引越しの挨拶はがきは必要？出さない場合でも最低限必要なことは

春は引越しのシーズン・・・転勤や進学等の理由で引越しされる方もいるでしょう。家族で引越しとなった場合、引越しの挨拶ハガキはどうしますか？引越しの具体的な準備の方が忙しくてまだまだそこまで頭が回らないかもしれませんが、最近はどういった事情なのか調べて考えてみました。

お仕事で転勤が数年たつと必ずあり、小さなお子さんも含めて家族全員で引っ越す場合・・これは必ず引越しの挨拶ハガキを出した方が良いでしょう。

親戚と年賀状を出すような親しい間柄には出しておいた方が良いでしょう。

ご主人のみで単身赴任の場合はご主人の親戚や友人だけでも良いのではないかと思いますが。

あとは結婚等でマンションや新居に入る場合も結婚報告を兼ねて新住所を連絡しましょう。

引越しの挨拶状のハガキを出す時期は、引越しから1カ月以内に出すのが原則となります。どんなに遅くても2カ月以内には出したいものです。

ご自宅のパソコンで製作する場合は年賀状と同様、「インクジェットハガキ」にするときれいに印刷できます。

もしかすると、引っ越した土地の郵便局にその土地の企業の広告が印刷されている「エコーはがき」が売っているかもしれません。通常より5円安く、その土地の有名企業だと引越し挨拶にちょうどいいですね。

引っ越した場所が今までより遠方の場合、風景などの絵はがきやご当地切手などを利用すると、こちらに観光で来ていただいた時にたずねてもらえるかもしれません。

どうせ引越し挨拶のはがきを作るなら簡単な方がいいですね。

まずはWindowsパソコンに大体はいっているWordで引越し挨拶はがきを作ってみましょう。

うちは「Word2010」でしたので、その場合の作り方を説明します。

まずはWordを起動して、一番上のメニューから「差し込み文書」を選びます。

左側の「はがき印刷」の三角をクリックして「文面の作成（D)」を選びます。

すると「はがき文面印刷ウィザード」の画面に入ります。

あとは「次へ」をクリックして順番にすすめるだけですが、まずは「その他のあいさつ状(o)」を選びます。

レイアウトの中には「引越しのお知らせ」は二種類しかないので注意しましょう。

できあがったハガキはパソコン上で保存しておきましょう。あとでイラストを変更したり、家族の写真を入れてみたりしても良いかと思います。

もう年賀状等の住所録ができていて、出す相手が決まっているような場合は郵便局の「e転居はがき」というサービスが便利です。インターネットから「引っ越しはがき」の印刷＆郵送・投函できるサービスです。

１枚８０円＋消費税で印刷～投かんまでやってもらえます。１枚からの注文もＯＫです。（はがき代別）プリンタやハガキもいらないですし、海外からもインターネットで発送できます。

宛先は年賀状作成ソフトやエクセルの住所録を使用できますし、パソコンに入っている写真なども利用できます。

1枚80円の手数料を考えるとけっこう割高な気もしますが、時間がなくて忙しいときにはいかがでしょうか。

お子さんが進学等で家を離れる場合、あるいはなるべく個人情報を出したくなくて、引越ハガキを出さない場合もあるかもしれません。

しかし、その場合でも

引越しの際に郵便局に届け出をしておきしょう。一年間は郵便物を新住所宛に転送してもらえます。

まだ、新しい住所がはっきりしない場合も転居届のハガキだけ郵便局でもらっておいて、転居後すぐに出しましょう。

これだけしておけば、進学したお子さんの方にも、きちんと新しい住所で郵便が届くはずです。

新築やそう遠くないところへ引っ越した場合は時期にもよりますが、暑中見舞いや年賀状と兼用で新住所を伝えても良いかと思います。

親戚だけに転居ハガキ、新住所を知らせたい友人、知人にはメールで連絡など簡便に済ませる方も多いようです。

私自身は引越ハガキは、引越し時期が12月で新築でしたので、あまり深く考えず、家の前で家族と写真に撮り、年賀状で送りました。しかし新築の場合、写真を入れたり自慢げなのは新築祝いを強要している？と思われたり、子供の写真をいれるのも、独身の方や子供のいない方にはあまりありがたくないこともあるようです。

引越しを機会にいろいろなしがらみから逃れたいと思っている方もいるようで、(ストーカー的被害、いじめにあっていた等・・）泥棒対策とかも考えるとどこまで連絡していいか、なかなか難しいですね。

私もうんざりするような教育系のDMが引越しから1年立ったらこなくなり、すっきりしました。

携帯やスマホメールでどこでも連絡がとれる昨今ですが、ハガキが1枚届くとほっと暖かいきもちになりいいものです。最低限でも良いので引越しの挨拶ハガキは出しておきましょう