春を感じる頃になると、スーパーにイチゴがたくさん並びますね。うちの娘はイチゴのフルーツ酵素が大好き、イチゴを見ると早く作ってとせがまれます。イチゴは水分も多くてフルーツ酵素が作りやすい果物です。イチゴでフルーツ酵素を作ってみました。
お砂糖1kg、イチゴは3パック、900gを贅沢に使います
まずは材料と道具を準備しましょう
イチゴ・・・900g 上白糖・・・1kg フルーツと砂糖は1:1.1倍の割合で
ガラスの果実酒瓶・・・2L入れ ホーローなどでもOK
スケール、ボール、ペーパータオル、ざる、水切りネット、保存瓶
今回は小さめのとちおとめを使いました。酸っぱくてもかまわないので新鮮なイチゴを用意しましょう。
イチゴはさっと洗って、ペーパータオルで優しく水気を切ります。ヘタをとって半分に刻みます。大きいイチゴでも半分で大丈夫です。
ボールに入れて出てくる水分ごとはかります。今回は900g、3パックと少しイチゴが必要でした。
まず、上白糖を果実酒瓶の底に300gくらいいれます。そこへイチゴを半量加えて、さっと手で混ぜます。イチゴをつぶさないように注意しましょう。
また300g上白糖を入れて、残りのイチゴを入れるのですが・・・この時点でびんに、イチゴがいっぱいになってしまうと思いますので、軽くフタをして、3時間ほど待ちます。
時間がたつと、最初の砂糖がイチゴの水分で溶けてきて、かさがだいぶ減ってきました。
ここで、残りの上白糖を全部加えて砂糖でふたをするような感じにしましょう。
一昼夜おけば、砂糖の高さはだいぶ減っています。ここから、朝晩、毎日優しく手でかき混ぜて、イチゴの発酵を待ちましょう。最初のうちは下にたまった砂糖がよく溶けるように混ぜてあげましょう。
イチゴに泡がふつふつわき上がってきました 仕上げの作業に入りましょう
イチゴを仕込んで2週間、昨日から泡がふつふつしてきました。手で触って、泡がふわーっと出てきて白いソーダのようになれば、仕上げの作業に入りましょう。
ここで、あら漉し用のざる、ボール、酵素カスを入れる瓶、酵素シロップを入れる瓶が必要です。
あら漉し用のざるは取っ手が付いていると便利です。大きめのボールの上にざるを用意して、ゆっくり果実酒瓶を注ぎます。きれいな赤いシロップがたくさんできました。
ざるに残ったイチゴの酵素カスはおいしいデザートになります。スプーンですくって瓶に入れ、冷蔵庫の野菜室などにしまいましょう。
シロップのほうはホコリやゴミが入らないようにボールの上にフタをしてまた一晩寝かせます。
一晩寝かせて、ガラス瓶に イチゴの良い香りが広がります
ここで、できあがった酵素シロップの瓶詰めをします。台所用の水切りネットを保存瓶にかぶせて、酵素シロップを注ぎます。
今回は山菜びんの900mlを1本と450mlを2本使いました。酵素シロップは発酵して泡がでてくるので、瓶の上の方は余裕をもたせて空間があった方が良いのです。
できたシロップの瓶は冷蔵庫の野菜室などで保管しましょう。
イチゴ、トマト、ミカン、ブドウなどは水分が多いので酵素シロップがたくさんできますが、代わりに酵素カスは少なめです。
リンゴ、パイン、キウイなどはシロップよりも酵素カスがしっかり残ります。生ジャムのようでおいしいし、プレーンヨーグルトによく合います。
朝、起きてきた娘がイチゴのにおいで、フルーツ酵素ができたのに気づいたようです。さっそくイチゴの生ジャムをつまんで味見していました。
まとめ
フルーツ酵素は大さじ2杯を水470ccで薄めて、酵素水を500cc作り、朝1番に飲んでいます。他にスムージーに入れたり、サラダのドレッシングに入れたりしています。
イチゴの酵素は香りやピンクの色合いがデザート向けですね。カブやダイコンのサラダもおいしそうに赤く染まりますのでおすすめです。
他にもフルーツ酵素について記事を書いていますのでご覧ください。
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