体操着のゼッケンに名前をアイロンプリント 運動会にバッチリ

小学校

娘の小学校の体操着は、小学校の名前が入ったゼッケンを購入し、学年、クラス、姓を黒マジックペンで書いて、胸に縫い付けるタイプでした。

ただ、半袖の体操着などは何度も洗濯するんで名前が薄くなっていくんですね。運動会で自分の子どもを見つけるためにも、ゼッケンの名前をパソコン用のアイロンプリントで作ってみました。

体操着のゼッケン はがき大のアイロンプリントを用意

うちの小学校のゼッケンは20cm×14cmくらいでけっこう大きいんです。名前の所だけ、パソコンで作れるアイロンプリントで作成してみました。名前だけならハガキサイズのアイロンプリントでやれそうです。

 

サンワサプライの洗濯に強いアイロンプリント紙(白・淡色用)です。体操着は何度も洗いますから、しっかりしたのが良いです。

中には詳しい説明書とはがき大のアイロンプリント紙が5枚、仕上げ紙が5枚入っています。


どちらも白い紙なのですが、触るとざらざらした質感なのがアイロンプリント紙で、つるつるなのが仕上げ紙です。角が丸いのが仕上げ紙で、角が四角いのがアイロンプリント紙です。間違えないように注意しましょう。

どちらも右上にカットがあるのが表側になっています。まずはアイロンプリント紙に印刷する名前をパソコンで作りましょう。

アイロンプリント パソコンのWordで名前を印刷

パソコンで名前を製作するのはWordを使いました。まず白紙の文書を新規設定し、大きさはハガキ、横位置にします。これらは印刷設定で指定できます。

文字をハガキの中心に打ちたいので、

挿入→テキストボックス→横書きテキストボックスの描画

を選んで画面いっぱいの□にテキストボックスを作成します。

書体を選び、名前をうちます。今回はHG岸本楷書体を選びました。楷書体や太めのゴシック体などが目立ってよいようです。大きさは180ポイントにしましたが、書体によって大きさが異なるので、余裕を持って作りましょう。あとで、文字+5mmくらいにカットして使う予定です。

文字がハガキの中止の位置に来るように、テキストボックスの○を動かして、縮小や拡大をしておきます。

最後にテキストボックスの線の上にカーソルを載せ、右クリック、図形の書式設定で線なしにしておきましょう。ここで保存をしておけば、あとで同じ文字を印刷できます。

次にインクジェットプリンタで印刷するのですが、顔料系のインクではプリントできません。キャノンなどの黒が顔料系のプリンタはカラーで印刷します。

プリンターの印刷設定は

・用紙設定 ハガキ 横位置

・用紙種類 アイロンプリントペーパー、Tシャツ転写紙

・カラー グレースケール(カラーのままでも良い)

・給紙方法 手差し印刷

右上コーナーがカットしてあるのが、表側になりますので、間違えないようにします。

名前の「山田」が左右反転して出てきましたね。これでアイロンプリントの印刷は成功です。

ゼッケンにアイロンをかける 冷めてから用紙をはがそう

アイロンプリントの余白を5mm程度残して切り取ります。この形のまま、ゼッケンに貼り付けることになります。

アイロン台を用意して、アイロンを最高温度にしておきます。(スチームは不要)

転写する位置にアイロンプリント紙を置いて上から強く押さえつけるようにアイロンをかけます。

10秒から15秒押さえつけるのを5~6回くり返します。ゼッケンが焦げないように気をつけましょう。

このままゼッケンが完全に冷めるまで待ちます。すぐはがすのは絶対ダメです。

ゼッケンが冷めたら端の方からゆっくりはがします。

このとき、はがれにくい場合はアイロンかけが不足しています。再びアイロンを温めて、しっかりアイロンをかけ直しましょう。

最後に仕上げ紙をつるつるした表面を下にして、アイロンかけをします。このときも最高温度で10秒~15秒、数回くり返してかけます。

仕上げ紙でアイロンをかけることによって、アイロンプリントのテカリやつや感を抑えて、プリントを長持ちさせます。

このときも仕上げ紙ごとゼッケンが冷めるのをゆっくり待ちましょう。しっかり冷めたら仕上げ紙をゆっくりはがします。

これでゼッケンのアイロンプリントが完成です。学年やクラスは黒マジックで書こうと思います。

アイロンプリントの所をアップで見てみましょう。

白いところも切り取った形で布に張り付いているのがわかるでしょうか。洗濯してはがれてくるのはここの白いところからになります。洗濯するときは、体操着を裏返して洗濯するとプリントが長持ちしますよ。

まとめ

低学年はひらがな名前で同様に製作できます。着替えや長袖の体操着にもゼッケンをつける場合は、複数プリントしておくと便利ですね。

よく失敗するのは、アイロンプリントの転写紙や仕上げ紙を冷める前にはがしてしまうことです。布が熱いままだと、プリントも紙と一緒にはげることがあります。

小学校の運動会やマラソン大会で、アイロンプリントの名前のゼッケンは書体がくっきりしていて、よく目立ちます。応援合戦や綱引きなんかでも発見できるくらいです。

ちょっと一手間かかりますが、体操着のゼッケンのアイロンプリントはおすすめですよ。

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