エアコンの室外機の雪対策 大雪が降ったら室外機も雪から守ろう

生活

私の住んでいる地域が突然の大雪に見舞われました。もともと冬の時期の車はスタッドレスタイヤが必要な場所なのですが、一晩で80cmも積もるのは豪雪地帯並です。

とりあえずは、車を動かすために駐車場や道路の雪よけをするのですが、もう一つ気にして欲しい場所があります。

それは暖房運転をしているエアコンの室外機が雪で埋まっていないか注意して欲しいのです。

突然の大雪 エアコンの暖房運転が効かないときは

我が家はオール電化です。メインの暖房は蓄熱暖房機がリビングや玄関先に設置してあるのですが、それでも寒いときはエアコンの暖房も併用します。

11月の秋口だと、蓄熱暖房は入れないでエアコンの暖房だけで過ごすこともあります。

蓄熱暖房が効かない部屋はエアコンの暖房がメインになっています。

先日、突然の大雪になりました。仕事用の車を出すために、道路の雪よけや車の雪落としが大変でした。

家に戻って、エアコンの暖房をつけたのですが、しばらくは温かい風が出て来ません・・。

霜取り運転をしているのかと思いましたが、もしかしたらエアコンの室外機が雪で埋まっているかも!と思い、慌ててスイッチを落として、室外機を見に行きました。

エアコンの暖房 室外機をふさぐ雪を払おう

我が家のエアコンは合計5台、各部屋に設置されています。小さめの3台は隣のお宅との境界線にあり、比較的雪は少ないはずなんですが。

自転車置き場の奥にエアコンの室外機が設置されています。自転車が埋まってますので、室外機も下の方が雪に埋まってました。(^^;)

これでも高置き台に設置してあり、40cm位は床より上なんです。でも80cmの雪では辛かったようですね。上の雪や裏側の雪も落としておきました。

狭いので、車用の雪落とし棒が活躍しています。

エアコンの暖房の仕組みは冬でも外気の熱を集めて取り込んで、屋内に温風を出して、冷たい空気を外に排出するというやり方です。

この空気の熱を取り込む場所、扇風機のようなプロペラの所を雪や大きなゴミ袋、掃除道具などでふさいでおくと暖房機能がうまく働かず、電気もたくさん消費しますし、運転停止のような状態になることもあります。

特に冷たい雪でふさいだまま長時間運転するのは故障する場合もありますので、すぐに雪を取り除きましょう。

エアコン暖房のために、室外機の吹き出し口、吸込み口の前は30cmは開けておいた方が良いです。

室外機の排水ホースが凍っていてもエアコンは止まります。ぬるま湯をかけて排水ホースも温めておきます。

暖房機能が止まっていたエアコンの室外機の除雪の後は、電源プラグを抜くかブレーカーを切ってからもう一度電源を入れ直しましょう。リモコンでスイッチを入れて暖房を開始してみてください。

寒冷地向けのエアコン 室外機を設置するときの工夫は

暖房機能もある寒冷地向けのエアコンは雪も想定しているつくりになっています。凍結防止のヒーターやマイナス20度くらいまでの外気温でも暖房可能だそうです。

室外機は雪に埋もれないように高置き台の上に設置されます。

雪が直接当たらない、家と家の隙間など屋根のひさしがある所の方が雪の被害が少なくなります。

取り込み口の上に防雪フードなどを設置するのも効果があります。

冬場のエアコンの暖房効果を落とさないためにも、室外機の雪はこまめに取り除いてあげて下さい。

あとがき

我が家はオール電化なので、お湯を沸かすエコキュートの室外機も設定されています。

毎晩お湯を湧かすためでしょうか、エコキュートの室外機の周りはエアコンの室外機よりも雪が溶けていました。

こんなに寒い冬でもエアコンやエコキュートは外の空気から熱を集めているなんてすごい電化製品だなと感心しています。

大雪の場合は道路や車だけでなく、エアコンの室外機も雪をはらってあげてくださいね。

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