蒸ししょうがって知ってますか? 最近健康食品として人気のしょうがですが、生のしょうがよりも、ある健康効果に対しては10倍くらい効き目があるらしいですよ。
生のしょうがをじっくり乾燥させても良いのですが、それでは時間がかかるし、効率的ではありません。
普通の野菜は加熱するとビタミン類などの栄養が損失されることが多いですが、しょうがは、熱を加えると健康効果が増量する事もあるようです。
おいしくて簡単にできる、蒸ししょうがを作ってみました。
蒸ししょうがとはどんなもの 冷え性に効果はある?
蒸ししょうがとは、生のしょうがを薄くスライスして、80度~100度くらいに加熱して、乾燥させたものを粉末にした調味料です。
この蒸ししょうがのすごい所は少量で体を温め、体温アップに効果があることです。
しょうがは加熱すると生のしょうがの成分、ジンゲオールがショウガオールに変化します。
ショウガオールは、胃腸を直接刺激し、体の中から熱を生産します。
現代人、特に女性は平熱が35.4度とか低体温で、冷え性の方が多いですね。
体温が下がれば下がるほど免疫力が落ちて、風邪を引きやすくなる、臓器の不調をひきおこす、ガン細胞が増殖しやすくなる・・・。
このように低体温は万病の元となります。蒸ししょうがを作って毎日摂取し、体を内側からぽかぽかにして、免疫力を高めましょう。
蒸ししょうがの作り方 オーブンで簡単にできあがり
・生のしょうがは100gくらい用意する。よく水洗いして水分を拭き取り、皮付きのまま薄くスライスする。
・トレーに重ならないように並べていく。
・オーブンの温度を100度に設定して、60分加熱する。
オーブンが過熱と乾燥を手助けして、ショウガオールを増やしてくれます。
・ミキサーやすり鉢を使って粉末にする
うちに、お茶の葉を粉末にしてくれるミルサーがあったので、それを使用しました。すり鉢とすりこぎで粉末にしてもかまわないと思います。
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この手の小さなミルサーがあると蒸ししょうがやお茶を粉末状にできます。
できあがった蒸ししょうがの粉末は常温で3ヶ月程度保存が可能です。粉末なので携帯容器に入れて持ち運べます。
蒸ししょうがの食べ方は どのくらい食べれば良い
この蒸ししょうが、健康効果を高めるにはどのように食べていけばよいでしょうか。
目安としては1日に小さじ1杯を食べるようにしていきましょう。
写真のように味噌汁にちょい足ししたり、そばやうどんの薬味に、お鍋の取り皿に最後にひとふりして食べてみてはいかがでしょうか。
炒め物のスパイス代わりに、温かいご飯にふりかけのように少し足してみる、サラダのドレッシングや、ラーメンなど、なんでも合います。
意外にコーンスープや温かい紅茶に入れてもおいしいです。しょうが紅茶は温め効果が抜群です。
蒸ししょうがを食べる前と後で体温を測ってみましょう。10日間くらい蒸ししょうがを食べる生活を続けると、体温が35度台から36度台に上がる方が多いみたいですよ。
冬の夜寝るときの靴下がいらなくなる、ちょっとした階段の上り下りだけで汗をかくようになるなど、体温アップ、新陳代謝がよくなるというような、体感できるうれしい効果を感じる方もいるようです。
あとがき
蒸ししょうがの温め効果は、食べ物や飲み物と一緒にとって、胃腸を刺激することで熱を発生させています。
と、いうことは刺激があるということなので、沢山の量をいっぺんにとれば、お腹を壊す元になります。
毎日適量を調味料風に少しずつとった方が効果が上がりやすいです。
お腹の調子が悪いとき、胸焼けがするときなどは蒸ししょうがの摂取は休んでくださいね。
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