娘が1年生の時に小学校で給食試食会があり参加してきました。おいしくてバランスも良く健康に良さそうな給食でした。今時の小学校の給食のことについて紹介します。
1年生の給食試食会 まずは栄養士の先生から説明が
娘が小学校に入学して早一月、ゴールデンウィークを終えると学校からお手紙が来ました。「給食試食会」の案内です。娘が今、どんな給食を食べているか興味津々で参加することにしました。
6月の末の平日、午前10時に親たちは理科室集合でした。まずは献立を作っている栄養士の先生から、学校給食の概要をうかがいました。
・自校給食(学校に給食施設がある)
認可保育園なども学校で調理する自校方式がメインですね。おかげで暖かい給食が食べられます。
・給食費 月額5000円(一食266円)
2年前で消費税が5%の頃なので、今はもう少し上がっているかと思います。
・標準献立 共同購入を実地
これは知らなかったです。近所の学校と共に共同購入しているようです。
・生鮮食品(肉、野菜、豆腐類、味噌、醤油)は地元商店から購入
国産は当たり前、なるべく地場産業を使うようにしているそうです。そういえば、保育園でもバナナとかパインとか輸入食材は使われていませんでした。
・当日調理
当たり前ですが、食中毒等をさけるためにもけっこう大事なことかもしれません。
あと、こちらの栄養士の先生は全体の塩分が3gくらいになるように調整しているそうです。ご飯がメインなのに薄味のおかずのようでびっくりしました。
小学1年生もエプロンマスクでしっかり配膳しています
次は我が子の1年生の教室に行って給食の配膳の様子を見学します。
最初は高学年の上級生が盛りつけしていたようですが、4月の半ばからは1年生も当番を決めて配膳するようです。
給食室から台車にのせて、給食係と担任の先生で給食が運ばれてきました。良いにおいがあたりに漂います。
給食当番の子どもはエプロン、帽子、マスクをつけて、おかず、副菜、汁物、ご飯、牛乳係に別れて配膳していました。熱い汁ものだけは担任の先生がメインにやって、子どもがお手伝いをしていました。
今日は当番でない子どもたちも、給食の配膳のときはマスクをつけて、お盆を持って並びます。
みんなに行き渡ったら、「いただきます!」の元気な挨拶で食べ始めました。お母さんたちが見ているので、子どもたちもなんだか自慢げでしたね。
ちょっと前まで保育園に通っていたのに、小学生は大人になっていくんだなぁと感心しました。
お母さんたちで試食会 これで塩分3gなんてびっくり
その時期、校外学習でいない5年生の教室で、親たちも給食をいただきました。
今日のメニューは
ご飯、ダイコンとネギの味噌汁 タンドリーチキン ジャガイモのきんぴら風サラダ 牛乳 デザートは冷凍のピーチコンポートでした。
これで塩分3gとはびっくりしました。けっこうカレー風味の鶏肉とお味噌汁でご飯が進みます。
ああ、給食だなぁと思ったのが、ビン牛乳です。私が子どもの頃は給食と言えばパン食がメインだったので良かったのですが、牛乳だけは少し違うかなと正直思いました。
でも、こんな風に栄養バランスもよく、おいしい給食が毎日、お友達と楽しく食べられるなんて、うらやましかったです。
最近は昔みたいに、給食を残した子が昼休み中にむりやり食べさせるみたいなことはないようです。アレルギーの子には代替えの食品もでるみたいです。
「S君はエビが給食に出るときは鶏の唐揚げなんだよ。うらやましいな。」とか娘は教えてくれました。
あとがき
本当に今のこどもはご飯がメインで、バランスの良いおいしい給食が食べられて幸せそうです。
時々娘に「給食のアノおかずをつくってよう!」とおねだりされてしまいます。
私も給食の「キムタクごはん」食べてみたいですね。
(キムチ、たくあん、ベーコンが入った炊き込み風ご飯だそうです。)
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