夏休みの自由研究、毎年親子で考え込む物です。去年は学校のチラシで娘と「流木で花びんを作ろう!」に参加してみました。けっこうオシャレな花びんができて満足しています。
リサイクルセンターで自由研究の工作を募集「流木で花びん」
去年は夏休みの宿題を早めに考えておこうと思ったのですが、ずるずると7月になってしまいました。もうすぐ夏休み、何かないかと、学校から配られたチラシを探してみました。
車で15分くらいの所に市が経営しているリサイクルセンターからのチラシがありました。
そのリサイクルセンターはビンや缶、ペットボトルや古紙などの資源ゴミを処理してまた使えるような資材を作っていました。また粗大ゴミとしてだされた家具を修繕したり、いらないと寄付された家具を安く販売したりしている場所でした。
資源がどのようにリサイクルされているのか見学もできるし、会議室や作業場などもレンタルできるようでした。
チラシには小学生の自由研究用にメニューがいろいろ紹介されていました。
・ガラスから万華鏡を作ろう
・新聞紙でキャンプファイヤーの燃料を作ろう
・流木で花びんを作ろう
・ペットボトルでロケットを作ろう
等のメニューがあり、日付と人数限定、それぞれ300円くらいの材料費がかかるようです。
もう6月に配布されていたチラシだったのですが、ダメで元々電話を入れてみました。
「流木で花びんと新聞紙で燃料はまだ空きがありますよ。」
娘と相談して「流木で花びんを作ろう」に参加することにしました。
自由研究の工作、流木をおさえて貼り付けるのがたいへん
さて、8月の半ば、リサイクルセンターに娘と出かけました。
ちょっと早く着いたので、リサイクルの家具を見ていました。きれいな2段ベッドや勉強机が並んでいます。一人っ子の娘は2段ベッドに興味があるようでした。
予定の午後1時になり、2階の作業室に集まり、受付をしました。300円払って、作業室に入りました。
作業する机の上に新聞紙が敷いてあり、流木がたくさんおいてありました。一つだけ用意して持ってくる物があったのですが、お酒のワンカップサイズのビンが必要でした。
講師の先生は造形作家のきれいな女性の方でした。この講座には小学生の親子が8組くらい集まっていました。
先生は自分のビンを用意して、大体の作り方を説明してくれました。
・まず、好きな流木を何本か選ぶ。
・ビンの周りに接着剤をつけた流木を貼っていく。
・隙間なく流木を貼り付けていくのがコツ。
・ぐるりと一周貼れたら、たこ糸で縛ってしばらく待つ。隙間に木の実や貝殻などを貼っても良い。
この、ビンの周りに流木を貼り付けていくところがけっこうタイヘンです。お母さんが皆、ビンに手を当てて押さえていました。流木はまっすぐではないので、大きい木がビンから離れないよう、おさえていないといけません。
子どもはのんきなもので、流木を振り回したりして遊んでいます。
自由研究の流木で花びん、材料もエコでけっこうオシャレな感じ
なんとかたこ糸で巻き付けて、固定することができました。娘はクルミのカラもあったので隙間に1個貼っていました。
「お家に帰ってからも、アレンジして、貝殻や小石を貼ってもおもしろいですよ。」
と先生のアドバイスがありました。
先生に流木はどうやって手に入れたのか聞いてみると
「海水浴場に早朝行って集めてきました。これは海に流れ着いた流木なんですよ。」
いい感じでひなびている流木でした。花びんのできあがりはけっこうオシャレな感じがします。エコな材料なのも好感がもてます。
このままでもオブジェで良いですし、野の花をざっくり飾ってみてもいい感じだと思います。
でもちょっと接着剤がべたべたするかな?こういう作業はエプロンか、汚れても良い服装が肝心かもしれません。
接着剤が乾いてからたこ糸をはずし、写真を撮影しました。娘なりに自由研究ノートにまとめたようです。
あとがき
夏休みが終わり、最初の参観日には、自由研究の作品がずらりと教室の後ろに並んでいました。お友達のかわいいお菓子の家のなどの粘土細工に比べると、「流木の花びん」はかなり渋いかんじでしたけど。
親子でリサイクルなどを考えながら、工作するのは良い体験でした。6~7月くらいに学校から配られるプリントはチェックしておいた方が役にたちますよ。
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