ひな祭り

ひな祭り、子供向けに由来をやさしく説明。早く片付ける理由は。

投稿日:2015年1月24日 更新日:

私の子供の頃のひな祭りの思い出は・・7段飾りの豪華なおひな様を持っているお友達のお宅で毎年ひな祭りパーティーが開かれていて、女の子で集まるのを楽しみにしていました。我が家にも小さいおひな様はあったんですけどね。

我が家にも娘が産まれて、3月3日にはひな祭りをするようになったんですが、どうして日本ではひな祭りをするようになったのか・・ちょっと気になったので調べてみました。

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そもそも、ひな祭りって何なのでしょう。その秘密とは

古代中国から伝わった、3月上旬のへびの日(巳)に災いを人形にうつして厄払いする行事「上巳節」と人形を使ったおままごと遊びの「ひいな祭り」が結びついて始まったのが「ひな祭り」と言われています。

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江戸幕府で定められた五節句の一つで「上巳の節句」(じょうしのせっく)と読みます。この春の行事は上流階級から町民へ、大都市から地方へと広がっていきました。

農村部などでは、この日が大潮の日と重なっていたこともあって、水辺に繰り出して磯遊びや潮干狩りなどをして楽しんでいたようです。

今日でもひな祭りのお祝いの膳に、はまぐりなどの貝を使った潮汁を用意するにもこの名残と言われています。

ひな祭りのひな人形、おだいり様とおひな様が結婚する様子を表しています。このおだいり様とおひな様は実は今で言う、天皇皇后両陛下のことなんです。平安時代の宮廷生活をまねしてつくった人形なんです。

今は向かって左におだいり様、右におひな様がいますよね。結婚式の一般の夫婦写真もこの順番ですが、実はこう並ぶようになったのは昭和天皇の頃からなんだそうです。(欧米中心の世界的な夫婦の並び方に沿ったのです。)

昔の京都に残っている古いひな人形などには向かって右におだいり様、左におひな様という並びの人形もあります。

ひな祭りの由来を子供向けに説明しましょう

どうして3月3日のひな祭りにひな人形を飾るようになったのでしょうか。

ふたつのルーツが結びついてできたと言われています。

ひとつは古代の中国で3月上旬のへびの日に川で身を清めて厄をはらう「上巳節(じょうしのせつ)」という行事があり、これが日本に伝わってきました。紙や木で人形を作り、自分の体のけがれたところをなでて、川に流して清めてもらう、災いを払う祭りです。

また木や布で作った人形を子供のかわりに川に流し、子供についた厄をはらってもらう、魔除けにするという行事もありました。今でも3月上旬に「流しびな」という行事がある地方もあります。

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もうひとつのルーツは、「ひいな遊び」という人形遊びのことです。平安時代にに貴族の子供達の間で紙の人形でおままごとをする「ひいな遊び」が盛んになりました。「ひいな」とは「ひな」の古語で、大きなものを小さくする、小さくてかわいらしいものという意味があります。今も昔も人形遊びは子供達の楽しみだったのです。

このふたつのルーツが結びついて、厄を移した人形を川に流す「流しびな」となり、人形作りの技術が発達すると川に流さずおうちの中に飾るようになりました。

江戸時代に入り、3月3日が「上巳の節句」「桃の節句」と定められ、豪華なひな人形も作られるようになりました。3月頭が桃の季節であったことや、桃には邪気払いの力があると信じられていたので、「桃の節句」ともよばれています。桃太郎が桃から産まれて鬼退治なんてのにも通じるお話ですね。

こうして、誰でも女の子が生まれるとひな人形を用意し、不幸はその娘の身代わりとなって人形に受けてもらい、健やかに成長しておひなさまのように幸せが訪れることを願うようになったのがひな祭りの由来なんです。

ひな祭りが終わったら早めにしまうようになったのはなぜ

3月3日が終わったら、早くひな人形をしまわないと、その娘の嫁入りが遅くなってしまう・・ひな祭りが終わったら早くしまうようになったのは、娘を大事に思う親心があるようです。

ひな人形にはその娘の厄や災いを背負ってもらって祓っていただく役割があります。その娘の厄を移したひな人形をいつまでもそばにおいておくと幸せな結婚もできないと考え、早くしまったほうがよいとされています。

おうちによっては女の子が産まれる度にひな人形を用意するお宅もあるらしいので、大変ですね。

きれいなひな人形はいつまでも眺めていたいですが、片付けるのも面倒なものです。段飾りの人形を一つ一つ丁寧に片付けることを思うと憂鬱になります。しかし、その片付けも満足にできないような娘ではしつけが行き届いておらず、いいお嫁さんにもなれません。きちんと整理整頓後片付けもできるような娘になって欲しいという親心のあらわれです。

当然、お母さんと一緒にこんな話をしながら楽しく片付けてはいかがでしょうか。

ひな人形は結婚式の様子を再現しているので、早く飾り出すと「早く嫁に出す」、早くしまうほど「早く片付く(嫁に行く)」ことに通じると考え、娘さんに早く幸せな結婚ができるように早く片付けるという考えもあります。

まとめ

いずれにせよ、「ひな人形をひな祭りに飾って祝う」というのは親が娘の幸せを願って始めた、親の愛情を感じる楽しい行事です。

男の子もひなあられやちらし寿司、甘酒、菱餅などおいしいお裾分けがありますね。家族そろってひな祭りを楽しめるのは幸せなことだと思います。

娘さんが大きくなるとだんだんやらなくなるお宅も多いと聞きますが、娘さんがおうちにいるうちはお人形をだして、少しごちそうを用意するだけでも良いので春を感じる楽しい日本の伝統行事を続けていって欲しいと思います。

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