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お正月と言えば鏡餅。鏡餅の由来は?子供向けに考えてみました

正月

 

師走に入り、クリスマスも終えると年末の準備に入ります。お餅やお正月料理の準備と共に必ず目につくのは鏡餅ですね。神棚や仏壇がないお宅でも必ず飾っているのではないでしょうか。

なんとなく当たり前に買っている鏡餅ですが、由来を調べてお子さんにも説明できないかと考えてみました。

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鏡餅の由来は?実は三種の神器から・・

お祭りやお祝いの場で登場する餅は、もともとハレの日の食べ物で神様に捧げる神聖なものでした。現代でも結婚や新築の上棟式のお祝いにもお餅を配ったりします。

日本での鏡餅の始まりは、平安時代の「源氏物語」に初めて出てきます。お正月の三ヶ日の宮中行事に「歯固めの祝い」という行事がありました。これは天皇陛下の無病息災を願い、様々な供物を献上するのですが、その中の一つが「鏡餅」でありました。これが、「鏡餅」の由来となる語源になっています。

「歯固めの祝」赤ちゃんが生後100日めくらいの頃に「お食い始め」をすることがあります。昔から、健康と長寿のためには丈夫な歯が大切と考えられていたんです。

天皇家に代々伝わる三種の神器の一つである「銅鏡」に似ている円形のお餅を「鏡餅」と呼ぶようになりました。大小の餅を2段に重ねるのは月と太陽を表し、円満に年を重ねるという意味もあります。

昔から日本では鏡は霊力を備えたもとと大事にされてきました。稲作文化の日本では、大切なお米をついて固めて作るお餅は、人間の生命の源ととらえて、宮中の正月行事にはなくてはならないお供え物でした。

鏡餅はいつ頃?どこにかざりましょうか

「一年の計は元旦にあり」この言葉はお正月を象徴していると思いませんか。お正月は私たちの生活、年齢、運気など全ての始まりの歳となります。

去年の良かったこと、悪かったこともいったんリセットして気持ちよく迎えたい物ですね。

そのお正月に鏡餅やしめ縄などを準備して年神様をお迎えして、お祀りすることは、健康や長寿など様々な願いを込められる素晴らしい日本の伝統文化です。

鏡餅を飾るのは松飾りやしめ縄同様、12月28日までか30日に致しましょう。29日は9が「苦しむ」を連想させるため避けた方が良いです。

年神様は鏡餅をお供えした場所にいるので、飾るのは複数でも大丈夫です。床の間や神棚、リビングなど年神様に来ていただきたいところに飾りましょう。

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鏡餅の意味を子供向けに・・実はお年玉は

子供には「神様に鏡餅をお供えして、お年魂をいただく」ということをまず伝えると良いと思います。子供がいちばんお正月で興味があるのはお年玉ですから。

お正月にその年の年神様をお迎えして、鏡開きまで神様の宿る住まいが「鏡餅」になります。お正月の間に神様のお力をおすそ分けしていただくのが「お年魂」ということになります。

昔は一家の主人が(コワいお父さんという感じ?)鏡餅を割って神様の御霊(みたま)を家族に分け与えたのがお年玉の始まりなのです。

この鏡餅、それこそ神様の魂が宿っている鏡餅をお雑煮やぜんざいなどで食べることで、その力を分けてもらい、健康で長生きできると信じられています。

今の子供はお小遣いとしてお年玉をお金でもらうのが当たり前ですが、お年玉は鏡餅から始まった、神様のお裾分けであるという話をして、一緒に鏡餅のお供えをしましょう。神様のお迎えのための大掃除やお手伝いもはりきってやってくれることでしょう。

あとがき

お供えした鏡餅を下げるのは1月11日とされています。こちらはぞろ目で縁起がいいという理由です。このことを「鏡開き」と言い、家族で食べるのが習わしです。

神様からいただいた魂を是非、家族で食べて無病息災を祈りましょう

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