じゃがいもをプランターで秋植え 早く芽が出る秋用の種芋を

じゃがいも

じゃがいもをプランターで植えるのにはまっています。9月頭に秋植えのじゃがいもを3種類、植え付けました。

今年はデジマ、アンデス赤、さんじゅう丸の三種類です。

実は去年、秋植えのじゃがいも栽培に失敗してほとんど採れなかったのです。今年は失敗しないよう、いろいろ考えて植えてみました。

じゃがいもを秋植え じゃがいもの種芋は早めに手に入れよう

じゃがいもをプランターで栽培するには、まずは園芸店から種芋を手に入れるのが大事です。じゃがいもの種芋、秋は品種が少なくてすぐになくなります。

じゃがいもには休眠期間が長い品種と短い品種があります。

休眠期間が長いというのはじゃがいもが採れてから芽が出るまでが長いということです。

春植えの男爵やメークィーンが6月に収穫された場合、休眠期間が120~130日位なので4ヶ月後、10月くらいにならないと芽が出ません。日本では10月はもう秋、どんどん寒くなるのでじゃがいもが大きくなる前に茎や葉が枯れてしまうのです。

その点、秋植えに向いているといわれる品種は8月末から9月頭に植えてすぐに芽が出てくるので、3ヶ月後の11月末くらいには収穫できるのです。

もちろん、秋植え用のじゃがいもを春に植えてもうまく収穫できます。


今年はアンデス赤、デジマ、さんじゅう丸の三種類を植えてみようと思います。

じゃがいもを自家栽培するときは園芸店やホームセンターで「種芋」として売られているものでやりましょう。

食用のじゃがいもで芽が出てきたから植えてみようと安易に思いがちですが、アブラムシを通してうつるウィルス病などにかかっていたりする場合があり、植えても大きな芋が育たず、結局はほとんど食べられないことが多いのです。

そして種芋は時期を逃さず早めに手に入れることが肝心です。

春植えはバレンタインデーを過ぎたら 2月半ば

秋植えはお盆を過ぎたら 8月半ば

実際に植えるのはもっと先かもしれませんが、特に赤や紫の変わり種の種芋は人気があり、すぐになくなります。秋植えのじゃがいもは品種が少ないです。この時期に園芸店にいけば、お好みのじゃがいもの種芋が手に入ります。

じゃがいもの秋植えは去年は失敗 水はけが悪かった?

去年の秋、プランターを2つ使い、デジマと農林1号という秋植えのじゃがいもを植えました。その前の年に秋のじゃがいものプランター栽培をして成功していたので、簡単だと思っていたのですが。

しかしどちらのじゃがいもも15cmくらいしか大きくならず、増し土も1回だけで枯れてしまい、ほとんど収穫できませんでした。

さて今年のじゃがいもは失敗したくありません。去年の失敗の原因を考えてみました。

・種芋を深く植えすぎた。

じゃがいもは増し土をしながら、種芋の周りに育つと聞いたので、7~10cmくらいの深さで穴を空けて植えました。芽が出るのに1ヶ月くらいかかりました。

・土の上にプランターがおいてあるので水はけが悪かった。

本来はプランターで野菜等を栽培する理由は土がないから。コンクリートやアスファルトなど固い地盤の上なら、水はけが良いとは思います。でも我が家は駐車場などの構造上、コンクリートの上にプランターがおけません。

・病気にかかった種芋に当たった。

これは私のせいではないですが。芽が出なかったわけではないですが、消毒が行き届いていなくて、ウィルス病やそうか病などにかかっていたのかも。でもこれは違うような気がします。

9月2日 種芋植え付け

9月の頭になりましたので、プランターでじゃがいもを植えようと思います。プランターは一番大型で72L、培養土は24Lを2袋ずつ、合計6袋用意しました。

水はけを良くするために、鉢底石という人工軽石をプランターの底に敷くことにしました。培養土と混じらないように100均で買った洗濯用ネットに入れて底にしきます。

この上から培養土を24L×2袋入れておきます。

穴は5cmくらいの深さで等間隔に3つあけ、じゃがいものへそを下にして植えます。手に持っているさんじゅう丸はへそが見えます。これを下にして浅くじゃがいもを植えました。


手前からデジマ、アンデス赤、さんじゅう丸が並んでいます。今年はうまく大きくなりますように。

今年の秋のじゃがいもの生育は 芽書き、増し土の様子は

さて、今年の秋植えのじゃがいもの生育はどうでしょうか。

デジマ

9月20日 芽生え

9月30日 左をのぞいて芽かき、増し土

10月6日 左側も増し土

デジマは10日くらいで芽が出て、まあまあの生育です。

アンデス赤

9月20日 芽生え

9月30日 右をのぞいて芽かき 増し土

10月6日 右側も増し土

アンデス赤は芽が茶色いので芽生えがよくわかりませんでした。他より生育が遅い感じです。

さんじゅう丸

9月20日 芽生え

9月30日 芽かき 全て増し土


10月6日

今の所、さんじゅう丸が一番生育が良いですね。


芽かきというのはじゃがいもの芽を2本に減らす作業です。茎が多いと、イモの数は増えますが大きく育ちません。今回は品種によっては1個に1つしか芽が出ていないので、芽かきをしていないじゃがいももあります。

まとめ

とりあえず、デジマ、アンデス赤、さんじゅう丸の三種類とも、植えつけしてから20日以内には芽生えがありましたので、ほっとしています。

秋は9月は台風や大雨が多くて、大きく育ちすぎても茎が折れないか心配です。日が長い10月中にどんどん大きくなって欲しいです。

また収穫の頃に秋植えのじゃがいもがどうなったか記事にしたいと思います。

この後の記事は

じゃがいもをプランターで秋植え 早く芽が出る秋用の種芋を

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