また、海水浴に来週行こうと思うのですが、今度はイソヌカカに刺されないよう、対策を考えてみました。
イソヌカカの生態は?いつ、どこに出てくるの
イソヌカカはヌカカという虫の一種です。糠みたいに小さい蚊という意味ですが、体つきや見た目は蚊と言うよりは、ハエやアブに似ています。
蚊のような刺す触手は短く、刺すと言うよりはかじるという感じです。体長1.5mm~2mmくらい、見た目は黒ごまみたいで小さく、肉眼ではよく見分けがつきません。
人にかみつくイソヌカカは雌だけで、かまれた直後はまったくかゆくなく、ふくれもしないのでかまれたことがわかりません。
それはイソヌカカが人の血を吸い取った直後に、かゆくならないように強力な毒を埋め込むのです。
翌日くらいに赤い斑点が出てきて猛烈にかゆくなります。
イソヌカカは普通の砂浜の浜辺よりは岩礁などがある海辺、海でもそばに山林などの緑が生い茂った場所もあるところに多く発生します。
海辺で磯釣りをする、釣り好きの人たちもイソヌカカにかじられています。
出てくる時間は朝晩の涼しい時間帯が多いのですが、岩礁や山林が近い場所では昼でも油断ならないようです。
イソヌカカの虫除け対策 海辺での服装は
まずは海辺でのイソヌカカ対策として、刺されないような服装を考えてみたいと思います。
海水浴の場合、大人も子どもも、長袖のラッシュガードは必要です。腕の日焼け止めにも効果があります。
ラッシュガードは海水浴の最中は最後まで脱がないで過ごした方が良いでしょう。
海水浴の休憩中に浜辺で寝そべっているときにたくさんイソヌカカにかまれていたような気がします。その時は足の方も対策が必要です。
女姓の場合、足にもロングスパッツの水着があれば効果的です。でもかなり暑いですし、そのような水着は競泳用でかなり高額です。年に数度しかいかない海水浴のために買うのはもったいないような気がします。
私は海からあがって休んでいるときは水着の上から、ナイロン製のクロップドパンツをはくことにしました。
海遊びをしてからはくと、クロップドパンツも海水で濡れますので、帰りの着替えがもう一つ必要ですが。女姓なら、サンドレスみたいなのを着替えに用意すれば簡単ですね。
男性の虫刺されの足対策にもクロップドパンツは有効だと思います。
イソヌカカは何が苦手?他の虫除け対策は?
しかし、長袖のラッシュガード、クロップドパンツをはいていても足首や手はむき出しです。ここの対策には虫除けスプレーはどうでしょうか。
市販の虫除けスプレーにはディートというイソヌカカに効果のある成分が含まれています。ディートの成分のジエチルトルアミドは劇薬で、日本の虫除けスプレーには12%までしか入れられないという決まりがあるそうです。
大人の場合は休憩時に手足のむき出しの部分だけ虫除けスプレーをかけておいてください。
その他、ヌカカやブヨのたぐいはハッカのにおいが苦手のようです。
市販の虫除けスプレーに抵抗がある、子どもには使いたくないというかたは、ハッカ水などで代用するのがおすすめです。
でも日焼け止めも塗っているし、体にその上に虫除けの何かをつけたくない、敏感肌でアレルギーも心配みたいなこともありますね。
そんなときビーチパラソル、テントのそばに強力な蚊取り線香、パワー森林香はいかがでしょうか。
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殺虫効果はないですが、ヌカカやアブにも良く効きます。キャンプなどでも同様に役立ちます。
有効成分のメトフルトリンは家庭用殺虫剤に、よく使われており、直接肌につける虫除けスプレーよりも人体に対して安全性が高いです。
まとめ
アブなどや蚊など大きい虫でしたら、刺されたときに毒の吸い出し等をしておくとかなり楽という話を聞いています。
しかし、小さくて刺されたことがわからないイソヌカカですと、まずは、刺されないようにする対策を考えるのが最も有効だと思います。
こんどの海水浴は体をしっかりガードして楽しもうと思います。
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