我が家は今から4年ほど前に一戸建てを新築しました。家は3回建てないと理想通りにはならないとは言いますがなかなかそうはいかないですよね。その時感じた失敗談を少し紹介しようと思います。
新居に引っ越して3日後のことでした・・・お隣が・・・
私たちが一戸建てを新築して引っ越せたのは12月も終わりの頃でした。オール電化で深夜電力を利用してエコキュートでお湯を沸かしていました。
前はガスでしたので、エコキュートのお湯はいきなり熱くなるということがなく、食器洗いやお風呂、洗面も快適でした。
引っ越して3日目の夜のこと、近所への挨拶はとうに済ませていたのですが、お隣のご主人が我が家を訪ねてきたのです。
「給湯器の室外機の音がうるさくて眠れません。なんとかなりませんか?」
エコキュートの室外機とお湯をためるタンクは我が家の敷地内でしたが、お隣のお宅の側面側においてありました。
そのエコキュートの室外機の位置がお隣の一階の寝室に隣接していたのです!
すぐに工務店に連絡しましたが・・・
すぐに工務店に連絡して、どうしたら良いか対策を考えました。
エコキュートは深夜の安い電力を利用して空気を圧縮する技術でお湯を沸かします。我が家は22:00~8:00の契約で深夜電力を利用していました。
冬は特に外気の気温が低いため深夜の午前3時くらいからいきなりゴーゴーと音を立ててお湯を沸かしていたらしいのです。
実際にすぐに追い炊きの措置をとるとけっこうな騒音がします。室外機の前にお隣の寝室の窓もあり直接響いていたようです。
しかしエコキュートのお湯のタンクはけっこうな重さで配置してあります。それを移動するのはかなり難しそうです。
結局、エコキュートの室外機だけ、長く3mくらいパイプを伸ばして、お隣の寝室から離して設置するということで納得してもらいました。幸いにも、そちらの方は月極駐車場になっていて住宅はなかったのです。
工事はすぐには無理なので、一週間くらいは我慢してもらうことにしました。我が家もその間はなるべく深夜ではなく早めの時間にお湯を沸かすことにしました。
隣接するお隣の間取りも考えて設計してもらいましょう
このあたりのことは、家を建てる前から調べればわかることでした。設計途中でガス使用ををやめてオール電化にすると変更したのが原因かもしれませんが。
私たちもエコキュートの室外機がそんなにうるさいなんてわかりませんでしたが。わかっていれば最初から離れた場所に設置できたと思います。
水回りのことはあとからなかなか動かせませんので、設計段階からお隣の間取りも工務店さんに頼んで無理のない範囲で調べてもらうといいですね。
ご近所トラブルは誰もができれば避けたいものですから。
あとがき
分譲住宅地ですと、わりとこう言うトラブルは少ないのかなとは思いますが。それでも、お隣に住宅があったら迷惑にならない範囲で、間取りを工務店に頼んで調べてもらった方が良いと思います。
あと、ピアノをお子さんが習っているとかも時間帯によっては騒音になりますのでお互い配慮は必要ですね。
ご近所とは長いつきあいになりますので、トラブルにならないよう考えて対処しましょう。
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