花粉症は体質改善から 運動、食物などでアレルギー体質を治そう

健康

草木が芽吹くうれしい春なのに、鼻はむずむず、くしゃみと水っぱな、目も目やにでかゆくなってしまう・・・ツライ花粉症です。でもなるべく薬や病院のお世話になりたくないと思う方も多いはず。花粉症緩和への体質改善のやり方を考えてみました。

花粉症の体質改善は日常生活から自立神経を整えよう

大昔は花粉で過剰反応を起こしてくしゃみや鼻水が出ることはありませんでした。スギの植林が日本全国で進んだからといっても、昔から春や秋には花粉は飛んでいましたし、そんな風にならない方もたくさんいたのです。

花粉症が有名になったのは昭和55年頃、巨人の江川卓投手が春先にマウンド上で目をこすり、鼻水が出ているのがテレビに映り「なんかへんな病気じゃないか?」と有名になりました。江川選手はスギ花粉アレルギーによる「花粉症」だったのです。

花粉症などのアレルギー症状は副交感神経の支配にあるリンパ球の反応によるものです。抗原や体には花粉などの悪いアレルギー要素が体に入ってくると、それを追い出そうとリンパ球が鼻水や涙、かゆみなどを出して追い出そうとします。

しかし、このような過敏反応を起こす方はリンパ球過剰体質で副交感神経の働きが強すぎると言われています。既にアレルギーを起こす物質は排出されているのにくしゃみや鼻水が止まらなくなっているのですから・・

ストレスや環境などからもこのような自律神経の乱れを生じると言われていますが、まずは体質改善を意識して花粉症などのアレルギー症状が緩和できるように免疫力をつけていきましょう。

・屋内で適度な運動をする。

ヨガ、ストレッチ、エアロバイクなどで体を動かしましょう。有酸素運動だけでなく、軽いダンベルやマシントレーニングなどで筋肉をつけるのも良いことです。免疫力が低下している方は低体温気味と言われています。筋力アップトレーニングは体温を上げるのに効果大です。

・十分な睡眠をとる。そのためにも規則正しい生活を心がける。

夜10時から2時くらいまでには就寝し、朝日を浴びて早く起きる習慣をつけましょう。過度なストレスは免疫力が低下しますし、成長ホルモンが出て免疫力が向上します。

・食事は三食きちんととる、腹八分目、清涼飲料水やスナック菓子禁止

ダイエットにもつながりますが、きちんと食事をとる、糖分過多な清涼飲料水、油っぽいスナック菓子などをダラダラ食べる食生活はやめましょう。もちろん喫煙はビタミンCを流出させますの厳禁です。

この他にも「よく笑う」ことも免疫力向上のためには重要です。

花粉症の体質改善のための食物、お茶、サプリなどを紹介

花粉症の体質改善のためには「腸内環境を整える」ことも重要な要素です。その他に花粉症シーズンの前から飲んでいただきたいお茶や、食べ物を紹介します。

・乳酸菌関連 ヨーグルト、飲料、サプリメント

まずは砂糖の入っていないプレーンヨーグルトを毎日食べましょう。ドライフルーツなどをトッピングしても良いかと思います。

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花粉症に効果があるとされる乳酸菌は「LG92乳酸菌」「L-55乳酸菌」「L-92乳酸菌」です。ヤクルト、カルピスのサプリメント「アレルケア」なども腸内環境を整える体質改善に効果があります。

・甜茶 べにふうき緑茶 青汁

甜茶は花粉症予防として有名ですね。ちょっと甘い味ですが甜茶に含まれるタンニン(ポリフェノール)が花粉症の症状を改善する力をもっています。

べにふうき緑茶は抗酸化作用があり、ヒスタミンの放出を抑える働きもあるので花粉症の症状を緩和するのにもってこいですね。

青汁はいろいろな青野菜を搾った汁ですがよく使われるケールには花粉症の初期の段階で出てくる有害物質をおさえる働きがあります。

この他に、リンゴ、ブロッコリー、トマト、ニンニク、納豆、ナツメなどが花粉症などのアレルギーに対する体質改善に有効な食品です。

いずれにせよ、体質改善には花粉症の時期だけではなく、普段から継続的に摂取することが大事です。

まずは乳酸菌関連や飲料からはじめてみると取りかかりやすいのではないでしょうか。

花粉症の体質改善で、アレルギーやアトピー性皮膚炎の解消も

もしかすると、花粉症だけではなくアトピー的な皮膚炎にも悩まされている方はいませんでしょうか。花粉症になると目がかゆい、熱もないのに寒気がして体のあちこちがかゆくなる場合があります。

そんなときは「合成界面活性剤」に体が敏感になっていることも要因かもしれません。「合成界面活性剤」は洗濯洗剤、化粧品、シャンプー、リンスなど肌に直接触れるものにかなり多く含まれています。

「合成界面活性剤」はアトピー性皮膚炎の症状の大きな原因の一つです。

・洗濯石けんを合成洗剤から、石けん洗剤やセスキ炭酸ソーダに変えてみる。

石けん洗剤は水でふやかしておけば溶けやすいですし、セスキ炭酸ソーダは拭き掃除や油汚れ落としに使えます。

・水洗顔 何もつけない 湯シャン

朝晩、洗顔は水だけで余計な化粧品はつけないのはどうでしょう。化粧品に入っている合成界面活性剤はネーミングがわかりません。

顔に余計な負荷はかけない・・「垢ため美容法」なんて言葉も実際にあります。

湯シャンというのはシャンプー、リンスは使わず熱めのお湯で地肌をよくマッサージしてやるだけの洗髪です。お湯で頭皮の脂は落ちますし、髪の毛にほどよい油分が残ります。

入浴は体を湯船につけてゆっくり温めるだけで体は洗わない派の方もいるそうです。

ここまでしなくてもシャンプーは石けん成分がメインのものにする、体も石けんでなで洗い程度にするとかは「合成界面活性剤」を防止するためには大きな効果があります。

まとめ

私は耳鼻科で血液検査したらお医者さんに

「あなたは、スギ花粉、ダニ、ホコリ、動物の毛などほとんどの抗原にアレルギー反応がでました。」

と宣言されてしまいました。それ以来花粉症とはつきあっていかなければと思っているのですが、なるべく体質改善しようと、ヨーグルトや筋トレに励んでいます。

スギ花粉のないところに移住する・・・というのが一番の花粉症対策らしいのですが、ちょっと無理・・身近なところからがんばっていきましょう。

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