新潟まつりは毎年8月の上旬の金土日に開催されています。
初日を飾るのは萬代橋を中心に浴衣で踊る「大民謡流し」です。
もちろん飛び入りも大歓迎、新潟まつりの民謡流しを紹介します。
新潟まつりの大民謡流し そもそもどんなお祭り
新潟まつりの歴史は江戸時代の享保11年(1726年)から始まった住吉祭からルーツが続くのですが、その他に、商工祭、川開き、開講記念祭という4つのお祭りを一つにして、昭和30年に初回が始まりました。
民謡流しはその中の開港記念祭という新潟港が明治元年に開港されたのを祝うお祭り行列の流れを継いでいます。
新潟まつりは政令都市となった2007年からは8月3日以降の最初の金・土・日と決まっています。
その最初の金曜日に開催されるのが「大民謡流し」なのです。
民謡流しは新潟の地元企業が協賛してそろいの浴衣で「新潟甚句」や「佐渡おけさ」を踊ります。その数なんと、15,000人ほどです。
踊りのメイン会場は信濃川にかかる新潟を象徴する橋、萬代橋の上です。
新潟駅からメインストリートの柾谷小路を通り、萬代橋へ。その踊りの流れは新潟の繁華街、古町まで続きます。
最近では、民謡流しの後半、新潟まつりの始まりを祝うためにオープニングスターマインは花火が打ち上げられます。
新潟まつりの民謡流しで踊るのはどんな曲?踊りは簡単?
民謡流しで踊る曲は「新潟甚句」と「佐渡おけさ」です。10年くらい前は半々づつくらいに演奏されていましたが、佐渡おけさは万代町通りで少し踊っているだけで、今は「新潟甚句」がメインになっています。
その理由は佐渡おけさは佐渡のほうが主流では?というのと、新潟甚句の方が簡単に踊れるためではないかと思います。
新潟甚句の踊り方のビデオを見てもらってもわかるとおり、本当に簡単です。
まったく知らない方でも見よう見まねで、前の人のまねをすればできちゃいそうでしょう?
新潟市では小学校の運動会で「新潟甚句」を踊る学校が多いみたいですよ。
新潟まつりの民謡流しは飛び入り参加大歓迎です。浴衣の列に加わってあなたもぜひ踊ってみてください。
新潟まつりの民謡流し 2017年はいつから交通規制は
今年、2017年の民謡流しは8月4日の金曜日です。
仕事帰りのサラリーマンやOLの皆さんがそろいの浴衣で着替え、夕日に染まった萬代橋周辺に集まってきます。
踊る時間は
19:00~20:30 です。
18:30くらいから交通規制が入り、会場周辺には車で入れませんので注意しましょう。
民謡流しは新潟駅の万代口をでてすぐ、柾谷小路通りぞいではどこでも踊り手で一杯です。
この民謡流しはそろいの浴衣の踊りを見るのも楽しいのですが、飛び入りも大歓迎です。新潟甚句を覚えたら、お気に入りのグループの最後尾で踊りましょう。
そしてこの民謡流しには美しい古町芸妓の皆さんも参加しているんです。芸妓さんが踊っている姿は絵になりますね。
ぶらぶら眺めながら応援するのもよし、途中でちょっと一緒に踊ってみても楽しいですよ。
まとめ
民謡流しは昔は万代橋を越えた古町方面を会場にして、8月8日、9日の二日間開催されていました。
踊り手の数は二日間で3万人近くにふくれあがり、新潟まつりは踊り手の数が日本一という大民謡流しとしてニュースになっていました。
新潟市制100周年の1989年から、萬代橋とそれに続く万代シティをメイン会場にしたため交通規制で民謡流しは金曜日の1日のみになりました。
最近はにいがたでも「よさこい」が大流行、今年も9月のシルバーウィークあたりに、にいがた総おどりが3日間盛大に催されます。
この流れは新潟まつりの大民謡流しがあって、新潟市民の皆さんが踊りが大好きということではないのでしょうか。
見て楽しい、踊って楽しい新潟まつりの民謡流しにぜひお越しください。
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