子どもが小学校に入学すると班で集団登校するとか、ラジオ体操、町内の夏祭りとか、知らず知らず町内の子ども会のお世話になっているかと思います。
実は私は町内の子ども会の役員をやってます。町内の自治会の班長はやっていたんですが、子ども会の役員は初めてでした。うちは一人っ子なので子ども会の役員は二度と体験することはないでしょう。
うちの町内の子ども会の役員はどうやって選ばれるのか、仕事内容について紹介したいと思います。
町内の子ども会は自治会の一部として活動しています
町内会の班長の順番が回ってくると、4月には自治会の合同会議に呼ばれます。うちの自治会では役員の名前の中に「育成部」という部署が有り4名の役員の名前がありました。
町内の子ども会は自治会の役員の一部であり、町内会費から予算がでています。
小学校、地域のボランティアの方々の協力を仰ぎながら、子ども達のためにイベントを企画しています。
うちの町内会の主な行事は
5月下旬 クリーン大会(通学路の清掃)
7月下旬 ラジオ体操
8月 夏のお楽しみ会
1月 冬のお楽しみ会
他の地域では神社で夏祭りをやり、御神輿、縁日をやったり、ドッジボールやソフトボール大会を開催するところもあるようですが、うちの町内は割とシンプルな方でした。
4月の集団登校の時期や新学期の節目の頃は朝の通学路の交通指導(黄色い旗持ち)があり、その係の保護者の順番を決めるのも子ども会の役員の仕事です。
このほかに廃品回収(古紙回収)も年に6回ほど企画して、子ども会の会計に計上しています。
うちの子ども会の役員は 部長、副部長、会計、廃品回収
うちの自治会は40世帯ほど小学生の児童がいて、全部の子どもの数は50名くらいです。
小さい子ども会の方だとは思いますが、面倒なのは通っている小学校が二つ存在していることです。学区がだぶっているのが原因なんですが、少ない児童が通っている小学校の親御さんからも役員になってもらうことにしています。
去年の1月頭に子ども会の役員さんから「○○さん(私の名前)が、来年の4月から町内の子ども会の役員に決まりました。役割分担を決めるための会議をしますので、2月○日に集まって下さい。」と電話が来ました。
いきなり「決まりました」と連絡が来て驚きましたが、うちの子ども会は下に弟妹のいない6年生の保護者が決まると聞いていましたので、一人っ子の我が家は覚悟はしていましたが。
基本的には5年生の保護者の中から、下に弟や妹さんがいない方か、一人っ子の方から選ぶそうです。
2月○日
近所の喫茶店に今年の子ども会の役員さん4名と、新役員4名が集まりました。いつも小学校の参観日や習い事で一緒のお母さんたちなんで安心していましたが。
うちの子ども会の役員の振り分けはこんな感じです。
部長・・・子ども会の代表 決まっているイベントをマニュアルに沿って準備する。(以前のファイル有り)町内会、小学校などと連絡を密にとり、役員と共に仕事を進める。
副部長・・・部長の指示でプリント類をパソコンで製作してプリントする。パソコン、プリンター、ワード、エクセルなどの基礎的なスキルが必要。過去のデータをUSBメモリでもらえる。
会計・・・自治会から子ども会用の予算を預かり、イベント時に必要なものをその中から購入する。決算書類の作成があるので、パソコン、エクセルがある方が良い。
廃品回収・・・年6回の廃品回収を自宅の車庫などで実地する。
話し合いの結果、パソコンとプリンターがある私は子ども会の副部長になりました。しっかりしていて責任感が強いAさんが部長になってくれたので安心したのを覚えています。
町内の子ども会の役員 引き継ぎに時に気をつけることは
さてこの後、それぞれの前任者と連絡先を交換して、軽く引き継ぎをしたのですが、少し後悔したことがあります。
子ども会の仕事の内容がわからないのは仕方がないのですが、前任の役員がどこまで仕事をしていて、新任の役員はどこから始めれば良いか、この時点で確認しておいた方が良いです。
実はうちの子ども会の役員がイベント以外で一番忙しいのは最後の3月です。
・会計は子ども会の決算と予算を出す。
・新年度の子ども会の名簿作成、集団登校の班編制の名簿作成
・新年度の交通指導(旗持ち)予定表作成
・子ども会の新役員紹介のお手紙
新年度の最初の準備は旧役員が3月中に全部用意しなければなりません。
最初の挨拶のお手紙を作って子ども会の保護者に出した後は、実質的には5月末のクリーン大会という通学路の掃除イベントの準備に入ります。
うちの町内は新年度の子ども会の書類は前年度の役員が作って残してくれるんです。
この辺は町内によって違いますのでよく確認しておいた方が良いでしょう。わからず待っていたら、あっという間に新年度がきて準備が間に合わず、あたふたしてしまうかもしれません。
あとがき
うちの町内は、基本的には6年生の保護者が町内の子ども会の役員を務めますが、地域によっては5年生の保護者だったり、5.6年生が合同で、2年くらい続けるところもあるそうです。
なんとなく、6年生の後半は中学進学の準備をしたいのに、来年の子ども会のことのお世話をしなければならないのは、ちょっと腑に落ちない感じがしますが、慣例なのでいたしかたありません。
役員で選んだ方にパソコンが使える方が一人もいなかったらどうするんだろうかとも少し心配ですが。
子ども会の役員はいろいろ準備が大変ですが、イベントの時の子ども達の楽しそうな笑顔を見ているとやって良かったな~と今は感じています。
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