毎日のお風呂掃除、皆さんはどんな感じですが?私は床とバスダブだけは風呂用洗剤とブラシで、洗い流しています。
でもどうしても梅雨時になると壁や床に黒いカビが少しずつできてしまいます。梅雨時の風呂掃除とカビ対策を紹介します。
風呂の壁にできてしまった黒いカビ 我が家の落とし方は
我が家は冬の暖房は蓄熱暖房なので室内は乾燥しています。全員が入浴した後はお風呂場のドアを開けて乾燥させています。意外に冬場はお風呂にカビはできないんですが。
4月に暖房を切り、湿気がこもってくると、風呂場の壁やドアの所に少しずつ黒いシミができてしまいます。
冬場はカビ取り剤を使った後に窓を開け放つことができないので、暖かくなってきて窓を開けられる梅雨の前、5月くらいが我が家のカビ取りのチャンスです。
5月に昼間、お風呂掃除ができる時期に3~4日かけてカビ取りを実施します。
私のコツはいっぺんに全部やろうとしないことです。
風呂のカビ取り週間の日はまず、いつものように床をお風呂の残り湯とブラシ、風呂用洗剤で洗い流します。
お風呂のお湯を抜いてバスダブも同様に洗い流します。窓を開けて1時間ほど換気をしてからカビ取りを始めます。
ゴム手袋を手にはめて、カビ取り剤とラップを用意します。カビを取る壁は1日に一面だけと決めています。
最初の日は鏡やシャワーのある壁面にしています。シャンプーや石けん置き場もあり、一番手間がかかるからです。
カビができているところにカビ取り剤をつけてラップをして10分ほどおきます。
ラップがしにくい所はジェル状のカビ取り剤が便利です。
時間が立ったら水シャワーで洗い流して終了です。その後も窓を開けて換気をしっかりやりましょう。
汚れが少ない壁面は2面一緒に同様にやる日もあります。まずは壁4面をきれいにして黒カビを風呂から追い出しましょう。
くれぐれもお風呂の床、バスダブ掃除の後は1時間くらい換気をしてからカビ取りをおこなってください。タイプの違う洗剤が混ざると有害なガスが出てしまい、事故の元です。
梅雨時の風呂のカビ 風呂上がりにやっておきたいカビ対策は
お風呂場のカビの原因は水分、湿気、湯垢、石けんかす、そして人から出てくる垢などを栄養にしてカビが生えてしまいます。
お風呂上がりにそれらを少しでも除去しておくとカビ防止に役立ちます。
我が家は風呂の残り湯を翌日の洗濯に使うのでまずは風呂のフタをしっかりしめます。
温水シャワーで湯垢や石けんかすがついているところを洗い流します。45度以上ですとカビの菌を殺す作用もあるようです。
その後は冷水シャワーでお風呂の中の温度をさげます。これは湿気を減らすためです。
100円ショップなどで売っている、水切りワイパーなどでお風呂の壁や鏡、窓ガラスの水滴を落とします。
換気扇をかけるか、窓を開けてお風呂場を乾燥させておきます。
これだけやっておくと、お風呂のカビの防止になります。
風呂場のカビ対策 普段の手入れとカビ防止のくん煙剤も
お風呂の床や水洗タップ、シャワー周りなどは黒くなる前に、赤いどろどろしたヌメリが先にでてくるかと思います。
これはカビではなく「ロドトルラ」とよばれる酵母です。風呂用洗剤とブラシで洗い流せば簡単に落ちるかと思います。
そのままでは、菌が少し残っていてすぐまた赤くなってしまいます。
赤いヌメリをとったあとは、消毒用エタノールをティッシュなどにしみこませて5分くらい当てておき、はがしてから水洗いしておくと、ヌメリが出なくなります。
お風呂全体の黒カビを掃除したあとは、「浴室用防カビ燻煙剤」なども使用すると良いでしょう。
銀イオンの煙が天井や換気扇の中まで除菌してカビを防いでくれます。
使い方は水を入れて、お風呂の床に置くだけ。1時間半で終了、あとは換気を30分ほどすればオッケーです。
2ヶ月くらいは効果が持続するらしいので梅雨に入る前にやっておくと効果が期待できますね。
まとめ
お風呂場にかぎらず、カビ対策には
カビの好むエサを作らないようにする、乾燥、換気をする、小さなカビを見つけたらすぐにきれいにして消毒する・・・等が大事になってきます。
風呂掃除は追いかけっこになってしまうかもしれませんが毎日を気持ちよく過ごすためにがんばってやりましょう。
梅雨時、風呂掃除で出てくる赤いカビ そのヌメヌメは酵母だった
コメント