MFクラウドで確定申告 私の取引入力は振替伝票で

確定申告

私は個人事業主で仕事をしていて、青色申告で確定申告しています。以前はパソコンの会計ソフトを使っていたのですが、去年からインターネットバンキングを利用した、クラウド会計に切り替えました。

私が使っているソフトは「MFクラウド確定申告」というのですが、私の日々の取引入力のやり方を紹介します。

MFクラウドで会計ソフトに入力 まずは領収書を整理

私は自営業の帳簿は複式簿記形式でつけています。

以前のやり方は領収書を月ごとに整理して、スクラップブックに貼り付けて、通帳や請求書を見ながら出金伝票と振替伝票を記入して、パソコンの会計ソフトに入力、仕事用の通帳と預金金額が合っていれば、次の月に進む・・・ような感じでした。

面倒なのはいちいち伝票を書くこと。どうも最近のインターネットバンキングを利用したクラウド型の会計ソフトは自動で仕訳をしてくれるらしいので、2017年からはクラウド会計に挑戦してみることにしました。

2017年3月の会計処理を紹介します。まずは領収書の整理です。3月1日から、3月10日から、3月20日から末日までとざっと期日により、3分類します。

以前ならここでスクラップブックに貼り付けるわけですが、今はここまで。私のやり方は、取引をパソコンに入力したら、スクラップブックに確認しながら貼り付けていくというやり方に変えました。

MFクラウド 先月の仕訳帳を見ながら自動入力を

私のパソコンはWindows7、グーグルクロームで、MFクラウドを使っています。

まずはMFクラウドの私のページを開いてログインします。

銀行が3行、クレジットカードが2つ、登録されています。クラウドソフトを使うにはインターネットバンキングの登録が必須です。

ここから、銀行口座を選び、自動仕訳に進みます。同時に前月の会計帳簿から仕訳帳を別ページで開いておくと確認しながら作業できるので便利です。

クレジットカード代金の明細書は手数料がかかりますが郵送してもらっています。まとめて引き落とされた代金から、内訳を入力していくのです。

私のクレジットカードは毎月2日に引き落とされます。2017年2月2日の帳簿を見てみましょう。貸方の普通預金のまとまった金額に対し、借方には補助科目に細かい項目が入力されています。一番右側には摘要事項を書いておきます。

これから入力する3月2日の自動仕訳を見てみると、2月2日と同様な補助科目、摘要が自動で入力されています。毎月会費のように引き落とされる所もありますし、新たに買ったものもあります。


ここを訂正したり書き足したりして右下の登録ボタンを押せば、入力完了です。いちいち振替伝票を書く必要はありません。売上で入金があった場合も請求書でチェックします。

自動仕訳の便利なところは先月の入力内容を覚えているところです。毎月の引き落としがある車のローンなどは金額を入れるだけです。これは簡単で間違いがないですね。

MFクラウド確定申告 現金は手動で振替伝票を入力

次に現金で何か買った場合は手動の振替伝票を入力します。借方で補助科目と内容を入力し、貸方の補助科目は現金で、内容を摘要に書いておきます。同じ日に買った別のレシートは+行追加で同様に入力できます。

このように、銀行の自動仕訳を3月1日から10日くらいやったあと、領収書の手動での振替伝票を3月1日から10日分入力していきます。

MFクラウドは入力した順番でナンバリングされますので、そのままだと日付順になっていません。3月末まで入力したら、取引Noを日付順に振りなおす場合は、左の青いところから会計帳簿→帳簿管理→「取引Noを振り直す」の「実行」をクリックしましょう。

10日ごとに通帳の自動仕訳と現金の手動仕訳の作業をしている理由は現金がないのに何か買っているような状態をなくしたいからです。

銀行口座からお金を下ろすときは、仕事用に使う場合は現金に、生活費などの場合は事業主貸などに振り分けるかと思いますが、大きな買い物をする場合は帳簿の現金出納帳をチェックしながらすすめましょう。

登録を終えた領収書や明細書はここでスクラツプブックに貼っていきます。伝票を書く手間がいらないので会計作業の効率化にも役立っているようです。

細かいことでわからないことはチャットサポートに聞いてみましょう。平日10時半から17時まで対応してくれます。

まとめ

私はクレジットカードも、MFクラウド会計に登録していますが、これは確認のみで、仕訳しません。決算時に問題があるなら対象外にして処理しようと思っています。

クレジットカードの掛け買いも全て未払金になってしまい、面倒なんです。

昔から現金主義で会計処理をしてきたので、銀行口座にお金が引きおとされた時、売上が入金された時に処理した方が簡単だと思います。

しかし、時々クレジットカードで何に使ったかわからない明細があると不安ですね。今はインターネットで買い物することもあるので、ハッカーにやられて、知らず知らず引き落とされている場合があるそうです。

全てカードで決済している人だと、数千円~2万円くらいはわからない方もいるそうな。そういうチェックのためにもクレジットカードを使ったときはメモする、このようなクラウド会計に登録しておくなどは有効かもしれません。

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