キーンと痛い虫歯はいやですね。私は以前は応急処置で簡単に治してくれる歯医者に通っていましたが、いい加減な治療で、大事な歯を抜く羽目になったことがあります。
虫歯や歯槽膿漏で歯が抜けてしまうのは万病の元みたいです。
虫歯が病気のきっかけになることは案外多いみたいですよ。
心臓病の手術の前に虫歯の治療が必要だった理由は
数年前にお義母さんが、心臓発作を起こして倒れました。救急車を呼び、心臓マッサージをしてもらい、一命はとりとめたのですが。
入院して精密検査をしたところ、心臓の弁のところが一部おかしいようで手術が必要とのことです。
すぐに心臓の手術をするのかと思っていましたが、まずは総合病院の歯科で虫歯の治療を始めました。
どうもお義母さんは虫歯になると痛みを抑えて簡単に治療してくれる歯科医院にしか通っていなかったので、虫歯や歯槽膿漏が完治していなかったのです。
歯周病や虫歯、口内炎などになっていると心臓等の全身麻酔による手術はできません。
これらの口の中の病気のせいで細菌が傷口から血管内に侵入して血流に乗って、心臓まで到達してしまうことがあるのです。
全身麻酔の時は人工呼吸器の管が口から気管に入れられます。その際に歯の病気や口内炎があると細菌が気管や肺に押し込まれる可能性があります。
お義母さんは心臓手術の後、総合病院から、今までのかかりつけの歯科医から、別のしっかり治療してくれる歯科医に変更するように指導されました。
日本人の歯の年齢による平均数は 食べるために必要な本数は
8020(はちまるにいまる)運動というのはご存じでしょうか。80歳で20本以上自分の歯があると、おいしくご飯がいただけて栄養が取れ、長生きに繋がるのです。
日本人の歯の平均数は
50代→25本
70代→16本
80代→10本
意外に少ないですね。
それではおいしく食べるために必要な歯の本数は
28~18本 ステーキ 堅焼せんべい フランスパン するめ
17~6本 豚肉(薄切り) せんべい おこわ かまぼこ
5~0本 うどん バナナ
歯が少なくなると食べられるものが減っていきます。歯が悪くなると体全体に悪影響を及ぼすのです。
虫歯で歯の本数が減るとどんな病気になるの?
自分の歯が少なくなるとそれが原因で病気になることがあります。
・食べ物が軟らかい炭水化物に偏る→糖尿病
・かむ回数が減り、脳への刺激が少なくなる→認知症
・食べても満腹感が得られない→肥満
虫歯や歯周病で歯を失うことはまさに万病の元となってしまうわけです。
あとがき
実は私も以前簡単な治療でOKな歯医者に行っていたのですが、金属をかぶせて治っているはずの左上の奥歯が痛む・・・。
お義母さんが新たに紹介された別の歯医者に通って、消毒したり治療をしなおしたのですが、歯茎の腫れや痛みが治まらず、結局このままでは他の歯に悪影響を及ぼすと言うことで抜歯してもらいました。
歯医者は丁寧に治療してもらえるところを選んだ方が、後々のことを考えるとよさそうです。
歯を大事にしておいしくご飯を食べて健康寿命を延ばしましょう。
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