新潟の長岡まつり大花火大会は秋田の大曲、茨城の土浦と共に日本三大花火と呼ばれています。花火が上がる日程は、毎年8月2日と3日です。
この日程が毎年決まっているが故に、長岡の近隣のホテルは毎年8月2.3日は1年前から予約が入り、常連客や旅行会社などに抑えられています。
しかし関東方面から長岡花火を楽しむのなら、上越新幹線も停車する越後湯沢駅周辺で宿泊する手段を考えてみてはいかがでしょうか。
長岡花火2017 今年はどんな日程、花火を見る場所は
今年、2017年の長岡花火は
8月2日(水)・8月3日(木)の平日開催です。
開催時間は
19:20~21:15 の約2時間です。
主なプログラムは
19:20 白菊
19:25 ナイアガラ超大型スターマイン
20:15 復興祈願花火フェニックス
20:30 正三尺玉3連発とナイアガラ
20:50 2日(水)天地人花火・3日(木)この空の花
21:07 米百俵花火「尺玉100連発」
21:15 閉幕
今年は戦争により中止していた長岡花火が昭和22年に復活して70周年に当たる節目の年です。沢田知可子さんの「空を見上げてごらん」という中越震災復興ソングに乗せて最後の尺玉100連発を打ち上げます。
この人気の長岡花火をあまり渋滞に巻き込まれずに早めに帰るために、越後湯沢駅周辺で宿泊するのはいかがでしょうか。新潟駅のまわりにもたくさんホテルはあるのですが、春先くらいに8月2日、3日は埋まってしまいます。
越後湯沢まで車で移動して駐車、その後に電車か新幹線で長岡駅に向かいます。宿泊予約が取れていれば、チェックイン前でも駐車できますので、昼くらいには到着しておいた方が良いです。
その場合、花火見学の場所取りは長岡駅にほど近い、信濃川右岸側にしておきましょう。有料の観覧席を買う場合も右岸側にしておきます。
長岡花火を新幹線で 越後湯沢で宿をとろう 民泊予約も
この越後湯沢駅周辺のホテルを予約して、長岡駅へ電車で向かって、新幹線の最終で越後湯沢駅にもどるツアープラン、旅行会社から発売されています。
東京23区内から越後湯沢駅に昼くらいに降りてホテルにチェックイン、旅行バックを置いて、手ぶらで長岡まで出かけられます。
越後湯沢周辺はスキーリゾート苗場のある一大観光地、湯沢グランドホテル、湯沢東映ホテルなど多数ホテルがあります。全て新幹線利用のパックツアーも大人ひとり4万円くらいで利用できます。
しかし、親子4人、友人多数とかで花火大会を見たい場合、一人4万円は高いですよね。その場合は、越後湯沢に宿を取り車で移動して駐車、荷物はフロントに預けて、長岡ま電車で移動はどうでしょうか。
8月2日、3日は越後湯沢周辺の宿泊施設も長岡花火客を誘致していますので、越後湯沢駅や石内駅までバスで送迎サービスなどを行っているところも多いようです。
あと、越後湯沢駅周辺はバブルの時期に高層マンションがたくさん新設されました。スキーを楽しむ観光客も多く、冬の週末は東京24区と言われるほど賑わっていました。
そのマンションを狙って、airbnb(エアビーアンドビー)などの民泊施設を探してみるのもいかがでしょう。石打駅利用で長岡花火向けの民泊施設もあるようです。
長岡花火を楽しむには 新幹線、上越線で越後湯沢に帰る
なんとか越後湯沢周辺で宿泊予約ができたなら、次は長岡駅から越後湯沢駅までの新幹線のチケットを予約しましょう。
小さなお子さんで連れで長岡花火を見るなら、指定席がとれていた方が楽です。
上越新幹線(上り東京方面)の越後湯沢駅最終は
Maxとき480号 長岡22:42発 越後湯沢23:09着(越後湯沢駅・終着)
残念ながら、この最終列車は8月2日、3日は自由席のみの運行になっています。
指定席なら、この1本前からにしましょう。こちらは東京駅まで向かいます。
Maxとき350号 長岡21:58発 越後湯沢22:23着
JR東日本の通常予約は一ヶ月前からです。えきねっとなどを利用して早めにチケットを取りましょう。
大人ばかりで自由席で良い場合も長岡駅に着いたらすぐに帰りの乗車券、特急券を買っておくことです。長岡から越後湯沢までは30分くらい、大人でしたら立ったままでも我慢できるかと思います。
在来線の上越線も長岡~越後湯沢行きの帰りの臨時列車があります。こちらは乗車時間が1時間20分くらい、21:44発は小出までしか行きませんので要注意です。
花火終了後の長岡駅は大混雑、ホームにたどり着くまで1時間くらいかかかるのはざらです。指定席がとれている、乗車券があっても間に合わなければ何にもなりません。最後の「尺玉100連発」は残念ですが、背中に音を聞きながら早めに長岡駅まで歩きましょう。
さて、越後湯沢周辺は夏の昼間もリゾート気分満載で楽しめます。特にお子さんたちには楽しい夏休みが過ごせるのではないでしょうか。
私のおすすめは「レジャープールオーロラ」です。大小のウォータースライダー、流れるプールなど子どもたちも大喜びの施設です。
まとめ
毎年、長岡花火を見ている方は帰りの一斉混雑がイヤで「今年はフェニックスを見たら帰ろう」とか、ごひいきの花火を見られればすぐ長岡駅に向かうという方も多いようです。
そのため、長岡まつりの花火は大きいしかけ花火を最後に持ってくるというよりは、見所を分散してプログラムを作っているのだそうです。
長岡まつりの大花火大会は、明治の初めからある歴史のある花火なのですが、8月1日の長岡空襲の慰霊のために、毎年8月2日、3日に開催されることになりました。そして中越地震復興のフェニックスも加わり、毎年たくさんのボランティアの皆さんのお手伝いもあり、マナーの良い花火大会と言われています。
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