私は朝のめざめをよくするためにドリップコーヒーを1杯飲みます。3時のおやつも洋菓子なら必ずコーヒーです。
眠いとき仕事や運転などで目を覚ましたい方が飲む場合もあるでしょう。
このコーヒーなどに含まれるカフェインの取り過ぎで中毒になることがあり、死亡例もでているそうです。カフェイン中毒について調べて見ました。
カフェインの取り過ぎによる中毒とはどんな症状なの
カフェイン中毒と言っても、短時間の大量摂取でなる急性カフェイン中毒と、日常で依存的にカフェイン欲しくなる慢性カフェイン中毒があります。
命に関わることがある急性カフェイン中毒で説明します。
カフェインを短期間に大量摂取した場合
腹痛、胃痛、吐き気、心拍数上昇、過呼吸、パニック症状、けいれん
などの身体的な症状がでます。放っておくと不整脈などで最悪の場合、死亡することもあるのです。
急性のカフェイン中毒の場合は体内からカフェインが抜ければ治ります。
しかし緊急状態の場合は症状によって、治療が異なるので急いで救急車を呼びましょう。
今はコーヒーや紅茶などの飲み物だけでなく、エナジードリンクや眠気覚ましのアンプル剤などに大量にカフェインが含まれていることがありますので、それらを飲むときは注意してください。
カフェインは飲み物や清涼飲料水にどれくらい含まれている?
それでは飲み物やドリンク剤にカフェインは一般的にはどのくらいの量が含まれているのでしょうか。100mlあたりの量で比べてみます。
コーヒー・・・60mg
紅茶・・・30mg
煎茶・・・20mg
玉露・・・160mg
エナジードリンク・・・40mg
眠気覚ましアンプル剤・・・300mg
錠剤・・・100mg
思ったよりも少ないと感じているのではないでしょうか。
カフェインの致死量は3000mgと言われています。これはコーヒーを短時間で5L飲んだ場合と同じであるそうです。
日本では1日のカフェイン摂取許容量は決まっていませんが、ある外国の国では1日のカフェイン摂取量を400mgに制限しているところもあるようです。
カフェイン中毒はどのくらいの量でなる?人によって強い、弱いは
人がカフェイン中毒になる量は、お酒のアルコールと一緒で、カフェインの適量は人によって違います。
20代前半の女性が寝起きにカフェオレ1杯とエナジードリンクを半量(100cc)
程飲み、頭痛や吐き気、動悸がして自分で救急車を呼びました。
すぐに病院の集中治療室に運び込まれて、治療を受けて命に別状はありませんでしたが、急性カフェイン中毒だったそうです。
彼女の場合、カフェインに弱い体質であったのと、寝起きで脱水状態の体に一気にカフェインを入れたことが悪かったようです。
コーヒーが実は苦手な方っていますよね。
コーヒーを1杯飲んで
・昼飲んだのに夜眠れない。
・動悸が激しくなる。
・頭痛がする。
・吐き気やお腹を壊す。
これらの事が1つでもあればカフェインの弱い体質だと思っていたほうが良いでしょう。
まとめ
カフェインは適量だと、眠気を覚ます、頭や臓器を活性化、認知症にも効果があるという素晴らしい特性を持っています。
受験生や夜勤の方にはコーヒーやエナジードリンクは欠かせない方もいるかと思います。
中学生、高校生がエナジードリンクの取り過ぎで、イライラや行動過多になっているという報告もあります。
カフェインは短時間に大量摂取すると急性カフェイン中毒の症状を引き起こし死亡例もあるということも忘れないでいてください。
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