきたいものですね。
バリウムを飲むコツはこちらの記事を
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