今年は娘が自由研究に花か野菜を育てたいと言い出しました。どうせなら食べられるものにしようと提案し、娘とジャガイモの袋栽培に挑戦することにしました。
春先に野菜用培養土の袋の中にタネイモを植え付ける所までを紹介します。
ジャガイモの袋栽培 野菜用培養土とタネイモをホームセンターで
近所のホームセンターに娘とタネイモを探しに行きました。
どうせならちょっと変わったイモがいいねということで、「インカのひとみ」と「シャド
ークイーン」の2種類を選びました。
インカのひとみ・・・肉質はやや粘質で舌触りは極めてなめらか。粒は中粒で肉色は黄色
の中晩生品種。栗やナッツに似た風味があり香り高い。
シャドークィーン・・・アントシアニン色素を含有する紫芋のばれいしょ。食味も良好。
紫肉色を生かした調理加工ができます。
インカのひとみは中身が黄色くて、シャドークイーンは紫色です。お菓子やポテトチップ
スとかにすると華やかで良さそうです。
あと野菜用培養土24L入りを二袋とそれが入る土のう袋を3個購入しました。
ジャガイモを育てる袋の準備をします 割り箸と土のう袋
この野菜用培養土をそのままジャガイモの栽培に使うのがおもしろいところです。
まず、外に覆う土のう袋に、ジャガイモの品種を大きくマジックで書いておきます。
今回は2種類のジャガイモを用意したので栽培袋も2つ用意します。
ジャガイモは培養土を足しながら栽培します。24Lの培養土の半分を土のう袋に出してと
っておきます。
ジャガイモは下に根を張り、上の方にイモができていくそうです。
ここで割り箸が登場、培養土袋の下から5cmと10cmのところに割り箸をさして等間隔に10
個くらいずつ排水用の穴をあけます。袋の両面に同じ作業をします。
先ほど、ジャガイモの名前を書いた土のう袋を培養土袋の下から着せて、2枚の袋を上か
らあわせて外側に巻いていき、培養土の上3cmくらいの高さにしておきます。
これで栽培用の袋の準備ができました。
ジャガイモのタネイモを袋に植え付けましょう
袋の準備ができたら、タネイモの植え付けです。ここでは24Lの培養土袋に2個タネイモを
植え付けます。
40gくらいの小ぶりのタネイモなら、切らずにそのまま植えられます。タネイモの重量を
量ってオーディションした結果、50gくらいのものもありましたが、切らないで植え付け
ることにしました。
ジャガイモの品種ごとに袋を分けるのは、品種によって成長スピードが違うので同じ袋に
別の品種を植えると失敗することがあるそうです。
タネイモを観察してみるとへそのようにへこんだ部分があります。それを下にすると上の
方は早くも小さな芽がでています。へそを下にして植え付けるのがコツです。
大きなタネイモの場合もへそを下にして縦に切って植え付けると良いでしょう。
まずはタネイモのへその位置を確認します。
15~20cm離して、深さ7~8cmの穴を掘り、へそを下にしてタネイモを穴の中に置きます。
イモの上に5cm程、土をかぶせて終了です。芽が出るまではイモが腐るので水やりはしま
せん。私はビニールシートをかぶせて、軒先など雨の当たらないところに置いておきまし
た。
芽がでるまで一ヶ月ほどかかります。それまでじっと待ちましょう。おいしいジャガイモ
ができあがるまで、約3ヶ月かかるそうです。
ジャガイモの袋栽培 その後の予定は
30日後、芽が出たら日当たりの良い所に袋を移動して水やり開始。雨ざらしも水のやり過
ぎになりますので、注意しながら水やりをしましょう。
50日後、草丈が15cmくらいになったら、大きな芽を2本に残してあとは摘みます。最初に
出した腐葉土の半分の量を袋に埋めます。
65日後、つぼみや花がつき始めたら、残った培養土を全部戻します。
70日後、なすに似た、白色や紫色の花が咲きます。
90日後、花が終わると葉が少しずつ黄色くなって枯れていきます。そうなったら水やりは
やめて、葉が全部枯れて茶色くなったのを合図に収穫しましょう。
予定通りうまくいくかな?また7月くらいに報告しますね。
その後の経過はこちらから
収穫の様子はこちらから
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