新潟市の幹線道路、栗の木バイパス沿いに蒲原神社という神社があり、毎年6月30日~7月2日のあいだ、お祭りが開催されています。すごいのは屋台、露天商の数です。神社を中心に1kmの道沿いに450件近くのお店が並びます。
新潟の蒲原まつりについて紹介します。
蒲原まつりは昔は栗の木川沿いに 1kmの長さで屋台がいっぱい
蒲原まつりは昔は「栗の木川」という川沿いの両端の道に屋台がたくさん並んでいました。
今はその栗の木川は埋め立てられ、蒲原神社がある、新潟駅寄りの側道にだけお店が並んでいます。
今から40年以上前は川の両側にお店があったので、日本一、露天商が集まるお祭りと言われていました。
6月30日の昼くらいからトラックが到着して450件以上の露天が並びます。6月30日~2日までお店が並ぶのですが、夜はすごい人で混み合います。(実は昔は7月3日まであったのですが、近隣住人への配慮で2日までになりました。)
3日間で約2万人もの人々が蒲原まつりに来場します。
蒲原神社の脇には学問の神・菅原道真公と、道真公が大切にしていた牛像が祭られています。みんなが牛をなでて学業成就しますのでつるつるしています。
蒲原まつりはまずは蒲原神社にお参りをしてから、屋台などを楽しみましょう。
新潟の蒲原まつりはお米のできを占うお祭り
蒲原まつりは800年以上前からある由緒あるお祭りです。農業の神として信仰されており、7月1日の夜に蒲原神社神楽殿にて、その年の稲作の豊凶を占う御神籤(おたくせん)の神事が行われています。
7月1日の夜に宮司がおみくじを引き、その年の米の出来具合を占います。よく当たることからその年の米相場にまで影響を与えることがあり、禁止されたことがあったそうです。
その結果は翌日の新聞にかならず掲載されますが、本当にけっこうあたるようです。
神社の周りには昔ながらの射的などのお店や、お化け屋敷、クイズ迷路などの大きいお店もあります。5~6年くらいまでは「見世物小屋」もあったんですが、後継者不足で残念ながらなくなってしましました。
神社でお参りをしたあとのまつりの楽しみは、屋台で美味しい物を食べることではないでしょうか。
おなじみのお好み焼きや焼き鳥などもありますが、蒲原まつりに来たら、ぜひ「ぽっぽ焼き」を食べてください。
黒砂糖と小麦粉を水で溶いて鯛焼きを焼くような専用の焼き型で棒状に焼いたお菓子です。焼きたてをほおばりながらお祭り気分を楽しみましょう。
新潟の蒲原まつりのアクセスは 駐車場はどうすれば
蒲原まつりの概要
開催日 2018年6月30日(土)~7月2日(月)
会場 蒲原神社とその周辺 新潟市中央区長嶺町3-18
露店出店 6月30日/13時~23時 7月01日/10時~23時 7月02日/10時~23時
7月2日には神楽などの踊りが神社前で奉納されます。
アクセス JR新潟駅万代口から徒歩約12分
北陸自動車道「亀田IC」より車で10分
蒲原まつりのための無料駐車場はありません。新潟駅周辺の有料駐車場を利用してください。新潟駅まで電車で移動して歩いた方が良さそうです。周辺も露天商のトラックがぎっしり止まっています。
あとがき
神社のお参りの後は、人混みが嫌いな方は自動車道路沿いに歩ける迂回路がありますので、そちらをどうぞ。
交番のそばの脇道は新潟の福祉ふれあい広場があり、パンやお菓子、雑貨やアクセサリーがリーズナブルなお値段で売っています。
交番向かいのタイラーメンもけっこうお気に入りです。ご都合があえばぜひ蒲原まつりにお越しください。
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