一昨年くらいから私はフルーツ酵素にはまっています。ローフード(生野菜やフルーツ中心の食事)の実践、ダイエットに健康のために・・・。甘くておいしいフルーツ酵素を作ってみましょう。まずは通年お安く手に入り、おいしいパイナップルで挑戦してみましょう。
材料はこれだけ、上白糖1kgにフルーツ900gです。
フルーツや生の野菜、900gに上白糖1.1倍必要です。上白糖を1kg用意すれば、フルーツの量を量るだけで、できます。
容器は果実酒瓶の容量2Lを用意しました。広口で手が入りやすいので愛用しています。ホーローなどの容器でも大丈夫です。
使えないのは安いプラスチック製のバケツなどです。容器がフルーツの酸で溶ける可能性があるかもしれません。
あと、梅干しや果実酒などで使ったことのあるものもNGです。別な発酵菌が残っており、うまく発酵しない原因になります。そんなに高いモノでもないので、ホームセンターなどで新調しましょう。
フルーツの皮をむいて量りましょう。
今回はパイナップル1個、少しフルーツが足りないのでミカン3個を足しました。パインは皮をむいて、ミカンも皮をむいておきます。
レモンやミカンなどの柑橘類は皮にワックスや農薬がついていることがあるので、基本的には皮をむきましょう。無農薬ならそのままでも大丈夫です。
私はフルーツ酵素のシロップを取って、残ったフルーツも生ジャムとしておいしく食べています。なので、リンゴの芯や、トマトのへたも取ってから仕込んでいます。
パイナップル、ミカンを刻みます。パインの芯もいれちゃいましょう。
砂糖漬けにするので細かく刻めば、パインの芯もおいしいです。リンゴ、なし、トマト、イチジク、ブドウなどはよく洗って、皮ごと刻んでオッケーです。イチゴやミニトマトはヘタだけとって刻みます。
ジャム作りと似ていますが、ジャムはフルーツ丸ごと入れることもありますが、こちらはフルーツの果肉と砂糖で発酵させたいのでだいたいでけっこうなので、刻んで使いましょう。
ちょっとスパイシーな感じがお好きな方はショウガを少し刻んで入れてみましょう。
水分の少なめなバナナ,アボカドなどはシロップ作りには不向きかもしれません。
まずは刻んだパイナップルを砂糖にまぶしていきます
果実酒瓶に砂糖の1/3くらい入れます。その後刻んだパインを1/2程度入れて、手でかき混ぜます。再び1/3の砂糖、パインを入れて、手で混ぜます。
砂糖で蓋をして・・・一晩くらいおいておきます
残りの1/3量の砂糖でパイナップルに蓋をします。本当の蓋もして、一晩くらいおいておきましょう。
発酵の日数の目安も見たいので、日付シールは忘れずに。お疲れ様でした、本日はここまでです。
実は材料と瓶を用意すればけっこう、簡単だったでしょ?
フルーツ酵素の瓶を置く場所は冬は家族がいる暖かい部屋においておきましょう。夏は発酵が進みすぎることがあるので常温でも比較的涼しいところに(時々クーラーを使うくらい)おきましょう。春と秋は普通に常温でけっこうです。
キッチンなど、作る人がいつも居る場所においておくと、よりおいしくなるそうです。
一晩たちました・・・パイナップルの様子はどうでしょう。
なんだか既に少しパイナップルの周りに発酵しているような泡がみえますね。
これは、この瓶がいつもフルーツ酵素を作っている瓶なのと、パインそのものに酵素が多いからだと思います。
でも本格的な発酵はまだまだこれからです。
底に砂糖が残っているのでよく手で混ぜましょう
果汁はかなり出てきましたが、瓶の底に砂糖が白いまま溶け残っていますね。なるべく早く溶けるように手でまぜましょう。
これから毎日、朝起きたらと寝る前に、一日2回手でよくかき混ぜましょう。
あなたの手にある常在菌がフルーツ酵素の発酵の元になります。おにぎりも直に手で握った方がおいしいそうですよ。
次回は発酵の途中と、パイナップルのフルーツ酵素が完成したところを紹介しますね。
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