汗をかく時期になると家族の洗濯物が増えますね。毎日着ている白いYシャツやブラウスの襟元や、スポーツウエアの汗のにおいなんかはすごく気になります。
毎日の洗濯に少し手を加えるだけで洗濯物がきれいに仕上がるコツを紹介します。
洗濯のコツ Yシャツやブラウスの襟汚れ、黄ばみ黒ずみには
サラリーマンのお父さんのYシャツの襟元や娘さんの制服のブラウスの襟元など・・・毎日汗をかく時期にはどうしても黒ずんできたり、黄ばんできたりしますね。
しかし洗濯は毎日のこと、そうそうつけ置き洗いとか手間のかかることはできません。
襟元の黒ずみや黄ばみは人間の皮脂と汚れが混ざってしまって付着したモノです。汗や汗腺から出ている油が主成分なんです。
そうなると、1番その汚れ成分に近い洗剤は皮脂成分に近い弱アルカリ製の油からできた固形石けんとなります。
有名な石けんで水色の「ウタマロ」というのがありますね。この石けんでも良いし、体を洗う普通の固形石けんでも大丈夫です。
このような襟元の皮脂汚れが良く落ちる水の温度は40度くらいです。
しかし洗濯機に大量に40度のお湯を湧かして貯めるのは燃料のムダですし、他の洗濯物は汚れは落ちてもがさがさになってしまうでしょう。
私のおすすめの襟汚れの落とし方は
・古歯ブラシ、固形石けん、たらい1杯くらいの40度のお湯を用意する。
・シャツの襟元を、お湯でぬらして、汚れている所に固形石けんをすりこむ。
・古歯ブラシをあてて、泡立てながら汚れを石けん分に溶かしてかき出す。
・汚れが浮き出てきたら、たらいのお湯で襟元だけ手でもみ洗いする。
その後は他の洗濯物と一緒に洗濯機に入れて洗えばオッケーです。
固形石けんが襟元の皮脂汚れの成分と近いので40度くらいのお湯で温めながらなじませるとよく落ちるのです。
洗濯のコツ 汗のにおいと汚れを落とす方法は
お子さんの体操着やスポーツウエアの汗のにおい・・。洗濯してもスッキリ落ちなくて気になることがあります。
これは汗そのものがにおっているわけではなく、汗に含まれているタンパク質や皮脂に雑菌がついて繁殖してにおいが発生しているんです。
暑い時期に汗のついた衣類を洗濯かごなどに長時間入れておくと水分と温度で雑菌がどんどん繁殖してますますにおいがひどくなってしまいます。
布の内部で雑菌が増殖していくので時間が立てば立つほどにおいも汚れも落ちにくくなります。
汗をかく時期には洗濯物は貯めないで毎日洗濯するようにこころがけましょう。
洗濯物の汗のにおいと汚れを効果的に落とすには
粉末洗剤+クエン酸の組み合わせが良いです。
暑い時期の洗濯物は汗などのアンモニア臭がかなり付着しています。
酸性のクエン酸はアルカリ性の汚れを中性化してにおいの除去にかなりの効果があります。
最近は液体洗剤に押され気味の粉末洗剤ですが、洗濯物の泥汚れや食べ物、飲み物のシミなどは、ほとんどが酸性成分です。
弱アルカリ製の粉末洗剤の汚れ落とし効果は中性の液体洗剤よりも強力でガンコな汚れもバッチリきれいになります。
粉末洗剤(洗濯ものの量で調節)とクエン酸を水10リットルに1gくらいの割合で40度くらいのお湯で溶かしてから洗濯機で洗うと良いでしょう。
水50リットル使用の洗濯の場合
クエン酸・・・小さじ1杯
粉末洗剤・・・箱に入っているスプーンすり切り1杯(50gくらい)
これをたらいに40度のお湯を入れて溶かしてから一緒に洗濯機で洗いましょう粉末洗剤とクエン酸のW効果で汚れもにおいもスッキリ落ちて気持ちいいですよ。
布にごわつきは残りますので、柔軟剤は忘れずに入れましょう。
あとがき
普段おうちにある洗剤で時間をかけずに、襟汚れや汗のにおいをとる方法を紹介しました。
クエン酸は100均ショップのお掃除コーナーなどに少量売っています。
トイレ掃除などアンモニア臭が強い場所のお掃除にも使えるので、ホームセンターかドラックストアで大きめを買っても良いかもしれません。
ちょっとひと手間で汚れやにおいの悩みが解消しますので、試してみてください。
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