キャベツとひき肉の和風重ね煮 お鍋まるごとロールキャベツ風

料理レシピ

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寒くなってくると煮込み料理が恋しくなってきます。ロールキャベツは少々面倒ですが、ミルフィーユのように、キャベツとひき肉を重ねて煮込んだ料理を紹介します。

鍋ごと、ぽんとテーブルにおいて取り分けて家族でいただきましょう。

キャベツとひき肉の和風重ね煮 味の決め手は和風のだし汁

厚手のお鍋でキャベツとひき肉の和風重ね煮を作ってみましょう。和風だしとショウガの効いた体が温まる煮込み料理です。

材料(4人分)

キャベツ・・・1/2個(500g)

肉たね
合い挽き肉・・・300g
タマネギのみじん切り・・・1/2個(100gくらい)
パン粉・・・大さじ5
酒・・・大さじ2
塩・・・小さじ1/2
ショウガ汁・・・ひとかけ分

だし汁・・・2カップ

合わせ調味料
酒・・・大さじ2
みりん・・・大さじ2
醤油・・・大さじ1
塩・・・小さじ1/2

片栗粉・・・適量(小さじ2杯くらい)

まず、だし汁をきちんと取っておきます。昆布とかつお節、時間がなければ、紙パックにかつお節が入った物で煮出しても良いです。

粉末調味料よりは本物のだし汁の方がだんぜんおいしくなります。

タマネギは細かめのみじん切りにします。肉たねの材料を練り合わせておきます。ハンバーグではないので、きっちり混ざっていればオッケーです。ショウガ汁が味の決め手です。

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キャベツと重ねるので、肉たねは大きくふたつにボールの中でわけておきましょう。

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キャベツとひき肉のつなぎは片栗粉でしっかり貼りつけよう

鍋は厚手の直径20cmくらいのものが良いでしょう。私は小ぶりのル・クルーゼの鍋を愛用しています。

ここでキャベツは縦半分に切り、手で葉をちぎりながら、鍋底に敷き込みます。

キャベツ→肉たね→キャベツ→肉たね→キャベツ

の5層になります。1番上に覆うキャベツは外側の葉っぱを大きめにとっておきましょう。

キャベツをしいたら、茶こしで片栗粉をさーっと振りかけます。その上に肉たねを広げて、また片栗粉を茶こしで振りかけます。

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この片栗粉がキャベツと肉を貼り合わせる役目をしてくれます。煮崩れせず、おいしい重ね煮ができます。

さて、キャベツが上まで覆われたら、だし汁を入れて、キャベツの上に陶器のお皿を重しでおきます。さらに鍋の蓋をして、中火にかけます。

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この間に合わせ調味料を小さめの器に混ぜておきましょう。

キャベツが煮立ったら、合わせ調味料を入れて再び、皿、フタをして、弱火でことこと25分~30分煮込みます。

これは15分くらい煮込んだところです。けっこうキャベツからもおいしいお汁がでてきています。あと10分くらいはごく弱火で煮込みましょう。

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キャベツとひき肉の和風重ね煮 お鍋まるごとテーブルに

しっかりキャベツの重ね煮ができあがりました。ナイフで真ん中に切り込みを入れておきましょう。

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切り目を入れておけば柔らかいので大きめのスプーンなどで簡単にとりわけることができます。

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お汁もおいしいのでたっぷりかけてあげましょう。ショウガとだし汁が効いていて、以外とあっさりした優しい味わいです。

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お子さんにはケチャップをかけてあげると喜びますよ。

初めてこの料理を作ったときは、フライ返しなどで苦労して鍋から出して大皿に盛りつけていました。

あるとき、鍋ごと出して食べれば冷めにくいし、簡単だ!と気づいて、このスタイルになりました。

まとめ

ロールキャベツだとキャベツの葉を大きくむいて、ゆでて、肉たねをまいてかんぴょうなどで結んで煮込む・・おいしいのはわかっていますが、けっこう手間がかかります。

キャベツとひき肉の重ね煮だと簡単で同じような優しい味わいにできあがります。

初めて作ったときは娘が喜んでたくさんおかわりしてくれたので、うれしかったです。

だし汁をコンソメに変えたり、ソースをアレンジしたりするとオリジナルレシピが広がるかもしれませんね。

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