うちの娘は小学校6年生で来春から公立中学校に進学する予定です。10月半ばに参観日も兼ねた学校見学会があったので様子を見に行ってみました。
クラブ活動や授業の感じは体験できたのですが、わからなかったのが、スクールランチという中学の給食のシステムです。
後で先輩のお母さんにいろいろ聞いてみました。
中学校の給食 プリベイドカードをにお金を入れて
うちの地域の中学校の給食は小学校のように自校方式(校舎内に調理室があって、生徒全員で配膳して同じものを食べる)ではなくて、外部委託のセンター方式というやり方を採用しています。
もちろん、献立に気に入ったメニューがなかったり、アレルギーのある子どもはお弁当でも良いのです。
自分で選べるというのはいいですね。
スクールランチの買い方は1食290円でランチカードというプリベイドカードにあらかじめ現金を入金して買うシステムになっています。
予約方法はマークシートを使うやり方と券売機で食券を事前購入するやり方があります。
マークシートは1ヶ月分の予約ができます。例えば5月のランチを予約するには4月20日が〆切です。毎日のメニューが2つあるので希望する方を選んで鉛筆で塗ります。
午前中の指定の時間までにマークシートとお金が入ったプリベイドカードを一緒に集金ポストに入れておきます。帰りの頃には1ヶ月(約20枚)の食券とプリベイドカードが戻ってきます。
中学校の給食は一週間前までに食券予約機で買う時も
もう一つは一週間前までに食券予約機で買うやり方です。これもあらかじめ、プリベイドカードにお金を入れておきます。
食券予約機にカードを入れて、タッチパネル画面で予約したい日、メニューを選びます。1回に5日分のランチが選べます。食券が出てくるので当日までなくさないように持っていましょう。
個人的にはマークシートで1ヶ月分の予約をしてもらった方が安心だなぁとおもいますが。
この食券、レシートのように薄い紙で感熱紙で、できています。日の当たるところに食券を置いておいたら、文字が消えて読めなくなっていたなんていう笑えない話もありますので、ケースなどに入れて大事にとっておきましょう。
中学校の給食はランチルームもあるしお弁当でも良い
中学のスクールランチは外部委託のセンター方式なので、おかず、ご飯、汁物がセットになっています。これに牛乳パックがつきます。
おかずは食中毒を防ぐために温度を下げてから詰められています。ご飯や汁物は少しは温かいようですが。
この辺は自校方式にはかなわないところでしょうか。
月に2回くらい、ランチルームで温かい汁物や麺類が食べられる日があるそうで、子ども達の楽しみになっているようです。
娘が進学する予定の中学は全校で800名ほどいる大きな学校で、1年生の教室は4階です。ランチを頼んだ生徒は1階までもらいに行き、また4階の教室で食べてから、1階まで戻します。
移動ばかりで食べる時間はあるのかと心配になりますが、クラス全員のお弁当がそろったのを確認してから食べ始めるらしいので、大丈夫なようです。
小学校と違って、多少残しても先生から怒られることはないみたいですよ。
毎日、お弁当を作るよりはスクールランチはありがたいシステムですね。
あとがき
お昼の給食や弁当は小学校と違って、生徒の自主性に任せているのですが、朝学活の時に全員にお昼があるか確認するそうです。
うっかり食券を買い忘れたり、弁当もないお子さんはまずは保護者に連絡が行きます。保護者がお弁当をお昼までに学校まで持ってきてくれれば、それで大丈夫ですが、保護者に連絡がつかないこともあります。
その場合はかわいそうですが、そのお子さんは牛乳だけでお昼は食べられないそうです。
以前はランチを忘れたお子さんにお友だちがお弁当をわけてあげていた事があったらしいのですが、アレルギーの症状が出て救急車で運ばれたことがあるとか。
娘がお昼が食べられない事がないように、スクールランチをきちんと予約してあげようと思っています。
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