蒲原まつりは屋台がたくさん 子どもだけで行くときの注意点は

蒲原まつり

今年も、新潟三大縁日のひとつである蒲原まつりがやってきます。昔は栗ノ木川という信濃川の支流の川沿いに、蒲原神社を中心にして700件くらいの屋台が並びました。

今は栗ノ木川が細く埋め立られましたが、代わりに栗の木バイパスという太い幹線道路沿いに屋台が450軒も並びます。

新潟市の中心地にある場所ですので近所に小中学校がたくさんあります。子ども達だけで屋台を見て回るのも楽しみなんですね。そんなときに危ない目にあわないような注意点を紹介します。

新潟の蒲原まつりはどんなお祭り 何が楽しみなの

新潟の蒲原まつり 開催日は毎年決まっています。

6月30日

7月1日

7月2日

この3日間で開催されるのは変わりません。今年、2018年は6月30日が土曜日、7月1日が日曜日なので、土日は大変混雑するのが予想されます。

この日に開催するのは変わらないのでたまには全部平日の時もあります。また、新潟は梅雨時なので、雨交じりの日も多いんです。

有名なのは屋台が450店もずらりと並ぶ所なんですが、神社神殿では830年の伝統を持つ御宅宣(おたくせん)という稲作の豊凶を占う神事が開催されています。

でも子ども達にとってはずらりと並んだ屋台を眺めながら、リンゴ飴やポッポ焼き(小麦粉を黒糖で焼いたお菓子)を買ったり、おもちゃやくじ引きをしたりが楽しみなんですね。

蒲原まつりに子どもだけで行かせるときのきまりは

6月の半ばになると、蒲原神社周辺の小学校、中学校には「蒲原まつり参加についてのきまり」といったプリントが配布されます。

児童、生徒同士で蒲原まつりに参加している場合は

・時間について

小学生は午後6時まで、中学生は午後8時までに祭り会場を出て寄り道をせずに帰宅しましょう。時間厳守です。

・身なり・服装について

学校で決められた服装とします。(化粧をするなど禁止)
中学生は生徒手帳を持参のこと。

・小遣いについて

お金は無駄遣いせず、計画的に使いましょう。
とも脱同士のお金の貸し借りはトラブルの原因になります。お金の貸し借りはやめましょう。

なんだかサラ金トラブルの警告文みたいですね。子どもの頃からお金のトラブルにまきこまれないよう、お祭りでお金の使い方をしっかり学ばせたいものです。

・交通安全について

交通ルールやマナーを守り、事故に巻き込まれないようにしましょう。
祭り会場へは自転車の乗り入れはできません。自転車で行く場合はほんぽーとなどの駐輪場に自転車を置いて参加しましょう。

蒲原まつりは夕方から夜更けまで大変に混雑します。信号のある交差点でも大渋滞です。警察官の誘導に従って事故に遭わないように気をつけましょう。

蒲原まつりで子どもがらみで発生したトラブルはあるの

子ども達だけで蒲原祭りに行かせた場合、一番心配なのはお友だちとはぐれてしまったり、迷子になることです。

親御さんは

・一緒に行く人

・待ち合わせ場所 はぐれた場合の集合場所

・帰宅時間(はぐれた場合は帰宅時間までに帰ることにしておく)

など確認しておいた方が良いです。

「誰と、どのようなルートで、何時に帰宅するのか」

しっかり聞いて約束させましょう。

蒲原まつりの屋台でくじ引きやゲームをしたりしてお店の人と子ども達が仲良くしていることがあります。楽しくお話しているのはいいのですが、ふっと見るとお店の人がいなくなり、子どもが店番していることがあるんです。(驚)

これはトラブルの元なんで「ちょっと見ててくれない?」とか言われても絶対に断るようにお子さんに伝えておきましょう。

過去に発生した問題としては

・小中学生が他校の生徒や高校生、社会人と仲良くなり、SNSの出会い系等で、見ず知らずの人と直接祭り会場で出会い、トラブルに巻き込まれた。

・神社境内や繁華街で祭りの日に集団でたむろして集まりその後無断外泊した。

などという非行のはじまりのような恐ろしい事例もあるようです。

まとめ

蒲原まつり実行委員会ではお子さん達の安全を守るため、育成協議会(PTA)、警察、学校の三者が連携して、事務所を設置し、巡回しています。

お子さんにも祭りの時に困った事があったら、見回りをしているPTA(学校名のギプスを着ています)の方や先生に相談してトラブルに巻き込まれないよう、お祭りを楽しんで欲しいと思います。

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