お友達から山うどをたくさんもらいました。山菜採りのシーズンなのでありがたくいただきました。いろいろつくってみたのですが、家族に好評だった山うどと油揚げの酢味噌あえを紹介します。
山菜採りの季節 山うどをたくさんもらいました
連休に山菜取りをしてきたお友達から山うど、コシアブラという山菜をたくさんいただきました。
コシアブラと山うどの葉っぱは、いただいたその日にゆでて、ごま和えやおひたしにしておいしくいただきました。
緑の茎の太い、山うどがだいぶ残ったので、バケツに水を張って根元をつけておいてとっておきました。
新聞紙にくるんで野菜室に入れても同様に保存できますよ。
スーパーなどで売っているうどは茎が白いですね。これは茎の部分に土をかけて日に当たらないようにする栽培もののうどです。
緑の山うどに比べたら、アクが少なく、皮をむいて酢水にさらせば生でも食べられます。
山うども厚めに皮をむけば同様に食べられますが、面倒ですし、皮のほろ苦さも楽しみたいなと思い、茎の部分もさっとゆでて酢味噌あえを作ることにしました。
山うどの酢味噌和え うちはスライスしてさっとゆでます
まず山うどは水を替えてよく洗いましょう。土臭いのはおいしくないですから。
根の固い部分、酸化して赤くなったり痛んでいる所は切ったり皮をむいたりして捨ててしまします。
きれいになった山うどは斜め薄切りにスライスしておきます。
ボールでこのくらいできました。400gくらいはあるでしょうか。
お湯を沸かして、さっとゆでます。歯ごたえを残したいので沸騰したら1分くらいで火を止めましょう。
ザルにあげて冷たい水につけます。ざっと冷めたら、もう一度水をかえて山うどを冷やします。水の中に長時間放っておかず、ザルにあげて水を切っておきます。
山うどの酢味噌を手作り 油揚げはカリカリに焼いて
酢味噌も簡単につくれます。みりんやお酒を入れなければ、火を通す必要はありません。
辛子酢味噌の準備
味噌・・・大さじ2
酢・・・大さじ1
砂糖・・・大さじ1
カラシ・・・お好みで
これらを小皿で照りが出るまでよく混ぜておきます。お子さんが食べるときはカラシは控えめにしてあげましょう。
これを先ほどのゆでた山うどにかければ、シンプルな辛子味噌和えとなりますが、今回は油揚げをカリカリに焼いたのを加えます。
魚焼きグリルの中火で5分ほど焼いてみました。グリルによって火加減は違いますので焦げすぎないように控えめで焼いてみてください。フライパンで様子を見ながら焼いてみてもいいです。
焼きたての油揚げを細かく刻みます。油揚げのカリカリした食感を楽しみたいので、山うどと辛子酢味噌を用意してから、油揚げに取りかかりましょう。
食べる直前に山うどと油揚げをあわせて、辛子酢味噌をかけて召し上がれ。
アスパラのような山うどと油揚げのカリカリした食感を楽しんでください。
お子さんにはごまドレッシングで和風サラダ感覚でもおいしいのではと思います。
まとめ
山うどにはアスパラガスと同様に「アスパラギン酸」が多く含まれており、疲労回復、スタミナ増強に効果があるそうです。アスパラギン酸が入った栄養ドリンクも市販されています。
漢方でもうどの根を神経痛や頭痛、解熱などに効果があるとして使用しています。
ひとつ気をつけないといけないのは山うどを食べるとアレルギーが出てくる方もいるということです。じんましんや口がかゆいなどの症状が出てきた方は控えた方が良いでしょう。
山うどは独特のほろ苦さとさわやかな香りが春を感じさせるうれしい山菜だと思います。
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