先週末から娘が鼻水が出るようになりました。日曜日には熱も出てきたので、月曜日は学校を休ませて小児科で診察を受けたところ、「インフルエンザB型」の診断がでました。
病院から処方された薬は「イナビル」という吸入のお薬でした。
このイナビルはどんなお薬なんでしょうか。
娘がインフルエンザのB型と診断 イナビルが処方されました
我が家に小6の娘がいるのですが、土曜日は朝からのどが痛かったそうです。午後から鼻水やくしゃみがひどくなり、夜はよく眠れなかったそうな。
日曜日には熱も38度くらい出てきました。日曜日も見てくれる救急センターはあるのですが、タダでさえインフルエンザが流行る時期です。月曜日に学校を休ませてかかりつけの小児科を受診しました。
小児科で娘が熱を測ると36度4分で平熱です。
診察の時、先生には熱が38度まで出たことと、鼻水や咳が出るのを伝えました。のども赤くなっているそうです。
先生「インフルエンザか検査をしますね。これで鼻をかんでください。」
昔は先生が鼻の粘膜をとっていましたが、今はサランラップみたいなのを渡されて、これで鼻水から検査するようです。
しばらく待って、検査キットを見せられました。
先生「インフルエンザB型ですね。今週いっぱいは学校はお休みです。金曜日にまた診察しますので、学校から感染診断症通知書をもらっておいて下さい。」
インフルエンザは発症した後5日を経過し、かつ、解熱した後2日が経過するまで学校には行けないそうです。私は今、ヒマな時期だから良かったですが、仕事がある親御さんはトホホですね。
先生からは「1回の吸入で済む薬と4回必要な薬がありますが、どちらにしますか?」
私「1回で済む薬でお願いします。」
こうして処方されたのが吸入薬の「イナビル」でした。10歳以上は2容器必要なんだそうです。
インフルエンザの治療薬 イナビルはどんな薬?
私が子どもの頃はインフルエンザの治療薬なんてなかったです。有名なタミフルも2001年から発売で新しい薬です。
一昨年、娘がインフルエンザになったときは「リレンザ」という吸入系の薬でした。
さてこの「イナビル」はどんな薬なんでしょうか。大きさは目薬くらいで、銀色のパッケージに封されていました。
インフルエンザウィルスは咳やくしゃみから飛沫感染し「のど」や「気管支」で増殖します。
お薬を吸入するタイプのイナビルはウィルスが増殖するのどや気管支に直接届いてウィルスの増殖を抑える作用があります。
長期間作用するタイプの薬なので最初に1回だけの吸入でオッケーです。
10才未満は1回で1容器2回吸入、10歳以上は1回で2容器分、4回吸入すれば大丈夫なんてありがたいです。
タミフルやリレンザなどは数日間服用が必要なのに比べるとイナビルは簡便ですね。
説明書をよく読んで イナビルを吸入してみよう
・薬をトントンと軽くたたいて、容器内の薬を下に集める。
・①を→方向にスライドさせる。
・入り口を口にくわえて「スーッと」大きく吸い、2~3秒息を止めてから、ゆっくりと息を吐く。(入り口に息を吹きかけないように吐くこと。)
・次は②をスライドさせて同様に吸い込む。
・もう1本ある場合も同様に吸い込む。10歳以上の方は合計4回吸い込むこと。
娘はイナビルを前にしてしばらく考え込んでいましたが
「吸ったの肺に行くの?胃に行くの?むせたりしない?苦くない?」
不安でいっぱいのようです。なんとか説得して吸い始めましたが、2回目にしてむせてしましまいました。
水を飲んで少し仕切り直しです。勢いよく薬を吸い過ぎたようです。もう1本はゆっくりやるように教えたらなんとか吸えました。
胃腸で溶けるタイプの薬ではなく、のどや気管支に直接効くタイプの粉薬なのをよく説明してあげればよかったです。
娘の感想としては「粉っぽくてちょっと苦い感じがする」そうです。(^^;)
吸った後は、気持ち悪くなったりめまいがすることがありますので、様子をよく見ていてあげましょう。
まとめ
インフルエンザも1回の吸入で効いてくれる薬が出てきたのは驚きました。
イナビルを吸入して、一回むせてしまいましたが、その後はゆっくり吸えたのでなんとか効いてくれると思います。
今日は娘の熱も下がって、鼻水も止まり、少々咳き込むだけになりました。学校はしばらくお休みなので、のんびり養生してもらおうと思っています。
コメント