インフルエンザや風邪の予防のために「手洗いしましょう」とはよく言われます。
この手洗い、なぜ効果があるのでしょうか。いつ、どのようにやれば良いのでしょうか。
うちは小学生の娘がいるのですが、病気予防のための手洗いについて調べてみました。
インフルエンザに手洗いはなぜ効果があるのでしょう
インフルエンザや風邪の原因はなんでしょうか。特にインフルエンザは今年はA型が流行っている、いやB型が多いみたいとかいいますよね。
インフルエンザの原因はこのウィルスなんです。
ウィルスのついたものを手で触ると触った手にウィルスがつきます。
その手で鼻や口を触るとウィルスが体の中に入ってきて病気がうつります。これがウイルスに感染したという状態になります。
この感染のしかたは、手を介して触って感染した状態ですので接触感染と呼ばれています。
手についただけのウィルスを石けんでよく消毒して丁寧に洗い流せば、インフルエンザなどの感染は防げます。
インフルエンザや風邪に手洗いが効果があるというのは、この接触感染を防ぐことができるからなんです。
小学校で手洗いはどういう時にやるといいの?
インフルエンザのウィルスは脂の膜におおわれています。この脂の膜を石けんの界面活性剤で壊したり、消毒用エタノールで殺菌すると感染力が小さくなるといわれています。
トイレに入った後で手を洗うのは一般的ですね。特に便をした後はペーパーでおしりを拭きますので大腸菌などを殺菌するために石けんで手を洗います。
お子さんが小学生や中学生の場合、冬のインフルエンザや風邪が流行る時期は手洗いを学校でも欠かさずするように教えてあげましょう。
トイレの使用後、給食の前は必ずシャボネットなどの石けんを手につけて洗います。
学校から帰ってすぐも、手洗いとうがいは忘れずにやってもらいましょう。
そうすればウィルス除去にもなり、気持ちよくおやつが食べられると思いますよ。
風邪を引いていたとはっきりわかっている人は、症状が軽くなってくると、くしゃみや鼻水がでていても、仕事や学校に行くことがありますね。
この場合もくしゃみや咳を手でおおったら、石けんで洗うようにしましょう。そのウィルスがついた手を他で触れて、風邪を流行らせるということを減らすことができるのです。
インフルエンザ対策に 手洗いのやり方を子供と学ぼう
本格的な手洗いのやり方をお子さんと一緒に実践してみましょう。
1,まず長袖の場合は腕まくりをして、袖口が水で濡れないように準備をします。
2,手を水で濡らしたら、シャボネットを手に取り、よく泡立てます。
3,手のひら、手の甲、指の間、爪の中、親指、最後は手首まで丁寧にシャボネットを泡立てて洗います。
4,水でよくすすいだら、清潔なハンカチで水分を拭き取ります。
小学生は「はてな」セットは毎日忘れずに持ちましょう。(ハンカチ、ティッシュ、名札の三点セット)
あとがき
インフルエンザや風邪とはまったく関係ありませんが、小学校3年生くらいから、「書写」いわゆる習字の授業が始まります。
うちの娘は毎週金曜日に習字の授業があるのですが、ハンカチは墨でかなり汚れているし、ひどいときは顔に墨でひげが残っています。(^_^;)
書写のある金曜日は黒い服と決めているのですが、うっかり忘れて白いシャツに墨の模様が・・・なんてことがあります。
習字の授業の後も、インフルエンザが流行っている時期のようにしっかり手洗いするようにお子さんにお願いしておきましょう。
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