ジャガイモの袋栽培 ついに収穫の時期が 衝撃の結末でした

じゃがいも

今年の4月から娘の夏休みの自由研究用にジャガイモの袋栽培に挑戦していました。タネイモの植え付けから約3ヶ月、ついに収穫の時期となりました。ジャガイモの袋栽培の収穫の様子をお伝えします。

ジャガイモの収穫 まずはインカのひとみから

7月20日

4月18日にタネイモの植え付けをしてから早3ヶ月、本日は海の日で休日です。楽しみにしていた、ジャガイモの袋栽培の収穫を家族でしようと思います。

全体に茶色く枯れていたので、10日くらい前から水やりはやめていました。

枯れているのに水やりをやり過ぎるとジャガイモが水っぽくなりおいしくないそうです。

まずはインカのひとみから

かなり茎まで茶色くしわしわになっています。収穫はもう少し早かったほうがいいかな。結局花は全く咲きませんでした。

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庭のひまわりの片隅にインカのひとみの袋を置き、パパと娘で茎を引っ張ります。

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茎はかなり枯れていたのですぐ切れてしまいました。土の中に赤い皮が少し見えますね。インカのひとみでしょうか。

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手で娘が掘り出したら小さなイモが出てきました。少しガッカリ。

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もしかしたら中にも大きなイモが隠れているかも。土を全体に広げてみます。

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結局とれたインカのひとみはこれくらいでした。植えたタネイモふたつと同じくらいの大きさでしょうか。数は多いけど残念な感じです。

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ジャガイモの収穫 シャドークイーンはどうだったか

次にシャドークイーンの収穫作業です。

こちらはインカのひとみに比べると草丈も大きく育ったので期待大です。同じく10日前から水やりはストップしていました。こちらも結局花は咲かなかったです。

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今度は庭の白タイルの方にシャドークィーンの袋を持って行って茎を引っ張ります。インカのひとみと違って、上の方にはイモは見つかりませんでした。

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奥の方にイモがいるかもしれない・・・。袋を逆さにして全部出してみます。

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根は奥まで細かく張っていますが、イモがちっとも見つかりません。水やりストップが早かったためか、土もインカのひとみより乾燥気味です。

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結局、見つかったのはシワシワになったタネイモと、親指大のイモがふたつくらい・・・。シャドークィーンは収穫0に近い結果となりました。

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袋栽培のインカのひとみとシャドークィーン・・・ふたつの収穫を並べてみました。インカのひとみはタネイモと同じくらいの量、シャドークィーンにいたっては、ほとんどイモがとれませんでした。

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これは予想を裏切られた大失敗でした。私と娘で一生懸命3ヶ月世話をしてきたのにどうしてダメだったのでしょうか。しばらくショックでジャガイモの事を考えたくなかったです。

ジャガイモの袋栽培 なぜジャガイモは育たなかったのか

インカのひとみの方はパパのお弁当のスープにしたりして、少ないながらもおいしくいただきました。小さくて皮をむくのも面倒な他のジャガイモは写真を撮ってから捨てました。

小学校も夏休みに入り、8月半ばに近所の植物園に出かけました。そちらの職員の先生と話しているときに、ふと、ジャガイモの袋栽培のことを思い出し、なぜジャガイモはうまくできなかったのかたずねてみました。

私「ジャガイモの花が全く咲かなかったのですが・・」

先生「それは肥料の窒素不足が原因かもしれませんが、ジャガイモは花から実になるわけではなく、地下茎ですので、あまり関係ないと思います。」

先生「葉っぱが緑で生い茂っていることで栄養を地下のジャガイモに貯めていくということでジャガイモが大きくなるわけです。」

はっと気づいたことがありました。最後に枯れてきたら水やりをストップしたのが早すぎたのかもしれません。袋栽培のジャガイモは水やりをとめることで必要以上に枯れていたのではないでしょうか。

先生「袋栽培だと、水抜け穴も小さいし、土の温度や湿度を管理するのが難しくなります。大きい畑ほど、土の管理が良いのでうまくいきますよね。今年は梅雨時も気温が高くて暑すぎたのも原因かもしれませんよ。今度は袋栽培ではなく、深めの園芸用大型プランターでジャガイモを植えてみてはいかがですか?」

私「娘はジャガイモができなかったので、自由研究にはしたくないと言ったのですが」

先生「今時の若い人は研究にすぐ良い結果を求めがちです。頑張って作って失敗したのは良い経験だからぜひ、自由研究にしてやってください。どうしてダメだったのか考えたりやってみるのは良い研究になりますよ。協力しますのでなんでも聞いてください。」

もう8月の後半から秋まき用のタネイモが売っているそうです。娘ともう一度ジャガイモの栽培に挑戦してみることにしました。

まとめ

ジャガイモの袋栽培は土の量が少ないため水分や温度管理が難しいそうです。今回、チャレンジしたジャガイモ、インカのひとみやシャドークィーンなどは一般的な男爵いもなどよりもデリケートなので育てるのが難しいのも原因のひとつかもしれません。

植物園の先生から助言をいただき、やり直す勇気が出てきました。もう一度大型プランターで秋まきのジャガイモ栽培に挑戦してみようと思います。

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ジャガイモの袋栽培に挑戦 黄色や紫のジャガイモを育てます

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