忙しい現代人はストレスにさらされています。体の不調で病院で診察をうけても原因不明で、「ストレスでは?」と言われても困りますね。
一方、いつの間にかストレスで目に見える体の不調が出てきてびっくりすることもあります。
ストレスが原因と言われる円形脱毛症を中心に調べて見ました。
ストレスが原因で円形脱毛症になった理由は
私の友人の金融関係に勤務している女性がいます。勤めはじめて、2年くらい経った頃、飲み会で告白されました。
「実は仕事のストレスで円形脱毛症になったんだ・・・。」
そう言って、後頭部の長い髪で隠れている円形脱毛症のところを見せてくれました。彼女はまだ20代前半でしたのでかなりびっくりしたのを覚えています。
ストレスを感じている時期が長いといつの間にか円形脱毛症の症状が進んでいて怖いですね。
円形脱毛症はストレスが原因と言われていますが、なぜ髪の毛が一部分だけ抜け落ちてしまうのでしょうか。
一説ですが、人はストレスを感じると男性ホルモンの一種、テストステロンが出てきます。これが長く続くとジヒドロテストストロンという物質に変化します。
男性ホルモン過多がはげる原因の一つですが、このジヒドロテストストロン、元のテストストロンの20倍も脱毛力があります。
ストレスでテストステロンがジヒドロテストストロンに変化するのを繰り返しているうちに円形脱毛症になってしまうと言われています。
ストレスがもたらす意外な病気は・・虫歯や骨粗鬆症が
他にもストレスがもたらす病気があります。その一つが虫歯です。
人の口の中には常に虫歯菌が在中していますが、その虫歯菌は唾液で洗い流されていて歯を守っています。赤ちゃんもよだれが多いお子さんは虫歯が少ないんですよ。
それがストレスが多い状態で緊張が続くと口の中が乾燥してカラカラになり、唾液がでてきません。
そのような状態になると虫歯菌が口の中に居座って、知らず知らずのうちに虫歯になることがあるのです。
もう一つ、ストレスがもたらす病気は骨粗鬆症です。
骨は健康な時は常にカルシウムを食べ物から吸収し体の中で生成して骨の強度を保っています。そのカルシウムがストレスがかかると、吸収されにくくなり、骨の中がスカスカになってしまうのです。
まとめ
これらのストレスによる症状、円形脱毛症、虫歯、骨粗鬆症などは、知らず知らずのうちに忍び寄ってきて発症してしまうので怖いです。
ただ、原因がわかって、ストレス解消の方法を見つければ、治せたり、円形脱毛症などは帽子や、つけ毛などで隠せたりできます。
ストレスでもっと恐ろしいのは、心の病気になることではないかと思います。
そんな風になる前に気づけたと思い、家族や友人、病院などに頼ってストレスによる症状を改善できるようにしていきましょう。
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