うちの主人は中小企業に勤務していて、私は扶養に入っています。ここ数年、協会けんぽというところから黄色い封筒で特定健診を受けるようにとの書類が届きます。
主人の方は会社に同様の封書が届いているようです。私は現在52才、がん検診とともに、この特定健診も利用しています。
3月頭に、私の住んでいる地域の区役所ホールで、協会けんぽの無料健康診断が受けられるというので、行ってきました。
そもそも協会けんぽって何？特定健診とは？
「協会けんぽ」という言葉、ちょっと最近聞く言葉のような感じがします。正式名称は全国健康保険協会という名称です。
日本では公務員などをのぞくと、サラリーマンなどの会社員とその家族は健康保険、自営業者とその家族は国民健康保険に入ります。
私も娘を出産する前は、自営業者でしたので、国民年金を払い国民健康保険に加入していました。出産を機に収入が激減したので、現在は夫の扶養に入っています。
健康保険はさらに2種類に分かれていて、勤務先の会社の規模が大きい場合は健康保険組合があり、そちらに加入しています。現在もそうだと思います。
健康保険組合のない中小企業の場合は昔は政府が運営する政府管掌健康保険に入っていました。これは社会保険庁が運営していたのですが、年金記録問題で不祥事が続き、2010年1月に社会保険庁が廃止されることが決まりました。それに伴い、2008年10月に新たな「全国健康保険協会」という組織ができて、健康保険を管理してくれることになったのです。
まだ10年くらいの組織ですが、地方公共団体の医療費に沿って、運営されているため、健康保険料が地域によって違うようです。医療費が低い方が、健康保険も安くなるため、加入者の健康診断などの補助金を出して、成人病などの早期発見を促してくれるので、加入者にとっては昔の健康委保険よりメリットがある感じがします。
「特定健診」とは「特定健診審査・特定保健指導」の略称です。これまた平成20年4月から始まった新しい健康診断で、メタボ診断とも呼ばれています。
40才～74才までの公的な健康委保険加入者を対象に行われています。（協会けんぽだけではないということです。）
日本では糖尿病などを初めとする、成人病が原因で死亡率が高まっているという統計がでて、メタボリックシンドローム（内臓脂肪症候群）を計測して、生活習慣を見直そうという健康診断になっています。
協会けんぽの特定健診 うちの地域の集団検診は無料
2月頭に協会けんぽから「無料健康診断のご案内」というDMが届きました。私の住んでいる地域の区役所ホールで、完全予約制、無料で特定健診が受けられるというのです。
去年まではかかりつけの内科医で1500円ほど払って受けていたので、さっそく電話して予約をしました。3月4日(金）の9：30～10：00に会場に行けば良いようです。後日、地元の保険衛生センターから、問診票と尿検査のキットが届きました。
3月4日(金）
前日から問診票に、名前、住所、生年月日、問診票の答えなどを書き込んでおきました。
朝一番に尿をとり、キットに入れて袋はのり付け、問診票、特定健康診査受信券、健康保険証など、忘れ物がないよう準備しました。
バリウムを飲むわけではないので、普通に朝食は食べましたが。
会場には9：30ちょうどくらいに到着、受付して健康保険証を見せると、番号札42番、クリアファイルに問診票などの書類を入れて持たされ、しばらく呼ばれるまで待つように言われました。
まわりを見渡すと、私と同じく配偶者の40才以上の女性が多かったです。10分ほど座って待っていると
「40番から、50番までの方、健診会場に移動をお願いします。」
と呼ばれました。
まずは番号札を出し、名前を確認して、特定健康診査受信券を渡しました。
最初に問診で、問診票とともに現在の健康状態と喫煙、飲酒、運動習慣などを確認されます。
特定健診で身長、体重、腹囲を測るとメタボがわかる
次は早速、身体計測です。やや寒かったのでダウンジャケットも着ていましたが、そのまま身長と体重を計測しました。
身長 １５９．６ｃｍ
体重 ６５．４ｋｇ
BMI値 約２５．５
今朝、裸で体重計に載った値とほぼ同じなのでびっくりしました。
次に、血圧測定をして、血液検査です。試験管に少しだけ私の血液が入りました。
最後に尿検査のキットを渡し、医師の診断を待ちます。
青いカーテンに仕切られた中に、お医者様が待っていて、身長、体重、血圧から軽い診断を話していただけました。たぶん、問題ありそうな方は聴診器で見てもらえるようです。
「○○さんの場合、血圧は良いですが、BMI値が25を超えていますので肥満です。」
私「先生、どのくらいやせれば良いのですか？」
「BMI値が25を切れば良いので、62.5kgくらいにはしたいですね。あと3kgくらいです。何も50kg代になれとは言わないのでがんばりましょう。」
最後に、別な青いカーテンの中に入り腹囲を計測しました。
「はい、手は左右にだらんと下ろして、息を吐いてください。」
計測結果は１ｍまでは行きませんでしたということで・・トホホ・・。
まとめ
血液検査と尿検査の結果は3週間後と言うことです。最後に保険証を確認して特定健診は終了でした。
時間的には10時30分には終了で、集団の胃がん肺がんのレントゲン検診とかよりもスムーズでした。もちろん無料だったので、来年もこの手の地域の集団検診を受診したいと思います。
私のメタボ値はかなりのものなんですが、また細かい結果も報告したいと思っています。
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