寒くて乾燥する時期がやってきました。風邪やインフルエンザが流行ってきそうで怖いです。
風邪予防に、手洗いや外出してきたらうがいをするなどいつもより気をつけるに超したことはないのですが。
どうものどがいがいがしてくる・・・。ちょっと熱っぽくて風邪をひくかも・・。でも仕事もあるし、風邪なんか吹き飛ばしたいときに何をすれば良いのでしょうか。
風邪の予防はのどから のどの乾燥を防ぐためには
風邪の細菌やインフルエンザのウィルスはくしゃみや咳から空気中に放出され、飛沫感染という形で、鼻やのどから入ってきます。
入ってきても風邪の症状が出る方もいれば、なんともない方もいます。
ウィルスや細菌が鼻やのどから体内に入ってくるのを防ぐにはなんと言ってものどの乾燥を防ぐことが第一です。
どうものどがイラッとしてきて風邪を引きそうだな・・と感じたら、ミネラルウォーターなどの水を飲むようにしましょう。
水分が体の中に入っていくと気道の線毛運動が活発になり、ウィルスや細菌を外に出してくれるのです。
水をたくさん飲むとなぜ風邪の予防になるのか
この、線毛とはどのような働きをしているのでしょうか。
線毛は鼻やのどの粘膜に生えている細く短い毛のことを指します。実は1秒間に15回の早さで動いていて私たちの体を守ってくれています。
体内に水分が充分あると、のどの粘膜の粘液がたくさんあります。線毛はスムーズに動くので、風邪のウィルスや細菌を粘膜から追い出してくれるのです。
しかし空気が乾燥して体内の水分が不足していると、水分不足で粘液が減り、ウィルスが粘膜から体内に侵入しやすくなり、炎症をおこしやすくなります。
空気が乾燥する時期に水分不足だと、風邪のウィルスなどでのどが炎症をおこしてイガイガしてくる訳なんです。
ここで水分をたくさん飲むと粘液も補充され線毛の動きも良くなり風邪予防に効果的なんです。
水を飲んで風邪予防 効果的な水の飲み方は?
水を飲めば、のどから来る風邪を予防できるのはわかりましたが、水をどのくらいの量、どのように飲めば良いのでしょうか。
1日に水を飲む目安は
1回 200ml × 10回 = 2L
朝起きてすぐ、仕事の休憩の合間、お昼など節目、節目にこまめに飲むのがのどの乾燥を防ぎ効果的です。
一度とった水分を体の中に維持するためには一気に飲むよりも少しずつ飲むのがおすすめです。
どうも風邪を引きそうだという場合は回数を増やして、水の全体量を多くしてみましょう。
心臓病や腎臓病などで、水分摂取に制限のある方は医師に相談してみてください。
まとめ
風邪の予防に水を飲むだけ・・。簡単であっけないと感じますが、ウィルス・細菌から、粘膜を守ってくれるので案外大事なことだったんですね。
風邪の予防には、マスクをする、手洗い、うがい、部屋の加湿と共に、水をこまめにたくさんとることも頭に入れておいてください。
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