小学校に入学してしばらくすると給食が始まります。ゴールデンウィーク明けくらいには早くも1年生だけで給食の配膳をするようになります。
うちの小学校の給食着はボタンのついた割烹着型です。エプロン型の小学校があったり、自分の給食着を購入するところもあるみたいですね。
うちは学校から給食当番になると借りてきて、週末には持ち帰り、洗ってアイロンかけをして次の当番に渡すというシステムです。
実はこの給食着のアイロンかけ、ちょっと深い理由があるみたいなんです。
私は1年生の頃は給食着をアイロンかけはしていなかったんです
娘が1年生の頃、初めて給食当番になり、割烹着をうちに持ち帰ったとき、ボタンが取れかかっていました。
このまま洗濯すると、とれそうなんで、慌ててつけ直して洗濯したのを覚えています。
給食着の布は綿とポリエステルの合成繊維でノーアイロンでもそんなにシワシワではない感じでしたので、洗濯が乾いたらそのまま袋に入れて持たせていました。
私は1年生の最初の頃は給食着はアイロンはかけていなかったのです。
半年くらい経った頃、また娘が給食当番で割烹着を持ち帰ってきました。
「おかあさん、給食の割烹着は洗濯したら、アイロンをかけなきゃダメなんだって。おかあさんに連絡するように先生に言われちゃった。」
娘にそう告げられたので、めんどくさいなぁと思いながらもそれからはアイロンをかけるようになりました。
小学校の給食着 ほけんだよりなどを要チェックしておこう
ある日、小学校から「ほけんだより」のお手紙が届きました。歯の磨き方やインフルエンザの予防など、役に立つのでよく読んでいたのですが。
「アタマジラミにご注意ください!」
うちの小学校の児童でアタマジラミが見つかったお子さんがいたそうです。アタマジラミのことを読み進めていくと、
・ご家庭ご協力いただきたいこと
1,持ち帰った給食着は洗濯後、消毒のために必ずアイロンをかけて持たせてください・・・
少なからず、私はショックを受けました。
アイロンは給食着のしわ伸ばしの意味もあるのでしょうが、シラミを熱で消毒するためにかけるのが本来の目的だったのでした。
給食を扱うので、衛生と殺菌の意味を子供たちにしっかり教える意味もあるみたいです。
給食着、シワは目立たないのですが、アイロンかけの理由が
給食着は学校のものをレンタルして使う場合は洗うのは当たり前ですが、アイロンがけに関してはシワにならないように干してたたんで終わりという方もいるようです。
学校によっては糊付けまで保護者にお願いするところもあるようです。
給食着がレンタルの場合は、どの子の親がアイロンをかけていないのか、なんとなく子供たちもわかるみたいです。
うちの娘の給食着も最初の頃はアイロンをかけていなかったので悪かったなぁと反省しています。
「学校の給食着は洗濯してアイロンをかける。次のお子さんがきれいに気持ちよく使えるように。」
大勢で使う給食着です。洗濯したら高熱でアイロンをかけて殺菌してシラミなどの寄生虫が広がらないように注意してあげましょう。
あとがき
子供のアタマジラミは不潔にしているからなるものではなく、頭をくつけあったり、同じタオルを使ったりして、単純に感染によって広がっていきます。
給食着は帽子もあり、みんなで使い回すのでシラミの感染の可能性もある訳なんです。
昔ですとギョウ虫などの消毒もかねてアイロンがけを保護者にお願いしていたのかもしれませんね。
お子さんたちが楽しく給食を食べられるように、給食着は洗濯からアイロンがけまできちんとやってあげましょう。
アタマジラミの記事はこちらから
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