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オール電化の必需品 IH調理器のメリットとデメリットを考える

健康

我が家の新築の時に工務店から、キッチンはIH調理器をすすめられました。ガスで給湯の場合でもIH調理器を設置するお宅が多いそうです。

いままでガス火で調理していたので、かなり戸惑いましたが、結局オール電化にしたこともあり、IH調理器を使っています。

IH調理器のメリット、デメリットについて考えてみました。

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IH調理器のメリットは 200Vの強い出力 タイマーでお任せ調理

まずはガラストップでお手入れ簡単です。ガスコンロはどうしても煮物の吹きこぼれなどを受ける受け皿が汚れて、錆が出てきたりします。掃除に一手間かかりますが、IH調理器の場合はさっと吹くだけです。

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ガス火に比べて火力が弱いと思われがちですが、200Vの強い出力でお湯などはあっという間に沸いてしまいます。

IH調理器のお宅に湯沸かしポットがないのは、お湯がすぐ沸くのでいらないんです。

タイマーがついていますので弱火で1時間煮込む料理もIH調理器にお任せです。煮込みを頼んでそのままお出かけできます。

万が一、吹きこぼれたり、タイマーセットを忘れたときでも、IH調理器が関知して自動的に止まるので安全です。

揚げ物の温度管理もIH調理器調理器にお任せ、揚げ物に合わせた温度管理ができてからりと揚がります。

ホットケーキやお好み焼きなどもむらなく火が当たり、きれいなケーキができますよ。

真夏の暑い日は火に当たりたくないですね。そんなときIHなら炎も熱も出ないので、短時間に涼しく調理できます。

IH調理器のデメリットは 鍋を選ぶかも 中心だけが熱いので炒め物は?

私はIH調理器になると言うことで、底が丸かったり、IH調理器非対応のアルミの鍋などは処分しました。200Vの強い出力に対応する鍋やフライパンに買い換えました。

この辺で少し費用はかさむかもしれません。

IH調理器は磁力をなべの底に当てます、そうすると鍋の底に電気が流れていきます。鍋の電気抵抗を利用して鍋そのものを暖めます。

鍋の中心部のみ(直径15センチ程)高温で、周辺部は中心より50度以上低いんです。ガスのように、鍋底全体の加熱ができません。

したがって鍋全体に加熱をしたい炒め物は不得意です。鍋ふりもできません。

ガス火で炒め物の味付けは鍋肌、周辺部にお醤油をたらしたりしますが、IH調理器は逆で鍋の真ん中が1番熱いので、真ん中にお醤油をいれます。

餃子なんかも中心部から焦げ目がつくので、外側と入れ替えて少し焼いてから、お湯を差したりしています。

あと、海苔をあぶって乾燥したりとかはやっぱりガスの炎がないとできませんね。

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気になるIH調理器の電磁波等の健康被害について

よくインターネットのSNSでIH調理器の電磁波による健康被害の情報が流れています。

「IH調理器に替えたら、母親が電磁波でガンになった早死にした・・・。」

「IH調理器は危ないので欧米では普及率がほぼ0。猛烈な強さの電磁波を発生するから」

でも考えてください、これらの発言に具体的なデータは全然示されていないのです。

電子レンジの調理は頑丈な箱の中に撃ちっ放しのマイクロ波を当てて食べ物を調理するのですが、IH調理器は鍋の底を熱くして調理するので食べ物の火の通りの感じはガス火とまったく同じです。

他に電磁波を出す電気器具として、ドライヤーやスマホ、携帯電話があります。これらの方が直接体の近くに器具を持って行くので、電磁波の影響がありそうです。

IH調理器は交流磁場なので電磁波の発生量は消費電力とほぼ同じです。煮込み料理などではタイマーでIH調理器のそばを離れますので、そう長い時間いるわけではありません。

新築のホテルの厨房は、火災対策のためIH調理器に変更されるそうです。オープンキッチンでIH調理器を使っているレストランもあります。

火災防止には一役かいますので、住宅の火災保険も安くなるそうです。

現代はIH調理器意外にもパソコンや家電、テレビなどのAV機器からすべて電磁波が出ています。私はIH調理器だけを目の敵にするのはどうかなと感じています。

まとめ

正直、IH調理器はコンロ周りが熱くならず、安全です。子どもが味見にそばによってきても心配ないし、楽しく一緒にクッキングもできます。

IH調理器の電磁波の影響でガンになる・・ようなお話もありますが、他にガンの原因には食品添加物や保存料がたくさん入った加工食品を多く食べることの方が影響があるような気がします。

コンビニ弁当や冷凍食品レトルト食品より、新鮮な野菜、肉やお魚を素材から毎日調理して、食べている方が健康に結びつくのではと私は考えます。

ガス調理器、IH調理器、どちらも一長一短ありますが、毎日暖かいおいしいご飯を家族に食べさせたいものですね。

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