年賀状、2018年は値上げが 52円で出せるのは1月7日まで

正月

お正月の楽しみのひとつに年賀状があります。最近はSNSやメールですます風潮もありますが、手に取って見ることができる年賀状も良いものです。

元旦に年賀状を出す方もいて、遅れて届く場合もありますが、今年、2018年は年賀状の返信は早めにした方がよさそうですよ。

はがきは62円に値上げ、年賀状は52円のまま据え置き

2018年6月1日から通常はがきは52円から62円に値上げされました。これは1994年の値上げから23年ぶりの値上げとなりました。

定型の封書が82円のまま据え置きで、はがきだけ単独で値上げしたのは郵政省でも初めてのことだそうです。

郵便はがきだけ値上げされたのは、封書は黒字で利益を上げているのですが、はがきは年間で300億円近い赤字になっているというのが理由です。

郵便料金は水道や電気などの公共料金と同様に赤字にならない程度に安い値段にしておかねばなりません。

はがきは、人件費の値上げ、はがき自体の郵便物が減少したことで多額の赤字がでてしまいました。

よくある糊がついていてはがすタイプのはがきDMは厚みがあり、郵便局の自動処理機が誤作動しやすいそうです。それを振り分けるのに人件費がかかっているという笑えない話もあります。

ただし、はがきでも年賀はがきは枚数が多く、やり取りする期間が限定的で、黒字なので今シーズンは値段が52円に据え置きされています。これも来年はどうなるか、今の所はわかりません。

喪中はがきなどは通常のはがきと同様なので62円で出さねばなりません。

2018年、年賀状が52円で出せるのは1月7日の夜まで

では年が明けて2018年となり、年賀はがきが52円のまま安く出せるのはいつまででしょうか?

答えは

2018年1月7日の夜にポストに投函された分だけが52円で配達されます。

1月8日に最初に回収された年賀はがきは52円で配達されます。

それ以降の1月8日から15日までに投函された年賀はがきは相手先が10円払わなければ受け取れないことになり、とても失礼なので、最初から差出した人に返送される予定です。

年賀はがきを52円の据え置き価格で出せるのは

2017年12月15日(金)から2018年1月7日(日)までです。

もちろん、1月8日以降でも10円切手を貼ればきちんと配達してもらえます。

私製の年賀はがきでも同様なので、はがきの切手の下に赤で「年賀」と書き、1月7日までにポストにいれましょう。

まとめ

年賀状が遅れた場合によく出す寒中見舞いも62円となりますので、気をつけてください。

年賀状が52円なので通常はがきが値上げされたのに気づかない方もいるようです。

今年は遅れて年賀状に返信する場合は失礼にならないよう、早めに年賀状を出しておいたほうが安心です。

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