私は個人事業主としてフリーランスで仕事をしています。パソコンの会計ソフトで計算して青色申告で確定申告をしていました。
去年から銀行口座をインターネットバンキングで登録して、会計のソフトをクラウド会計のソフトに変更しました。
そのソフト、MFクラウド確定申告で確定申告書を作ることに挑戦してみました。
MFクラウドで決算書 カード情報が未入力だとどうなる
私は個人事業主として青色申告で税務署に登録しています。個人事業主は1月1日から12月31日までが会計期間です。
3月に入り、2017年度の会計ソフトの入力が終了しました。実は9月から12月までの分は1日で終わらせたので、我ながらすごいスピードです。
MFクラウドはインターネットバンキングで銀行口座を登録する、クレジットカードの情報も登録できるので、ある程度自動で、会計の仕訳の入力ができているので早いのです。
これが私の2017年度のMFクラウド会計のHOME画面です。
4つの銀行、2枚のクレジットカードを登録しているのですが、銀行の仕訳は終了しました。
クレジットカードは確認するだけで未仕訳のままです。
というのも、基本的には会計は現金主義というか、銀行口座でクレジットカードの代金が引き落とされた日に、会計処理しています。
カードでクレジットで買い物した場合、未払金が増えてしまうので、私的には面倒くさいのです。
車のローンをクレジットで払うなど、数年にわたって減価償却が必要な高額商品を買うときにだけ、未払金を使っています。
このように未仕訳の項目が残ったまま決算書へすすめるのか不安でしたので、チャットサポートに問い合わせしました。
私「2017年度12月まで仕訳が終わりました。現金主義にしているので、カード情報は未仕訳のままです。これらを対象外に処理しないと決算へ進めないのでしょうか。対象外にした場合も後から明細を出すことはできますか?」
MFクラウドは会計に関係ないという「対象外」という項目も選ぶことができます。
サポート
「結論から申し上げますと、「対象外」の操作をしなくても、確定申告書の出力まで可能でございます。
前提としては「連携サービスから入力」画面に表示されている内容は2017年度の明細でございます。
こちらを「登録」すると各会計帳簿に反映されますが、現状の未仕訳分が不要であれば、そのままとしていただく、または「対象外」の操作を行っていただければと存じます。
※対象外にした後に、再度「連携サービスから入力」画面に表示することも可能でございます。
確定申告書の入力にお進みいただいても問題はございません・・・」
カード情報が未仕訳のままでも決算書、確定申告にすすめるということで、安心してそのままやってみることにしました。
MFクラウド確定申告 青色申告決算書はどこにある?
早速、左側の青いバー「決算・申告」を開いてみます。いきなり確定申告書がでてきて、基本事項を入力する画面のようです。
普通は青色申告決算書を作って、その数字から確定申告書を作るのですが、「青色申告決算書」の場所が見当たりません。
再度、チャットセンターに問い合わせしたら、
「左メニュー>決算・申告>確定申告書・・・画面下にPDFがございますので、そちらをダウンロードして印刷してください。 」
上の右側、決算書入力の所を開いたら、青色申告決算書の画面が出てきました。これでひと安心です。
ここで、青色申告決算書のPDFを開いてみたら、最初の開始時期に減価償却費の計算ができていたので、ほぼ青色申告決算書ができていました。
入力しただけで自動で青色申告決算書ができていたので、びっくりしました。
源泉徴収をしている会社からの前払い源泉税の金額が合わなかったので、去年の確定申告書を見てみました。
2016年は少し収入が多かったので、所得税及び復興特別所得税の額が数千円あり、その分源泉徴収額が減額されていました。
4月に源泉徴収額が振り込まれた時の仕訳を税金分は租税公課として修正するとぴったり金額があいました。
他にも決算書に進む前に、12月31日の銀行残高が通帳と合っているかも確認しておいて下さい。
さて、すべて確認して、源泉徴収税の支払証書、生命保険の支払証明書、マイナンバーのコピーなど必要書類を用意したのですが・・・。これらを貼る、添付書類台紙が見つかりません。
仕方なく「添付書類台紙」をインターネットでダウンロードしてプリントしてから、MFクラウドの青色申告決算書と確定申告書BのPDFを保存してみました。
そうしたら、MFクラウドの確定申告書Bの下にしっかり「添付書類台紙」が用意されていました。
MFクラウド確定申告には基本的には書類が全部用意されていますから、安心して下さい。
MFクラウドで確定申告書Bを作成するときの注意点
MFクラウド確定申告は、確定申告書B、所得税青色申告決算書の両方に提出用と控えの書類がついています。
入力した場所に漏れがないか確認して、印鑑を押します。
確定申告書Bの提出用の名前の上にマイナンバーを記入する場所がありますので、ここだけは手書きで記入します。
これに源泉徴収税の支払証書、生命保険の支払証明書、マイナンバーのコピーなどの添付書類をそえれば提出できます。
私は一番近い税務署に、控えと共に持っていって、確定申告書を提出し、控えに日付のハンコをもらっています。控えがあると来年の確定申告に参考になるからです。
郵送の場合は確定申告書、青色申告決算書の提出用と添付書類を送れば大丈夫だと思います。
基本的には確定申告の書類がMFクラウド確定申告からダウンロードできますが、損失申告に関してはできないようです。
損失申告書が必要な場合は国税庁ホームページの確定申告書作成コーナーで作成するか、青色申告決算書と共に、税金相談のできるところに持ち込んで処理したほうが良いでしょう。
このような銀行のネットバンキングやクレジットカードを利用したクラウド会計はとにかくごまかしが効かない感じがします。
特にクレジットカードを利用したときは、仕事の経費にするのか、事業主貸で生活費として処理するか、しっかり線引きが必要です。
線引きに悩んだ場合は、どのカードを使ったか、買ったものの内容、実際に引き落とされる予想日をレシートに書いておこうと思いました。
まとめ
去年までは振替伝票、出金伝票、入金伝票を通帳、請求書、領収書等とにらめっこしながら全部手で書いて、会計ソフトに入力する・・・。けっこう時間がかかりました。
MFクラウド会計ソフトは自動入力ができているので、現金処理のレシート等を入力して訂正するだけ。すごく処理が早いですね。間違っていたらすぐに教えてくれます。
会計処理に少し知識があるならMFクラウド確定申告はおすすめです。
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